まずはじめに・ご挨拶
初めまして、今回プロジェクトを立ち上げました夫婦です。
2018年10月、駐車場に捨てられ管理者に処分を迫られていた赤ちゃん猫数匹が保護されました。
私たち夫婦はその中の1匹に一目惚れし、「ゆめちゃん」と名付けて家族に迎え入れました。
「ゆめちゃん」は、ほかの兄弟達に比べて特にやんちゃな性格で、迎え入れてから暫くは家の中を走り回ったりしていてとても元気な子でした。
順調に大きく育ってくれていたのですが、お迎えしてから6〜7ヶ月程経過した2019年5月中旬ごろ、徐々に食欲が減っていき、遂には食事を全く口にしなくなってしまいました。
その後、短期間に体重が500g近く減ってしまい、動く時間がほとんどなくなったため心配になり病院に連れて行いました。
その日から数日で2〜3回程検査をした結果、再生性の貧血である事が発覚し、直ぐに治療を始めることになりました。
このプロジェクトで実現したいこと
調べてみると、再生性貧血は猫では珍しい病気で、生存率も低いと目にすることも多く、とてもショックを受けました。
何とかご飯は食べてもらい体力をつけてもらおうと様々なご飯を試してみましたが、中々興味を示してくれませんでした。
血が足りず、食事も口にしていないため、体を動かすのも大変そうで、基本的にはコタツの中等の暗い場所で寝ている時間が多いです。
今回のプロジェクトを通して、ゆめちゃんの治療を続けていき、再びゆめちゃんが家の中を駆け回れる様に回復して欲しいと思っています。
プロジェクトをやろうと思った理由
再生性貧血(溶血性貧血)は、赤血球が破壊され貧血になる病気です。
自己免疫疾患の1つで、リンパ球(白血球)が自分の細胞を異物とみなして攻撃してしまうことで血液中の赤血球、ヘモグロビン等が破壊され貧血状態になってしまいます。
生存率も低い病気です。
死亡率は30%~80%にもなります。
まだ詳しい原因が解明されていません。
人間では指定難病の対象で骨髄移植を行うこともある難しい病気です。
赤血球が減少し貧血になると、体に酸素が十分に行き渡らず動機や息切れ、食欲の低下や元気がなくなります。
体質なので、病気が完全に治るわけではないのでずっと病気と付き合っていかなければいけません。
再生性貧血の治療については、ステロイド等の免疫抑制剤を服用して免疫力を抑えることで、赤血球が破壊されるのを減らす治療です。薬が効き、投薬の頻度が減る猫もいれば、コンスタントに服用が必要な猫もいます。ゆめちゃんの場合、1日に2種類の薬を2回飲む量から1種類の薬を1日1回で続け数値が上がり2日に1回に減らしましたが数値が下がり、1日に1回投薬中です。
先生からは最低1日に1回のペースを続ける必要があるのでないかと話がありました。増量の可能性も十分にあります。
しかし、免疫抑制剤については高額になるものも多く、ゆめちゃんの場合は飲む量も多いため治療費が高額になってしまいます。
(通常は、薬の量を三段階に分けて増やしていく所を、ゆめちゃんは最大量からのスタートでした。)
現在は服薬での治療を続けていますが、状態は安定せず寛解には遠い状態です。
さらに、現在の免疫抑制剤の副作用で歯茎が増殖してしまいました。
また、免疫が落ちていることもあり、片方の目の涙が止まらない状態がずっと続いており、風邪や、鼻炎などにも度々かかっています。
状態によっては治療の長期化、歯茎の切除手術、さらにはひ臓の摘出手術を行う可能性があり、治療費が必要となるため、皆様の力をお借りしたいと思いプロジェクトを立ち上げました。
※ひ臓には古い血液を壊したり、新しい血液を貯めておく機能があります。
ゆめちゃんの場合は、ひ臓に血液が溜まって肥大化してしまっていて、身体中に血液を送り出せていない可能性があるため、ひ臓を摘出してあげる事で貧血が改善する可能性があるとのお話でした。
ただし、摘出したからといって必ず貧血が改善するものではなく、ゆめちゃんの身体の負担もかなり大きいため、ひ臓の摘出については、様々な薬を試して効果が出なかった場合の最終手段と考えて欲しいとの事でした。
治療とこれまでの活動
1年前に診断が出た時の数値が
赤血球 175万(基準値500万~800万)
ヘモグロビン3.6(基準値11~18)
ヘマトクリット11.9%(基準値35~55%)
です。
3,6㎏あった体重が3,2㎏まで減りました
検査は血液検査、エコー、レントゲン、そし病理検査(脾臓の細胞をとり、外部の検査機関で検査してもらいました。)を行い、診断がでました。
この時、いつ容態が急変して、死んでしまってもおかしくない状態と言われました。
現在は1週間〜1ヶ月毎の通院と毎日薬を飲んで治療を続けています。
治療方針
投薬治療では、ステロイド・免疫抑制剤(シクロスポリン、アトピカ)など数種類の薬を組み合わせて投薬を続けてきました。(アトピカ×ステロイド アトピカ×シクロスポリン アトピカ、シクロスポリン両方とも免疫抑制剤です。)
投薬してもあまり効果の薄い物もあり、ようやく今の薬で数値が上がり、継続して数値が上がった状態が確認できました。それでもヘマトクリットは25以上の数値が出てはまた25を下回る(18~22)状態の繰り返しでした。
今年に入りようやく30代の数値にのり喜んでいたのですが、再び元気がなくなり血の気も薄くなっていたため病院に行った所、
赤血球385万 (基準値500万~800万)
ヘモグロビン6.1 (基準値11~18)
ヘマトクリットが19.7 (35~52%)
まで下がってしまいました。
体重が4.3㎏→4.2㎏→3,9kg(最新)
と減り、ご飯もほとんど口にしない日が数日続きました。
このタイミングで2日に1回だった薬が1日1回に戻りました。
最新の検査では
体重3,9kg
赤血球366万 (基準値500万~850万)
ヘモグロビン6,6 (基準値11~18)
ヘマトクリット22,4(基準値35~55%)
と少しは改善しましたが、不安定な状態が続いています。
資金の使い道
ご協力いただきました金額は、ゆめちゃんの治療費に充てさせて頂きます。(一部はリターンの準備にも充てさせていただきます。)
診察の際は経過報告を必ず行い、どの様に資金を使用しについて、都度ご報告させて頂きます。
キャンプファイヤーへの手数料12%決済手数料5%の計17%が差し引かれることを加味し、金額設定させて頂きました。
なお、今回のプロジェクトは再チャレンジとなるため、目標金額も前回のプロジェクトでご支援いただいた金額と合わせた金額を考慮して設定しています。
・ゆめちゃんの薬代・・・240,000円(20,000円×12ヶ月で想定)
・ひ臓の摘出手術が必要となった場合の手術費用・・・150,000円
・歯茎の切除手術・・・30,000円〜40,000円(先生に再度確認をした際に、これ位は見込んでもらいたいとのことでした。)
・避妊手術費・・・20,000円〜30,000円
※避妊手術を今回のプロジェクトの中に含めた理由は、血液が壊された影響で黄疸が見つかり手術が受けられなかったのですが、貧血治療を続けている際に発情期を迎え、発情期が終わると同時期に改善傾向にあった貧血が悪化したことが過去に2度ありました。
そのため、ある程度貧血の改善が見えた時点で避妊手術を行わなければ再び悪化してしまう恐れがあるため、貧血治療にも関係していると考え、プロジェクトの必要な費用として含めました。
※明細一部抜粋
※1番最後の画像は一回の診療で1番費用がかかったものの参考です。
リターンについて
お礼のメール又は直筆のお手紙。画像データや写真・ポストカード・フォトアルバム等にてお礼をいたします。
(前回のプロジェクトでご支援をいただき、リターンで画像データや写真等をお送りしている方がいた場合は、前回と内容が重複しないように考えています。)
※画像データや写真・ポストカードについて、加工や文字を入れていないものが良い場合は、備考欄にその旨を入れてください。
実施スケジュール
病気発覚から現在まで約1年間治療を継続しているため、今後も病院の先生と相談して検査及び治療を行なっていきます。
なお、現在は1週間〜1ヶ月毎の通院を行なっています。
服薬する薬も血液検査の結果に改善が見られて少しでも安定するようなら減らしていく予定ですが、現在は1日1錠を服用しています。
最終的には、ゆめちゃんの身体が血液の数値をコントロールできる状態(寛解)を目指します。
服薬治療で改善が見られず、数値が下がるようであれば、先生と相談し、ひ臓の摘出を行う予定です。
歯茎の増殖については、血液の数値が安定して薬の量が減った際に切除を予定しています。(薬の副作用による再増殖を見込んでいるため。)
避妊手術についても同様に、血液の数値に改善があった場合に先生と相談して実施予定です。
最後に
私たち夫婦にとって大切な家族です。
保護されるまでの経緯や1才で難病にかかってしまったことを考えても、本当に元気になることを願っています。この子にとってこれから幸せな一生を過ごせるように私たち夫婦に力を貸してください。よろしくお願いいたします。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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