光を使った脱毛方法には大きく２種類あります。１つはレーザー脱毛、もう１つはフラッシュ脱毛です。
レーザー脱毛は出力が大きく、レーザーに比べ出力が小さいのがフラッシュ脱毛と、２つには出力に大きな違いがあります。
レーザー脱毛とフラッシュ脱毛を比較してみよう！
レーザー脱毛とは
レーザー脱毛は、肌の表面に照射すると、黒い色素に反応する光が毛の黒色に反応します。
反応すると熱が生み出され、その熱が毛乳頭と呼ばれる毛を成長させる組織を破壊するので、毛が減っていきます。
これがレーザー脱毛の脱毛方法のポイントです。
フラッシュ脱毛に比べて光の出力が強い分、強い痛みや、まれにお肌の炎症なども起こる可能性があり、
施術には非常に高度な専門資格が必要となります。
その為、レーザー脱毛は、医師の監修のもと、医療機関で行う必要があります。
レーザー脱毛の種類
１．ダイオードレーザー脱毛
アメリカのＦＤＡ（国家機関）の認証している、安全性の高い脱毛方法で、
ダイオードレーザーというものを使用し行っていくレーザー脱毛です。
黒い色素に反応するレーザー脱毛は、日焼けした肌には原則照射できません。
しかし、波長を自在に変えることのできるダイオードレーザー脱毛は、
ある程度であれば日焼けした肌にも対応可能です。
２．アレキサンドライトレーザー脱毛
アレキサンドライトという鉱石を使用して作られた脱毛方法で、
ダイオードレーザー脱毛と同様、メジャーなレーザー脱毛の一つです。
アレキサンドライトレーザー脱毛は、機械を体に押し当てる必要が無く、
ジェルも不必要のため、デリケートゾーンの脱毛に向いています。
３．ＹＡＧレーザー脱毛
ダイオードレーザー脱毛や、アレキサンドライトレーザー脱毛と異なる特徴として、
波長が長いというポイントがあるのが、ＹＡＧレーザーです。
光の波長が長いため、効果的に奥深くのムダ毛に対しても働きかけます。
レーザー脱毛のデメリットとして、照射できないパターンに肌が黒い人、日焼けした人は
施術ができないことが挙げられますが、ＹＡＧレーザーはもともと肌が黒めの人にも
照射が可能です。
他のレーザー脱毛で脱毛が出来なかったような、色素沈着した肌に対しても、
ＹＡＧレーザーならある程度の脱毛が可能です。
デメリットとしては、痛みがやや強く、産毛に対してはあまり効果がない点があります。
フラッシュ脱毛とは
レーザー脱毛と同様、フラッシュ脱毛も、肌の表面に照射すると黒い色素に反応する光が毛の黒色に反応し、
熱を生み出します。その熱が毛乳頭にダメージを与えることによって、徐々に毛を減らしていく脱毛方法になります。
フラッシュ脱毛は、光の出力を抑えているため、一般のエステサロンでも安心して施術を受けることが出来、
レーザー脱毛に比べて安全性が高いのが特徴です。
フラッシュ脱毛の種類
１．ＩＰＬ脱毛
ＩＰＬ脱毛は、レーザー脱毛と原理は似ていますが、インテンス・パルス・ライトという
光の出力を抑えたものを使用しており、レーザー脱毛に比べて
痛みや肌へのダメージが抑えられるため、脱毛サロンでも施術ができます。
また、顔の赤みやくすみが解消される他、毛穴の開きを抑制できるなど、美肌効果も期待できます。
２. ＳＳＣ脱毛
施術の流れは、ＳＳＣ脱毛もＩＰＬ脱毛と同様です。
ＩＰＬ脱毛との違いは、クリプトンライトという光を使用している部分です。
ＳＳＣ脱毛は、抑毛効果を狙った脱毛方法のため、使用できるジェルは
クリプトンライトの製造会社が提案しているもののみに限定されています。
３．ＳＨＲ脱毛
次世代型脱毛方法として、今脱毛業界では非常に注目されている脱毛法です。
毛包への施術が出来るため、毛周期に関係なく、短時間で脱毛が完了できます。
痛みや肌への負担が少ないというメリットがあるだけでなく、
日焼け肌やシミなどにも施術ができ、また、うぶ毛にも反応するという特徴があります。
４．ＮＰＬ脱毛
毛包に光を集中させる方式で、脱毛を行うのがＮＰＬ脱毛です。
ＮＰＬ脱毛では、コラーゲンを生成し、お肌の活性化を促す効果があるなど、
肌トラブルも軽減させることができます。
５．ＴＨＲ脱毛
ＳＨＲ脱毛法を更に進化させたものが、ＴＨＲ脱毛法です。
安定的に出力を抑えた光を連射することで、エネルギー低下を改善するため、
短時間での脱毛が可能です。
６．ハイパースキン方式
休止期に効果を出す脱毛法で、一般的な脱毛法と異なります。
痛みが少ないため、小さな子供や、敏感肌でも脱毛可能です。
まとめ
あなたの体や目的に合った脱毛方法は、上記複数あるレーザー脱毛とフラッシュ脱毛の
各脱毛方法から、適切なものを選ぶことが大切です。
レーザー脱毛は、基本的には医療機関などの専用施設で施術しますが、
フラッシュ脱毛は全国で普及しているので、利用もしやすいです。
