“自粛警察”の豊島区役所職員を逮捕、飲食店に脅迫文言貼り付け

東京・豊島区の飲食店のドアに「営業するな」などと書かれた段ボールを貼り付けたとして、豊島区の職員の男が警視庁に逮捕されました。

威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは豊島区役所の職員の男（６３）で、先月１４日、豊島区のＪＲ大塚駅近くの飲食店のドアに「営業するな！火付けるぞ！」と書かれた段ボールを貼り付けて店の業務を妨害した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、男は防犯カメラの捜査で浮上し、容疑を認めたうえ、「コロナの感染者が爆発的に増えていた恐怖心から間違った正義感を持ってやってしまった」と供述しているということです。

男は、２０日に逮捕された後、２２日になって釈放されていて、警視庁は今後、在宅のまま捜査を進める方針です。豊島区は「事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしています。（22日21:52） JNN/TBS