富山市の側溝でベトナム人技能実習生の男性の他殺体が見つかった事件で、富山中央署捜査本部は27日、殺人の疑いで、同居していたベトナム国籍の技能実習生ゴ・コン・ミン容疑者(20)を再逮捕した。捜査本部によると、同容疑者は「殺意はなかった」と容疑を一部否認している。

再逮捕容疑は、4月初め、富山市赤田にある自宅アパートの室内で同居するベトナム人技能実習生のグエン・バン・ドゥックさん(21)の首などを刃物で突き刺し、殺害した疑い。

捜査本部によると、2人が同居していたアパートの複数箇所でドゥックさんの血痕が見つかった。2人の間で何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を捜査している。

捜査本部は、4月ごろにドゥックさんの遺体をアパート横の側溝に遺棄したとして、ミン容疑者を今月11日、死体遺棄容疑で逮捕。認否を明らかにしていなかったが、同容疑者が「遺体を側溝に捨てた」と供述、遺棄容疑を認めていることが新たに分かった。富山地検は死体遺棄容疑について処分保留とした。(共同)