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「カンナビジオール(CBD)はどのような種類の痛みを治療できますか?」

最終更新日

CBD(カンナビジオール)には、リラックスやストレスの緩和の他に「鎮痛」「抗炎症作用」といった効果が期待できます。

 

CBDオイルやCBDクリームを塗ることでお肌の健康を維持する目的でも使用されていますが、どのような種類の痛みに効果があるのでしょうか。

 

医療分野では抗がん剤治療の痛みを緩和する目的でCBDを投与するなど、CBDの鎮痛効果にはあらゆる可能性が考えられます。

 

今回はCBDの「鎮痛効果」について詳しく調査してみたのでぜひご覧ください。

 

なぜCBD(カンナビジオール)に痛みを治療する効果があるのか?

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リラックス効果や睡眠改善、ストレスの緩和などはCBDの持つ一般的な効果といえるでしょう。

 

それに合わせて鎮痛効果も期待できるCBDですが、なぜCBDを摂取すると痛みを緩和することができるでしょうか。

 

まずは、CBDが痛みを緩和する仕組みについて理解していきましょう。

 

エンド・カンナビノイド・システム(ECS)の働きかける

人間の身体には「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」と呼ばれる身体調整機能が備わっています。

 

ECSは食欲や免疫、感情抑制、運動機能、睡眠、認知、発達などさまざまな人体の機能の働きを調整する役割を担っており、痛みについても関連するといわれています。

 

外部から強いストレスなどを受けるとECSの働きが弱まり「カンナビノイド欠乏症」が発生し、さまざまな症状の原因になるのですが、CBDを摂取することによってECSの働きを正常に戻すことができ、身体のあらゆる機能を活性化できます。

 

痛みに関してもこのプロセスが適用され、CBDの摂取によるECSの正常化によって痛みを緩和することが可能です。

 

CBD(カンナビジオール)はどのような種類の痛みに効果的なのか?

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「痛み」といっても幅広い種類があります。運動後の筋肉痛はもちろん、関節痛や内蔵の痛み、疾患の治療によって生じる副作用などさまざまです。

 

「CBDには鎮痛効果がある」とはいっても、どのような種類の痛みに効果的なのか明らかにしなければなりません。

 

日本臨床カンナビノイド学会」では、国際的な論文や研究を元にCBDの適応疾患リストを公表しています。

 

その中でCBDに治療効果のある痛みに関しては以下の疾患が挙げられています。

 

・進行性がんに伴う痛み
・線維筋痛
・化学療法に伴う悪心・嘔吐
・創傷(手術後)
・痛み(合計)
・偏頭痛
※評価レベルが星3つ以上で研究結果のレベルの高い疾患
(「日本臨床カンナビノイド学会」:基礎情報 作用機序より

 

これによると総合的な痛みに効くのはもちろん、進行性のがんによって生じる痛みや化学療法の副作用による痛みにも効果があるようです。

 

全身の強い痛みやこわばりといった症状を及ぼす「線維筋痛」の痛みも取り除ける可能性を秘めています。

 

CBD(カンナビジオール)が鎮痛効果を発揮した症例を紹介

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CBDはさまざまな症状の治療に投与されており、数々の症例が報告されています。

 

ここでは「臨床CBDオイル研究会」が公表しているCBDの使用症例の中から痛みに効果があったものを紹介していきます。

 

症例①帯状疱疹後神経痛(65歳男性)

帯状疱疹と診断された65歳の男性が投薬治療を続けていたところ、左胸のうずきが治らなかったためCBDオイルの服用を開始しました( 0.5mlを1日2回起床時・就寝前)

 

CBDオイルの投与を始めてから2週間程度で左胸のうずきが改善し、以後疼きが完全に消失したことが報告されています。

 

臨床CBDオイル研究会 CBD使用症例

 

症例②線維筋痛症(31歳女性)

全身が刺されるような痛みを生じていた31歳の女性。

 

線維筋痛症と診断され、薬物療法を継続していたものの改善の見込みがなく5年も経過していた中で、精神病も併発していました。

 

そこでCBDオイルを0.5ml×2回(朝・晩)投与したところ、即座に幻聴や妄想といった症状が治りました。

 

CBDオイルの服用を4ヶ月継続したところ、全身の痛みが突然消失し、以後良好な状態となりました。

 

臨床CBDオイル研究会 CBD使用症例

 

症例③線維性筋痛症(80才男性)

40歳頃から全身痛を抱えており、就寝中にも中途覚醒が生じるほどの疼痛が続いていました。

 

治療のためCBDオイルを0.5ml投与したところ疼痛が和らぎ、その後投与量を増やしながら使用を継続したところ、疼痛による中途覚醒がなくなり、痛みも改善の見込みが見られました。

 

臨床CBDオイル研究会 CBD使用症例

 

症例④4年間続いた両足部疼痛(85歳女性)

81歳の頃から左足に疼痛が生じるようになり、熟睡もままならないような状態が続いていました。

 

時には右足にも痛みが生じることがあり、整形外科で処方を受けていたのですが、症状は改善しなかったため、CBDオイルの投与を開始。

 

投与初日から疼痛が消失し、ぐっすりと眠れるようになったそうです。

 

臨床CBDオイル研究会 CBD使用症例

 

症例⑤気管支喘息、咳嗽による脇腹の痛み(4 7歳女性)

喘息の持病を持つ47歳の女性。

 

せきをするたびにわき腹に痛みを抱えていたためCBDオイルの投与を開始しました。

 

投与から10分が経過した頃には咳が止まり、脇腹の痛みも消失したそうです。

 

臨床CBDオイル研究会 CBD使用症例

 

症例⑥頚椎捻挫後遺症、前腕部尺骨側のしびれと接触痛(53歳男性)

頸椎のねんざの後遺症によって左腕部尺骨側のしびれや接触痛を抱えていた53歳の男性。

 

鎮痛剤を服用していたものの、症状が継続していたためCBDオイルの投与を開始しました。

 

投与してから5分後には疼痛が消失し、CBDオイルの服用によって一定時間痛みが緩和するといった効果が現れました。

 

臨床CBDオイル研究会 CBD使用症例

まとめ

CBD(カンナビジオール)にはさまざまな種類の痛みを緩和する効果を持っており、医療現場で治療として投与されたという症例も見ることができます。

 

筋肉痛や関節痛、頭痛などを抱えている方にもCBDの使用をおすすめします。

 

まだまだ明らかになっていないことが多いCBDですが、現時点だけでも多くの可能性を示しており、今後の医療分野でさまざまな治療に活用されることが期待できます。

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