追記でサラッと書くつもりがやはり長くなったので、ここでタヌキ雑感。現都知事について。
ちょっと前にタヌキ不況について書いていたけど、以前からの閲覧者の方であればご存知の事かと思われるが、国内政治とマスコミはダメダメなのであんま拘って書くことはなく、言いたい事言ったらさらりと消すんですよね。これもそうだけど。
国際金融に関しては執着するけど、国内の政治って・・でしょう?腐敗した話題しかないしワイロ大学首席卒業証書の問題がでてきて多くの人が議論したらそれで良いと思いますよ。(カイロだっけ)
いずれにせよ都民のことを考え都を本当に良くしようと思っている真摯な人が当選すれば良いですね。 今の都知事のような経済音痴の目立ちたがり屋ではなく、経済にも一定程度通じていて、本当に困っている人たちに給付金やら補償金を「直ちに」届けるスキーム創設に真摯に取り組む人。あまりの遅さに倒産した人だっているわけですから。マスコミもゼンゼン目を向けないでしょう?
政治家はスピード感をもってとか速やかに、とはいうものの「直ちに」とはいわない。
緊急性でいえば「直ちに」「速やかに」「遅滞なく」の順序でしょう?そんな言葉の序列すら知らない人が政治家なのでどうしようもない。反対解釈で、直ちに送る必要はないけど、速やかには送る(つもり)、という事なのだろうか? 補償が届かない業種の人たちにとっては、その日1日1日が死活問題なわけです。
その傍らで「日本は抑制に成功した」なんて海外向けに胸張っている政治家なんて完全アウト。 亡くなった方は検査抑制やら自宅待機やらで理不尽な亡くなり方をした。それらの故人を気にもとめないどころか、追悼の念もない。
現都知事は故・志村さんの死を「最後の功績」と、どういう立場からか、とてつもない勘違いで言い放った。
都知事自身が3月21日、厚労省クラスター対策班から「4月2~8日に患者320人」と感染拡大の試算を受け取りながら、五輪強硬開催を通すため公表することはなかった。 「人命よりも五輪」なので。
仮に公表していたら?志村さんの亡くなった日は3月29日。個人的には、都知事が五輪強硬より都民の命を重要視した行動を取っていれば延命していた可能性は高いのでは、と思いますよ。
舛添さんなんて新型インフルのとき、医療崩壊につながるのは既得権益からの医師不足が問題だとわかり医学部の増員を図ったんだけどそれもすべて医療業界の既得権益やら財務省の医療費増加懸念の利害の一致から、舛添構想?も潰された。
そのことが今回の医療崩壊にもずっとつながっていて皆が思っている以上に舛添さんって本当に真摯に取り組んだ人なんだけど、ただの印象レベルでなぜか過小評価されている。個人的には今回の件に関し、舛添さんのような真摯な人が必要だったと感じている。現都知事は論外。
しかしこの国では、本当の実力や専門分野のないゴリ押し著名人や芸人がコロナ論評しているような状態で、国民はそんなTV感覚で投票しちゃうんでしょうね。 政治家はその国民の民度の表れとされているが、エンターテイメントのノリで政治に参加しちゃうもんだから、こうなってしまうんでしょうね。
五輪開催は政治家にとっては功績なんだけど、都民・国民にとってはただの負債。それすらもわからない一般国民は多い。特に若い人。ギリシャのように大変なことになる。
15年には「アテネ経由デフォルト行きのギリシャ、東京経由デフォルト行きの日本」といった自身の記事が多くのポータルに転載されたけど、五輪エンブレムがコロナに似てたりと、最初からなにかと水を差されている。
自分は都民ではない。だからこそ第3者的視点からみえるのかもしれないが、このままいけば財政は大変なことになり将来的な増税は不可欠。そしてこの人(現都知事が再選された場合)は得意の放置、で下手すると国政進出で自身の名誉のため、首相を目指す公算すら秘めている。「都知事選は消去法で小池」なんてことを聞くけど、消去法で真面目な人、の間違いなんじゃないですか?
政治家は公僕であり、権利を濫用する者ではない。国民や国の事を第一に考え、地位の高い者には国民以上に重い処罰を科し、国の規律を整える心構えが根付いている者でなくてはならない。
何より善政を行い、国民から尊敬されなくてはいけない。ここ最近の日本では、都道府県知事含む国会議員、政治家にはまったくみられない政治家像である。仮に都知事が再選すれば、、それが日本の民度なんでしょうね。日本の場合はマスコミが終わっていて、人気知事の在任実績は報じない、他の候補者は映さない、といった始末。
だからサラりと言って、さっさと削除するわけです。瞬間的な感情で報われないのでね。