京都市は26日、28億円規模の5月追加補正予算案を発表した。4月補正予算で10億円を計上した市独自の中小企業向け支援補助金(上限30万円)について、申請が急増していることから15億円を追加で盛り込んだ。予算案は27日に開催予定の市議会に提出する。追加補正予算案を説明する京都市の門川大作市長(26日、京都市)
中小企業向け補助金は11日に受け付けを開始し、3600件程度と想定していた申請件数が15日までに1万件を超えた。門川大作市長は「原則、満額で補助したい」として大幅な増額を決めた。文化芸術活動への奨励金なども盛り込み、新型コロナウイルスの感染拡大で疲弊した市経済の活性化につなげる。