Photographer: OLGA MALTSEVA/AFP
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【新型コロナ】米国民の4.1%感染か-米新規失業保険申請なお高水準
Mark Schoifet-
米追加経済対策、必要になる公算が大きいとムニューシン財務長官
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新型コロナ対応巡る賠償要求に中国は一切応じない-全人代報道官
新型コロナウイルス感染症(COVID19)の流行が続く中で、米国の成人の3分の1に相当する約9400万人が受診を遅らせたり、見合わせたりしていることが米国勢調査局の推計で示された。インペリアル・カレッジ・ロンドンの新たな研究報告によれば、米国の人口の4.1%が新型コロナに感染したと推計されるという。
米国の先週の新規失業保険申請件数は前週から減少したが、なお240万件を超える水準にとどまった。ムニューシン米財務長官は21日、追加の経済対策が必要になる可能性が極めて高いとの見解を示した。
新型コロナ感染拡大の中心地である米国の感染者数は1.5%増加し、感染者は156万人に達した。増加率はこの1週間の平均である1.6%を下回った。米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データで明らかになった。世界の新型コロナ感染者は500万人を突破、死者は32万9000人を上回った。
中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の張業遂報道官は21日遅く、北京で行われた記者会見で、一部の米議員による賠償を求める動きについて質問され、中国は新型コロナの感染拡大に関する訴訟の乱用や不当な賠償請求は一切受け入れないとの立場を表明した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は21日、新型コロナの影響によるかつてない景気下降について、米国民の最も脆弱(ぜいじゃく)な層が打撃を受けていると述べた。
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原題:U.S. Cases Rise 1.5%; Americans Defer Medical Care: Virus Update(抜粋)
Powell, Brainard Warn Crisis Hitting Most Fragile Americans (1)(抜粋)
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