仙台人の思い出の味♪『ひらつか』の「ビーピック」がここにあった!【石窯パン工房ばーすでい】

グルメ

こんにちは、はまみーです。

『ひらつか』と聞いてパン屋さんを思い浮かべるのは、間違いなくアラフォー以上の仙台人でしょう。

『ひらつか』は仙台のローカルパン屋さんで、2001年に廃業。

店舗は藤崎の西向かいにあり、今思い返しても当時としては、とてもこじゃれたパンが売られていたと思います。

紙袋は、ピンクの女の人が横を向いているイラストでした。

仙石線の高砂駅前に工場があったのですが、遠足で工場見学をした後には、出来立てのパンを頂けるんです。そちらのおいしかったこと!

そんな『ひらつか』で売られていた代表的なお菓子「ビーピック」という商品が、【石窯パン工房ばーすでい】さんで今も売られているんです。

 

店名:石窯パン工房ばーすでい
住所:宮城県名取市杜せきのした4丁目4-1
TEL:022-382-0141
営業時間: AM7:00〜PM7:00
定休日:毎月第3火曜日

今回伺ったのは名取本店です。

石窯パン工房ばーすでい】さんのホームページを見ると、利府菅谷台本店、栗生愛子本店、中山店、東北学院大学店、そして今回お邪魔した名取本店の合計5店舗あります。※東北学院店は5月31日まで臨時休業中

駐車場も広々としていて、とても止めやすくなっています。

店内はこんな感じでかなり広く、たくさんのパンの種類がありました。

感染症対策で、短い時間で買い物を済ませたので、店内のお写真は今回は少なめです。

この日は平日の朝の10時ごろで空いていましたが、以前お昼時にお邪魔した時は混んでいました。

朝の七時から営業だなんて、とても助かりますね。お近くの方がうらやましい…

イートインスペースはありますが、今は閉鎖中です。

パン屋さんの袋で黒をメインに使うなんて渋いじゃないですか!

元々は『ひらつか』で製造担当をしていた職人がレシピを持ち込み、以後、こちらで「ビーピック」を作っているということですよ。

いい話じゃないですか…しみじみ。

こちらが「ビーピック」280円です。

これ、『ひらつか』のお店の入り口に並んでたんですよね~。

以前は、利府の菅谷台本店にしかなかったようなんですけど、名取店でも今回見つけて、めっちゃテンション上がりました。

石窯パン工房ばーすでい】さんの、ホームページの商品ラインナップを見ても掲載されてないんです。

上部は、キャラメルソースと、香ばしいアーモンドスライスで贅沢にもぎっしりと覆われています。いい香り!

天気が良いので外で頂きます。は、早く食べたい。

ふわふわのパン生地に、カスタードクリームと生クリームが挟まれています。

えーっ。こんなにおいしかったっけ?かなりおいしいのですけども…。

これって本当に当時のままのレシピなのか⁉当時よりもおいしいものが街にあふれている今食べても、全然遜色ありません!

『ひらつか』は大正9年創業だそうです。仙台人が、昭和の時代からこんなおいしいお菓子を食べていたとは驚きです。

いや~、私が子どものころから慣れ親しんできた『ひらつか』、そのDNAを受け継いだ洋菓子を、今でも食べることができるなんて感激です。味は全く覚えていませんでしたが…。

「ビーコック」ですが、販売されていないときもあるようですので、電話確認してからお出かけくださいね。

仙台では他に「昭栄製パン」というローカルのパン屋さんもあり、私の高校の売店で売っていました。「南国の味黒パン」というパンが好きで、よく食べていましたね~授業中に。こちらは2009年に廃業だそうです。

 

店名:石窯パン工房ばーすでい
住所:宮城県名取市杜せきのした4丁目4-1
TEL:022-382-0141
営業時間: AM7:00〜PM7:00
定休日:毎月第3火曜日