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 茨城県常総市に市立水海道(みつかいどう)中学校夜間学級が「開校」し、6月から授業が始まる。県内初の公立夜間中学で、水海道中の校舎内に設置された。新型コロナウイルスの感染拡大により、1カ月半遅れに。さまざまな理由から学び直しを希望する生徒たちは、教室で教科書を開く日を心待ちにしている。

 4月に発足した夜間中学には、常総市周辺に住む10~70代の20人が在籍する。国籍別で見ると最も多いのがブラジルの9人で、日本6人、フィリピンとペルーが各2人と続き、ネパールが1人。外国籍の生徒が全体の7割を占める。

 授業は週末をのぞく毎日午後5時すぎから同9時前まで行われ、義務教育で受ける教科を最長3年間かけて学ぶ。日本語で進められるが、ポルトガル語などができる教員が補助する。

 ただ、生徒と教員は4月に顔あ…

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