「東京裁判史観(自虐史観)を廃して本来の日本を取り戻そう!」
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する。
( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f )
( 東京裁判史観とは → https://tinyurl.com/ugz9qah )
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▼▼▼ 緊急情報 ▼▼▼
★【水間条項TV】5月9日・10日に武漢と東京・大阪直行空路・航路新たに開通
★【レコード・チャイナ】武漢から日本へ、水運と航空の直航貨物輸送ルートが続々開通
★【ANA Cargo】5月貨物臨時便のお知らせ
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《 いま注目の論点 》
★米民主襲う「ミーツー」ブーメラン――渡辺惣樹さん
★発生源問わぬ日本の異様さ――古森義久さん
★告発された慰安婦支援団体――産経新聞
★緊急事態★尖閣諸島守る緊急事態の宣言を――山田吉彦さん
★新型コロナが突きつける「DX」――坂村健さん
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東京裁判および公職追放(1946年~52年)の時代の7年間、日本の言論は占領軍によって完全に封殺されていました。そして、大東亜戦争は日本の軍国主義者の共同謀議による侵略戦争であると頭に叩き込まれ、それが左翼の手によって教育の現場に浸透させられた結果、日本人の多くがそう思い込むようになりました。しかし、多少なりとも歴史の事実を知る人は、日本が侵略戦争をしたと決めつける東京裁判はインチキであったことに気づいていました。
[ 渡部昇一先生 ]
◆「戦犯を助けよう」
『「日本国紀」の副読本』
【 百田尚樹&有本香、産経新聞出版 (2018/12/28)、p54 】
【百田】 昭和26(1951)年9月、日本は48の国々とサンフランシスコ講和条約を締結し、昭和27(1952)年にアメリカ軍が出ていって占領が解け、日本は主権を回復しました。日本は独立国として再出発することになりました。このときに揺り戻しがあったのです。まず、戦犯を赦免(しゃめん)しようという動きがありましたね。
【有本】 戦犯の名誉回復ですね。
【百田】 サンフランシスコ講和条約で日本が主権を回復したとたんに、まず起きた大きな社会運動が「戦犯を助けよう」というものでした。当時、日本の人口は約8500万人ですが、そのうちの4千万人もの署名が集まったのです。4千万人という数は、当時の成人のほとんどが署名したということになります。
( 中略 )
【有本】 この戦犯赦免決議の前に「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議案」も衆議院で決議されています。このとき行われた討論を引くと、当時の空気が分かりやすいと思いますので、少し長いですが議事録を引用しておきます。
まずは改進党の山下春江議員です。
〈私は、改進党を代表いたしまして、ただいま上程されました戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議案に対しまして賛成の意見を申し述べたいと存じます。(拍手)
先ほど趣旨弁明の言葉の中にもございました通り、かつての極東裁判の判事であり、しかも日本の無罪を主張いたしましたインドのパール博士は、去る11月11日に、巣鴨の拘置所において、戦犯に対して、あくまでも正義を主張してやまない人間の真実の叫びとして、大要下のようなあいさつをされたのであります。
「すべて、裁判官の真諦は、人間の心の中に法の公正さに対する信頼感をもたらすことにある。その意味で、今次戦争最大の損失、最大の災害は、法的正義に対する信頼感の破壊にあつた。法律家の中には、連合国のつくつた法は、敗者である皆さんのみを対象としたものであって、彼ら自身もしくは一般人類に適用されないものであるということを告白している。もしそれが真実ならば、そこに生れたものは法律ではなくそこに成り立つものは正義ではない。ここにおられる皆さんは可能なる最悪の不公正の犠牲者である。英国において上層部の間に論争が行われている。そのうちのある者は、戦犯條例によつて定められた法は、ドイツ人を、あるいは日本人を対象とした法であって、一般社会にされるべきものではないことを認めている。連合軍は一体どこから権利を得てこれらの法律をつくり、それを適用し、それによって判決を下し得たのであろうか。」というあいさつをされておるのであります。
占領中、戦犯裁判の実相は、ことさらに隠蔽されましてその真相は報道したり、あるいはこれを批判することは、かたく禁ぜられて参りました。当時報道されましたものは、裁判がいかに公平に行われ、戦争犯罪者はいかに正義人道に反した不運残虐の徒であり、正義人道の敵として憎むべきものであるかという、一方的の宣伝のみでございました。また外地におきまする戦犯裁判の模様などは、ほとんど内地には伝えられておりませんでした。国民の敗戦による虚脱状態に乗じまして、その宣伝は巧妙をきわめたものでありまして、今でも一部国民の中には、その宣伝から抜けきれないで、何だか戦犯者に対して割り切れない気持ちを抱いている者が決して少なくないのであります。
戦犯裁判は、正義と人道の名において、今回初めて行われたものであります。しかもそれは、勝つた者が負けた者をさばくという一方的な裁判として行われたのであります。(拍手)戦犯裁判の従来の国際法の諸原則に反して、しかもフランス革命以来人権保障の根本的要件であり、現在文明諸国の基本的刑法原理である罪刑法定主義を無視いたしまして、犯罪を事後において規定し、その上、勝者が敗者に対して一方的にこれを裁判したということは、たといそれが公正なる裁判であつたといたしましても、それは文明の逆転であり、法律の権威を失墜せしめた、ぬぐうべからざる文明の汚辱であると申さなければならないのであります。(拍手)
その1、2の例をあげますと、事件の内容で、有罪項目が自分の行為ではなく、まつたく虚構であつたか、あるいは捏造された者、人違いであつた者、あるいは部下または上官の行為の責任をとらされた者などが非常に多く、さらにまた、事件発生の部隊または地域にたまたまおつたというと(ママ)によつて添(ママ)えを食つた者、さらにはなはだしきは、日本人なるがゆえに、他に何らの理由もなく処罰された者などがあるありさまでありまして、自己の行為と多少のつながりがあるといたしましても、著しく事実を誇張し、またはゆがめられたものが圧倒的に多かつたのであります。また、裁判の審理が一方的で、公判廷において被告に十分の陳述を許されず、証拠も物的証拠はなく、ほとんどが人的証拠、すなわち証人の証言によるものでありましたが、その証人も多くは公判廷に出席せず、検事のつくつた宣誓口述書を単に読み上げるものが多かつたようでございます。それは、もし証人を出席させますと、被告人と対決することにより、証人の偽つた証言が暴露されることをおそれたからでございましょう。(後略)〉
東京裁判をはじめとする戦勝国による不当な裁判を否定し、GHQによる言論統制についても批判している。見事な演説です。いまの議員たちは、これを読むべきです。
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する。
( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f )
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★米民主襲う「ミーツー」ブーメラン――渡辺惣樹さん
★発生源問わぬ日本の異様さ――古森義久さん
★告発された慰安婦支援団体――産経新聞
★緊急事態★尖閣諸島守る緊急事態の宣言を――山田吉彦さん
★新型コロナが突きつける「DX」――坂村健さん
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東京裁判および公職追放(1946年~52年)の時代の7年間、日本の言論は占領軍によって完全に封殺されていました。そして、大東亜戦争は日本の軍国主義者の共同謀議による侵略戦争であると頭に叩き込まれ、それが左翼の手によって教育の現場に浸透させられた結果、日本人の多くがそう思い込むようになりました。しかし、多少なりとも歴史の事実を知る人は、日本が侵略戦争をしたと決めつける東京裁判はインチキであったことに気づいていました。
[ 渡部昇一先生 ]
◆「戦犯を助けよう」
『「日本国紀」の副読本』
【 百田尚樹&有本香、産経新聞出版 (2018/12/28)、p54 】
【百田】 昭和26(1951)年9月、日本は48の国々とサンフランシスコ講和条約を締結し、昭和27(1952)年にアメリカ軍が出ていって占領が解け、日本は主権を回復しました。日本は独立国として再出発することになりました。このときに揺り戻しがあったのです。まず、戦犯を赦免(しゃめん)しようという動きがありましたね。
【有本】 戦犯の名誉回復ですね。
【百田】 サンフランシスコ講和条約で日本が主権を回復したとたんに、まず起きた大きな社会運動が「戦犯を助けよう」というものでした。当時、日本の人口は約8500万人ですが、そのうちの4千万人もの署名が集まったのです。4千万人という数は、当時の成人のほとんどが署名したということになります。
( 中略 )
【有本】 この戦犯赦免決議の前に「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議案」も衆議院で決議されています。このとき行われた討論を引くと、当時の空気が分かりやすいと思いますので、少し長いですが議事録を引用しておきます。
まずは改進党の山下春江議員です。
〈私は、改進党を代表いたしまして、ただいま上程されました戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議案に対しまして賛成の意見を申し述べたいと存じます。(拍手)
先ほど趣旨弁明の言葉の中にもございました通り、かつての極東裁判の判事であり、しかも日本の無罪を主張いたしましたインドのパール博士は、去る11月11日に、巣鴨の拘置所において、戦犯に対して、あくまでも正義を主張してやまない人間の真実の叫びとして、大要下のようなあいさつをされたのであります。
「すべて、裁判官の真諦は、人間の心の中に法の公正さに対する信頼感をもたらすことにある。その意味で、今次戦争最大の損失、最大の災害は、法的正義に対する信頼感の破壊にあつた。法律家の中には、連合国のつくつた法は、敗者である皆さんのみを対象としたものであって、彼ら自身もしくは一般人類に適用されないものであるということを告白している。もしそれが真実ならば、そこに生れたものは法律ではなくそこに成り立つものは正義ではない。ここにおられる皆さんは可能なる最悪の不公正の犠牲者である。英国において上層部の間に論争が行われている。そのうちのある者は、戦犯條例によつて定められた法は、ドイツ人を、あるいは日本人を対象とした法であって、一般社会にされるべきものではないことを認めている。連合軍は一体どこから権利を得てこれらの法律をつくり、それを適用し、それによって判決を下し得たのであろうか。」というあいさつをされておるのであります。
占領中、戦犯裁判の実相は、ことさらに隠蔽されましてその真相は報道したり、あるいはこれを批判することは、かたく禁ぜられて参りました。当時報道されましたものは、裁判がいかに公平に行われ、戦争犯罪者はいかに正義人道に反した不運残虐の徒であり、正義人道の敵として憎むべきものであるかという、一方的の宣伝のみでございました。また外地におきまする戦犯裁判の模様などは、ほとんど内地には伝えられておりませんでした。国民の敗戦による虚脱状態に乗じまして、その宣伝は巧妙をきわめたものでありまして、今でも一部国民の中には、その宣伝から抜けきれないで、何だか戦犯者に対して割り切れない気持ちを抱いている者が決して少なくないのであります。
戦犯裁判は、正義と人道の名において、今回初めて行われたものであります。しかもそれは、勝つた者が負けた者をさばくという一方的な裁判として行われたのであります。(拍手)戦犯裁判の従来の国際法の諸原則に反して、しかもフランス革命以来人権保障の根本的要件であり、現在文明諸国の基本的刑法原理である罪刑法定主義を無視いたしまして、犯罪を事後において規定し、その上、勝者が敗者に対して一方的にこれを裁判したということは、たといそれが公正なる裁判であつたといたしましても、それは文明の逆転であり、法律の権威を失墜せしめた、ぬぐうべからざる文明の汚辱であると申さなければならないのであります。(拍手)
その1、2の例をあげますと、事件の内容で、有罪項目が自分の行為ではなく、まつたく虚構であつたか、あるいは捏造された者、人違いであつた者、あるいは部下または上官の行為の責任をとらされた者などが非常に多く、さらにまた、事件発生の部隊または地域にたまたまおつたというと(ママ)によつて添(ママ)えを食つた者、さらにはなはだしきは、日本人なるがゆえに、他に何らの理由もなく処罰された者などがあるありさまでありまして、自己の行為と多少のつながりがあるといたしましても、著しく事実を誇張し、またはゆがめられたものが圧倒的に多かつたのであります。また、裁判の審理が一方的で、公判廷において被告に十分の陳述を許されず、証拠も物的証拠はなく、ほとんどが人的証拠、すなわち証人の証言によるものでありましたが、その証人も多くは公判廷に出席せず、検事のつくつた宣誓口述書を単に読み上げるものが多かつたようでございます。それは、もし証人を出席させますと、被告人と対決することにより、証人の偽つた証言が暴露されることをおそれたからでございましょう。(後略)〉
東京裁判をはじめとする戦勝国による不当な裁判を否定し、GHQによる言論統制についても批判している。見事な演説です。いまの議員たちは、これを読むべきです。