主人公・古山裕一を演じる窪田正孝さんに、共演者のみなさんの印象をうかがいました!
今回は、第3週に登場した、ハーモニカ倶楽部・川俣銀行・ダンスホールの方々です。
館林会長は、まさに“会長”。IT企業の社長のような、できる男の雰囲気がありますよね。ひとたび演奏が始まれば、音のズレをみじんも許さない感じ。川口さんは演じるにあたって、タクトの振り方まですごく細かく意識されていたようです。ハーモニカの合奏シーンを一緒に練習する中で、ものすごく勉強熱心な方なんだな、と感じました。
大津さんとは以前も共演していますが、史郎役はピッタリだと思いました! “ザ・できない男”をうまく演じられていて、会長との対比がすごくおもしろいです。まさか、「僕の顔を思い浮かべて作曲して」というすっとんきょうな言葉が、作曲のヒントになるとは思いませんでした。この言葉は、きっと今後も生きてくると思います。
落合さんは、みんなのリーダーであり、僕の中では“ドラえもん”みたいな存在です(笑)。川俣銀行のメンバーは、みんな裕一の親みたいに温かく見てくれて、役者陣の一体感もすごいです。相島さんは現場に一瞬で溶け込んで、ムードをよくしてくださりながら、ドラマをガンガンおもしろくしてくれます!(笑)
鈴木さんみたいな大きい声のキャラクターがいると、映像に奥行きが生まれていいなぁと感じています。松尾さんは、笑いに妥協がなくガンガン行くのが最高です。「台本にないですが、踊り子からビンタを受けてもらえませんか?」という監督の提案にも、「やります。むしろやらせてください!」と応えて、何度もビンタされていました(笑)。完成した映像ではカットされてしまいましたけど(笑)。
昌子さんは“バツ3”なので、過去にはいろいろ傷つくことがあったと思うんですけど、それをみじんも感じさせない明るさがありますよね。もはや、みんなのお母さん。敬子さんの笑顔が現場に華を添えてくれています。でも、“年上のお姉さん”でもあって……。「(キスの)練習しとぐ?」と裕一に迫るシーンでは、獲物を狙うような目がおもしろかったです(笑)。
松坂さんは、僕の中では“のび太くん”です(笑)。ちょっとボケ気味だけど、優しいですよね。演じる(望月)歩くんは、空手をやっていたそうで、スタジオに入るときに必ず一礼するんです。本当にちゃんとしている方だなぁと思いました。いずれ朝ドラでヒロインの旦那さん役をやる男だと勝手に思っています(笑)。
撮影現場で、真由ちゃんは大人気でした! ファンクラブが発足して、相島さんと松尾さんが、「俺が会員番号1番だ!」「じゃあ俺は0番だ!」って言い争うくらい(笑)。かわいくて、姿勢がよくて、踊りもきれいだからこそ、裕一を振るシーンでのひょう変ぶりが怖かったですね。表情の変化がすごかった! 裕一には「幼なじみの顔くらい分かろうよ」って言いたいですけど(笑)。