深夜の馬鹿力をお聴きいただいた方でないと
ナンノコッチャですが、
日曜日の日帰り秋田旅行。
結果行って良かったです。
いぶりがっこ美味かったし。
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放送で触れなかった言で言えば、

古いバッティングセンターで一人
バットを振っていると
少年時代を思い出してしまいまして。

その思い出の中には
ファイターズや
工藤幹夫投手も入ってまして
結構おセンチな気持ちになりました。

棺の中で眠られていた工藤さんは、
現役時代と変わらぬ体型に見受けられ
「良くこの 細い体で20勝投手になったなあ」
と思いました。

高卒二年目で日本シリーズ6試合中5試合登板して2勝
三年目に20勝をあげて投手のタイトルを総なめ
しかし無理がたったって
翌年は8勝、更に翌年は0勝
そのままマウンドに上がることはありませんでした。

生前工藤さんとお話をさせてもらった時に
「オレが20勝した年に、
 同じ秋田出身の落合さんが三冠王取っちゃったもんだから、
 秋田でもイマイチ目立たなかったよ」
と笑っていたのが印象的でした。

20勝した年の印象も強いですが
打線の援護に恵まれず、開幕から0勝7敗なのに
パ・リーグの防御率ランキング1位にいた年や
最後の年に二軍のグランドで
打者として復活すべく
内野手の練習をしていた姿を思い出します。
僕にとって工藤投手は
地道に努力をする強い人です。

体は細くて背が高いのに
太く短くの投手生命
そして人生だったと感じました。

工藤幹夫投手のご冥福をお祈りいたします。