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NHKBS1

ひとモノガタリ 選「背中を見ろとは言いません」

「先輩の背中を見て自分で学べ」という業界の常識を封印し若手職人を育成する左官屋がある。育成を担うのはまさに背中を見て育った「番頭」と呼ばれる“職人管理職”だ。

「一人前になるには10年かかる左官職人に4年でなれる」をうたい文句に、多くの若者を募る左官屋が東京にある。創業69年の原田左官工業所。深刻な職人不足の中で若手の育成方針を転換。1年目から現場でコテを握らせ手厚い指導を行う。育成の責任者は、「番頭」と呼ばれる“職人管理職”だ。自らは厳しい先輩の「背中を見て育った」番頭だが、今、全く異なるやり方で自由な価値観を持つ若者と向き合う。その悪戦苦闘を追った。

【語り】山西惇

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