この作品では、シンクと呼ばれる球状の暗黒空間が世界各地に唐突に出現しては、ごっそり奪っていく
恐るべき現象が発生していて、未だにどのような経路でクラスターを発生させるか判ってない新型コロナ
が立ち入れない場所を増やしていくのと同じように感じました。
数日、数ヶ月で地球自体が崩壊してしまうような絶望的な状況を暗躍しているらしい中国、天才物理
学者などが下巻で解決してしまうように読めるので下巻の刊行を期待しております。
2018年に出た、同作者の消滅世界 上下巻の現象も関わってくるようなので、未読の人は読んでおくと
理解が深まると思います。こちらもシュールなSFでなかなか面白かったし。
- フォーマット: Kindle版
- ファイルサイズ: 5244 KB
- 推定ページ数: 216 ページ
- 出版社: 中央公論新社 (2020/5/25)
- 販売: Amazon Services International, Inc.
- 言語: 日本語
- ASIN: B088NJPHTW
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能):
有効
- Word Wise: 有効にされていません
- カスタマーレビュー: 評価の数 1
- Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 3,543位 (Kindleストア 有料タイトルの売れ筋ランキングを見る)
Would you like to tell us about a lower price?