かずたま(数霊)の続きはやはりことだま(言霊)ですよね!

「ことだま」と言えば、真言宗の僧の端くれとしては、やはり「御真言」。
真言とはサンスクリット語で言う所のマントラ。イメージ 1
真実の言葉という意味です。
真実の言葉は仏の言葉であるということです。

夢枕獏さんの「陰陽師」の中でも咒という言葉が良く出てきますが、真言は正しく
咒、明咒とも訳される言葉なのです。
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 真言は言霊というだけの事はあって、千回、一万回など
 数多の真言を唱えることでの りやく(利益)も有ります。

 
 
どの宗派でもお使いになれるし、神主さんでさえ唱えられるのが「般若心経」ですが、276文字からなる言霊の力は全くもって侮れません。

お仏壇の前で手を合わせて、身内や先祖を弔うためだけの言葉ではないのです。
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般若心経を一回読むことを「般若心経一巻を読誦(どくじゅ)する」と言いますが・・・
深い思いを達成したいとき、「般若心経七巻を100日読誦」(般若心経を一日7回・百日間続ける)してみられては?
お仏壇の前でなくて構いません。

密教では他に強烈な真言がいくつかあります。
御存じかとは思いますが?
光明真言と不動明王真言(じくのしゅ)を書きますね。
光明真言は災厄・災難を取り除く真言です。 最強の言霊です

光明真言
  『おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに 
          はんどま じんばら はらばりたや うん』
願い事が有れば、一日に三回でも百回でも数を決めて日数を決めて祈念して下さい。

迷いを断ち切り、力強さと意気を高めるのが不動真言です。
不動明王真言
  『のうまく さぁまんだ ばぁざらだん せんだー 
       まーかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん』

数多くの真言が有りますが、十種の福徳を授かる「毘沙門天王功徳経」とか
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「福徳長者になれる、大いなるご利益がある」
と言われる
即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就経」の中の御真言を(三日間で千回)唱えるとえらく金運が上がるようですよ~
(お経の題名がやたら長いんですが、三日間で千回、
 誦すると貧しさ転じて福徳を得るという意味です)

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三日成就経の真言等、
真言について詳しく知りたいと思われたら、遠慮なく店にてお問い合わせください。


高野山では
皆様の幸せを願うのに
短い言葉ですが、
使われる真言が有ります。

「なむ だいし へんじょう こんごう」
 南無  大師  遍照    金剛 

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