急死の木村花さんのSNSに心ないコメント…著名人訴え「ネットの誹謗中傷を本気で考えなくちゃいけない時」

木村花さん
木村花さん

 フジテレビ系恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演中の女子プロレスラー・木村花さんが23日に22歳で亡くなった。木村さんのSNSに同番組への出演についてなど誹謗(ひぼう)中傷ともとれるコメントが寄せられていたことに、著名人からは疑問の声が多数あがった。

 女子プロレスの長与千種(55)は「ありえん ありえん ありえん ありえんぞ、許せない 言葉は時に鋭利過ぎるナイフになって人の心の奥深くを無残に切り裂き荒らす」と非難。さらに「SNSって顔出さずの便利な世の中になったツール。だから?便利なツールは便利にかまかけて何でもオッケーなの?プロレスラーである前に人。人は弱い所を沢山持って生きてる。弱くても強がらなきゃいけないのはなぜかわかるでしょ。信じないし、信じられない、信じたくないし」(原文まま)などと投稿した。

 タレントの武井壮(47)は「ツイートで汚い言葉を人に投げかけるってこと。。本当に人の心を傷付けるってまだ分かんねえのかなあ。。オレなんか陽気でそんなもんパコーンてできるけどさ。。そうじゃない人もいるんだよ。。」(原文まま)と嘆いた。

 お笑いコンビ「クマムシ」の長谷川俊輔(34)は「『死ね、消えろ、一生出るな』ネットの誹謗中傷を本気で考えなくちゃいけない時が来ましたね」と、ネットへの中傷コメントへの対応を真剣に考える必要性を訴えた。また、お笑いコンビ「しずる」の村上純(39)も「本当にもう誰もが誹謗中傷とかやめようよ、本当に」と呼びかけた。

 元「でんぱ組.inc」の最上もが(31)は「公開アカウントで発言した時点で世の中に自ら晒しているし、悪口だったとしたら本人が見る可能性がある、ということを自覚してない人って多いよね。本人に直接リプしてないからセーフ、なわけでもない。。みんな言ってるから大丈夫って思っちゃうのも恐ろしい。もっとやさしい言葉が増えたらいいのにな」と投稿し、続けて「傷がついていたのに、放っておいたからどんどん拡がってった。言葉の暴力はだめだよ、不特定多数からの悪意のある言葉で傷つくんだよ、自分を追い詰めるんだよ、そう言わないと減らないんじゃないかなと思うから言ってます。放っとけ、気にすんな、ってそれだけでは回避できない人もいます。人間だもの」(原文まま)と長文のツイートをした。

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請