FXでトレードをする場合、チャートだけでなく重要な経済指標などのデータをチェックする必要があります。
しかし、経済指標やFXに必要そうなデータについて、ググってみると数多くの情報が出てくるので、正直どのデータを参考にすればよいのか分からないという方は多いのではないでしょうか。
ここでは、Akiが重視するデータを重要なものだけに絞って紹介したいと思います。
ただし、注意して頂きたいのは、あくまで参考にしているデータのうち主要なもの紹介しているだけで、Akiがここで紹介するデータだけでトレードをしている訳ではありません。
- IMM信用残データ(IMM通貨先物ポジション)
- 各国の中央銀行の政策金利(毎週火曜日データ更新)
- 米国雇用統計
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IMM投機筋ポジション(毎週水曜日データ更新)
IMM投機筋ポジションとは、アメリカのシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で取引されている通貨先物のポジションのことをいいます。
これは、全米先物取引委員会(CFTC)により、各取引所が商品先物のポジションの公表を義務付けられています。
毎週金曜日の取引終了後に火曜日時点のポジションが公表されます。
- プラスであれば、ポジションはロング(買いポジション)
- マイナスであれば、ポジションはショート(売りポジション)
このデータでは、マーケット全体でロング(買いポジション)とショート(売りポジション)のどちらに偏っているのかを確認することができます。
多くの市場参加者は、この数字を市場全体における投機筋が保有しているポジションの縮図と推測しています。
このポジションの偏りを把握することにより、市場参加者は次の2つの推測をします。
- 投機筋の相場観は強気か弱気かニュートラルか推測できる。
- ポジションが大きく偏ると、利益確定をする市場参加者が多くなり、ポジションの巻き戻しにより、ロスカットがロスカットを呼ぶことになる。つまり、相場が大きく動く可能性がある。
日本円/米ドル
ユーロ/米ドル
ポンド/米ドル
豪ドル/米ドル
カナダドル/米ドル
スイスフラン/米ドル
NZドル/米ドル
各国の中央銀行の政策金利
政策金利とは、物価や通貨の安定のために各国の中央銀行が行う金融政策を行う際に調整される金利のことを言います。
一般的には、各国の政策金利と為替レートには相関性があり、政策金利の変動は為替レートに影響を及ぼしています。
日本の政策金利
中央銀行:日本銀行
アメリカの政策金利
中央銀行:連邦準備制度理事会(FRB)
欧州の政策金利
中央銀行:欧州中央銀行(ECB)
イギリスの政策金利
中央銀行:イングランド銀行
カナダの政策金利
中央銀行:カナダ銀行
オーストラリアの政策金利
中央銀行:オーストラリア準備銀行
ニュージーランドの政策金利
中央銀行:ニュージーランド準備銀行
スイスフランの政策金利
中央銀行:スイス国立銀行
米国雇用統計
米国雇用統計とは、米労働省労働統計局(BLS)が調査した指標で、アメリカの雇用の状況に関する指標10数項目の総称を言います。
原則として、毎月第1金曜日の21時30分(冬時間は22時30分)に発表され、発表前の予想値と結果を比較して、米国の雇用の状況を確認することができます。
発表される指標の中で、特に注目されるのは、「失業率」と「非農業部門雇用者数」です。
最近では、「平均時給」も注目されたりします。
次の記事米国雇用統計とドル円の関係性について分析しているので、参考にしてみてください。
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