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 新型コロナウイルスの感染拡大で利用減に悩むタクシー会社が、買い物や薬の受け取りなどを運転手に代行させる「便利屋」を始めた。外出を控えている高齢者らのニーズを取り込み、乗車以外にも客との接点を増やすことで、感染収束後の利用拡大につなげる。

 タクシー会社「未来都」(大阪府守口市)は25日から大阪市などで、新サービス「ご近所さんタクシー」を始める。利用客が専用電話で予約すると、運転手がスーパーでの買い物や病院での薬の受け取り、切符の購入などを代行。利用客の自宅に届ける。料金は後払い制で、1回30分につき千円(税込み)。延長は15分ごとに500円加算する。

 サービスを通じて客との付き合…

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