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埋め立て完了1年遅れ 総工費は当初から2.7倍の約9300億円に 辺野古新基地建設で見通しの甘さが露呈

2020年4月9日 13:58
9秒でまるわかり!
  • 名護市辺野古の新基地建設で、辺野古側の埋め立て完了時期が1年ずれ込んだ。専門家はさらなる工事の延長や工事の増額を指摘。
  • 総工事費は当初の2.7倍となる約9300億円に。台風の影響や翁長雄志知事(当時)の死去も重なり土砂投入が遅れた。
  • 政府はもともと大浦湾側から埋め立てる予定だったが、軟弱地盤の存在が誤算に。辺野古側から先に埋め立てる方針に切り替えた。

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、辺野古側の埋め立て完了時期が来秋まで1年ずれ込んだ。大浦湾側の護岸工事も、ほとんどが未着工のまま業者との契約を打ち切ったことが判明したばかり。政府の見通しの甘さが次々と露呈している。専門家からは、さらなる工事の延長や工費の増額を指摘する声もある。

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