純淡水のミドリフグを飼おうと思っているのですが、このミドリフグは塩分を入れる...

２ヶ月ほど前から、「純淡水域で採れたミドリフグ」を純淡水の水槽で飼育中です。
今のところは絶好調で、肌ツヤなども良好です。

外見的にも、よく輸入されてくる「ミドリフグ」よりはスポットが大きく、
一目でわかるぐらいの差はあるけど、そもそも「ミドリフグ」自体、
個体差＆地域差が大きいのでなんとも言えないところです。

ただ、よくある・・現地の業者がほぼ淡水でストックしているから
「淡水でもしばらくは飼えるよ～」というミドリフグとは違うと思います。

でも、このままずっと淡水で長期飼育できるのか？というと謎ですね。
このタイプのミドリフグが「純淡水」との触れ込みで輸入されたのは、
今年の夏が始めてで、長期飼育例があるわけではないので、
はっきりしたことが言える人は、どこにもいないでしょう。

自分の場合は、汽水の水槽も、フグ飼育の経験もそれなりにあるので、
様子をみつつ飼育中・・といった感じです。

質問者さんも、「よく観察して調子が悪くなったら、だんだん汽水にする・・」
ぐらいの感じで飼育してみてもいいかもしれませんね。
そもそも、汽水や海水というのは、
良好な水質を長期間維持するのが淡水よりずっと難しいので、
とりあえず淡水から飼育がスタートできるというのは、有利なことかもしれません。

反面、たぶん、ここで質問したりしても、
相手にされなかったり、批判されたりするケースもあると思うので、
「多くの人が飼っていて飼育例がいっぱいある」という意味で、
ノーマルのミドリフグを選ぶ手もあると思います。

迷ったら、かわいさ・・で、決めましょう（笑）


●補足見ました
ミドリフグは生息域が広く、バリエーションも多いフグなので、
一概に成魚は海水のほうがよい・・と決め付けることはできないと思います。
海水でも汽水でも状態よく長期飼育してる人はたくさんいます。

ただ、ミドリフグの成魚に対しては、かなり濃い目の汽水を用意したほうが
体調がよいことが多い・・とは言えると思います。

ミドリフグの成魚に対しては、最低３分の１海水。
それで調子が上がらないようなら、半海水～海水という感じでしょう。

いずれにせよ、この手の汽水魚には、はっきりと決まった飼育法のような
ものはないので、フグの調子をベースにして管理されるとよいと思います。