2017年から3年間弱、ほぼ毎日ずっとならおかファームの裏方をやってきたけれど、先日方向性の違いで、その役をおりた。まぁあとは彼一人でもやっていけるだろう。いろいろ援助してくれる人も増えたことだし。ただ、彼の今後のために、俺は彼がこの動画で語ってないことをいくつか暴露する。

まず、以下の曲の歌詞やアイデアは俺が考えたということ。





これらの歌詞やデモ段階の曲は俺が考えた。それを彼は動画で言っていない。全てをお話しします。といいつつまだまだ話せないことは山ほどあるのだ。その一部を今回暴露する。キャラ売りを押し付けられて苦悩した。みたいなことや、音楽だけでやっていく!と言っているその音楽ですら、自分で作ってないものもあることを隠している人間に未来はあるのか?


実はキャラに関しては基本、俺はかっこつけるな。としか言ってない。まぁこの動画でも、すでにかっこつけはじめているので、それが彼の根本なのだ。そのかっこつけの自分で今後勝負するとのことなので、過去の失敗をまた繰り返さないのを祈るだけだが。

ちなみに俺が大事にしていたのはキャラ作りではなく、ストーリーの整合性だ。前に言っていたことの続きを常に意識しながら動画を作ることを重視していた。方向性を変えるときには、このあいだの無理やりこういう動画を作ったりしていた。

こういった方向転換は彼が今やりたいこと、(この頃はエロ)をやるために、だったら、こういう話をしたらいい。と、俺が細かくスクリプトをかいていた。

彼はストーリーを紡いだりはできない。それは映画やドラマを全然見ないから起承転結のパターンを知らないのだ。それ以外に話術を磨けともしょっちゅう言っていた。一時期は「すべらない話」のyoutubeを沢山聞かせた。それらのパターンを体得できれば、何もない1日から面白い何かを見出して語ればエコにYoutubeで稼げると思っていたのだが。実は彼はプライベートでは結構面白い話を延々できるのだが、動画ではなぜかできないのだ。それがかっこつけなのだ。それができればもっと早く成功していただろうが・・・・。

そして、彼はかっこをつけない。というのをおちゃらけキャラをやることと思っているらしいが、そうではない。彼のおちゃらけは基本寒い。上にも書いたが、彼に実際にあえばわかるが、とても気さくな男で、面白い話をずっとしてる、その普通の自分をそのまま動画にしなよと俺は常日頃言ってきた。だがカメラが回ると急にかっこつけ始める。

そりゃ誰だってそういうことはあるだろう。だが、彼はそれを客観的に見て修正することを、この3年弱で養いきれなかった。そして若干ずれたキャラ作りがウケていると勘違いして、すべらない話をなんどもすべる話に変えてきた。そういった惜しい動画は何度もお蔵入りにして撮り直すか編集で直させた。一方やり直しがきかないライブのMCなどのお金がかかっている時の大事なスクリプトは全て俺が書いていた。(普段俺はそれで飯をくっている)

ストーリーについてだが、ストーリーが繋がってドラマティックになるためだったら嘘でもなんでもありだった。特に山小屋編ではもっとも収益があがったのだが、あの時のファンが多いのは、かなり作り込んでいたからだ。親に虐待された話をこれでもかと、こすりまくるのは、YOSHIKIの手法。(YOSHIKIは仲間が死んだ話で何十年も飯食ってる)視聴者が感情移入しやすいように、俺は倉本聡(北の国から)や電波少年(なすびの懸賞生活や猿岩石のヒッチハイク旅)のエッセンスを盛り込みまくって毎日脚本を書いていた。彼はその趣旨を理解して、上手に演じていた。ただ、そういった濃いコンテンツは中毒性が高く、その反動で、もっとドラマを!もっと不幸な話を聞かせてくれ!という視聴者の要求が過熱気味になり、それに応じるために金とアマギフを送れ!とこちらも半ばカルト宗教じみてきたので、北海道で健全ポジティブ志向に切り替えたのだ。ただし北海道編は基本俺はノータッチ。(子供のことで忙しかった)

ちなみに我々がなぜ北海道を選んだのかは、もっともお金を落としてくれた女性タニマチに会いにいくためだ「あなたがいてくれた」はその人のために作った曲なのだ。その人は割と無理してお金を捻出していたっぽいので、もうこれ以上はいいです。といいに行くためと、これまでのお礼を兼ねてだった。なぜ動画でそれを言わないかというと、他にも女性タニマチがいるので、そちらに援助を打ち切られるのを怖がったからだ。一時はそういうタニマチへの文面も俺が考えていた。

動画では口座に金がいくらあるかわからない。とか金に無頓着アピールをしていたが、それは今マンションを貸してくれている人が金持ちだからだ。彼はその人に嫌われないように必死に営業しているが、期待通り動画制作しなかったら追い出されるだろう。

ちなみに、「あなたがいてくれた」は、まず猿岩石がヒッチハイクの旅から帰ってきた時に歌ったような曲。ってことで俺がオーダーを出して、出てきた曲が割とよかったが、歌詞とメロディの整合性がわるいので、俺が手を入れて、わかりやすくして完成とした。「愛の力で〜」の部分は俺が考えた。割と感動できる曲として評判はいいが、そういう風に作ったのだ。

彼の目標とする登録者数3万人とFUJIROCKにいく!というのは俺が適当に考えた目標だ。本当の目標は、好きなことだけをしてバイトしないことと、あわよくば有名になること。だ。そしてそれはすでに達成できている。(有名ではないが)一方、好きなことが嫌いになるくらい彼は動画制作に追い回されている。はっきりいってバイトした方が楽なのだ。だがそこには彼の意地がある。その意地はすごいと思う。残念なのは、彼は有名人になりたい。というが、そのための努力は大してしていない。動画にダメだしすると、「毎日頭をフル回転して頭おかしくなりそうになりながら動画を作っているんだ!」といって逆ギレしてくることがよくあったが、がんばってるからいいだろ。というようなものが許されるほど、この世界は甘くない。彼には勝つための戦略がないのだ。戦略がないから、俺がいたのだ。その策士の課題がウザくなったのを、キャラを押し付けられた。とか言ってるのは片腹痛い。

さて、彼は今後音楽だけでやっていくらしいが、実際は彼はバンコクに行ってからDTMをやっていない。これが一番の問題。視聴者に買ってもらった、新しいMACにソフトをインストールしなかったり、やっぱり視聴者さん(※digさん)から援助していただいたお金で鍵盤を買わなかったり、持ち味のユニークな曲を作っていないのだ。要するに、ここなら楽に生きられるから、曲なんか作らなくてもいいや。というモードに入っているのだ。情けない。動画ではその辺も曖昧にしか話していない。俺はまた初期の頃のようにDTMで作った曲を聞きたいし、それこそみんなが待っているはずで、何度もソフトをインストールするように言ったのだが、回線が遅いだのなんだのいって、のらりくらりかわされた。だから飯を食うだけだったり、出会い系だとかで引っ張っていた。おそらく今後音楽やるといっても、適当にギターで手癖のような曲を数曲つくってお茶を濁すだけだろう。

※digさんはこのブログからならおかファームを知った人で、本当に初期の頃からCD付きサブスク野菜を買ってくれたり、高額なオーダメード作曲講座を買ってくれた人だ。(その作曲講座も俺が監修した。)いまでもサブスクを解除しないで援助してくれている本当のタニマチだ。

まぁ彼にはそういう、元来、性根が腐ったところがあり、それこそ彼らしさなのだから、それを表に出して笑いに変えろと言ってきたが、彼にはそれができなかった。というか、逆にその辺の自己評価は高い。目の前の課題から逃げて、どうでもいいことで忙しくて逃げているだけなのだが。自分では頑張ってる俺すごいと思っているふしがある。要は自分を騙しているのだ。俺はそれに気がついて欲しかった。あまり視聴者のことを言いたくないのだが、ならおかファームのコアなファンは、そういう彼の土壇場で逃げる姿に自己投影している人が多いんだと思う。それが原因でマスには響かない。だから、何かを乗り越えるというような王道のストーリー作りは俺は早々に諦めていた。なので発想を変えて、あらゆるものから逃げ続け、困ったらすぐに人に頼る男というストーリーにしたのだ。それも、人間らしいから。だが、彼はそこが苦痛だったんだろう。ついに拒絶したのだ。そして、それをキャラ作りさせられていたといっている。キャラ作りではなく、彼そのものだったのだが。


ちなみに、今回のような動画を出さなければ、俺もこんな暴露しなかったのに、人のせいにしてその場をやり過ごそうとしたから、アンサー記事を書くことした。多分他にネタがなかったんだろうと思うけれど、俺をダシに使うとこういう反撃くらうのわからない時点で追い詰められてるのわかる。まぁこんなことじゃ2000人のファンはがっかりすることはないと思うけれど、このあとにがっかりさせないように頑張ってほしい。

金の話だが、俺は彼の才能を見込んで初期には月5万援助していた。売り上げがあがったらその分は相殺で。そして、5万を超えたら売り上げの1割をいただく契約で。俺は投資するが金を捨てる気は一切なかった。絶対に回収する気だった。過去に何人かならおかファームに金の匂いを嗅ぎ取ってプロデュースしましょうかみたいな実績も何もないアホなおっさんが近寄ってきたが、俺の存在をちらつかせたら去っていった。

ならおかファームの資金源のやる気チケットというマネタイズ方式は、それまでにCD付き野菜や、作曲教材やらいろいろやって最後に見つけたクラウドファンディングスタイルだ。自分のサイトでやっているから、カードの手数料くらしか取られない。kickstarterのようなプラットフォームを使わないでもできるのだ。それも俺が全て考えた。(このブログのファンなら知っているが、俺はネットのマネタイズのプロなのだ。)原価は動画制作なので、丸々利益だ。広告がつかない状態での活動資金を捻出するにはそれしかなかった。ただ、それは広告がつく今でも全然美味しい。スパチャなんか4割もYoutubeに持っていかれるので全然おいしくない。ただし、それをエロくもおもしろくもないおっさんに払ってもらうためには、過剰なまでに同情を乞う必要がある。それがきつくなって、生活コストを最低限まで抑えられるバンコクに行ったというのもある。いつか住むところを貸してくれる人が現れるだろうとは思っていた。

山小屋での食事に関しても9割が視聴者さんから送られたアマギフ物資だ。欲しいものリストに物を追加していたのも俺。あるときから、消化できない量が送られくるようになった。ただ、これら全てそうなるだろうと俺は予想していた。最初の頃に、ふとんだの椅子だの送っていたのは俺だ。(よく考えたらそこでも投資していた)これは視聴者参加型にすることで自分も動画に参加している気にさせるためにやっていたのだ。

そんなこんなで山小屋編で初期投資は回収できたが、北海道編くらいから、経費がかかるから。とぶつぶつ言い出したので、じゃもういいや。と無償でプロデュースしていた。まぁ金に関しては俺はどうでもいい。Tシャツやロゴのデザインや発送なんかも俺が基本やっていたし、サイトの運営、各種文言やサムネイル、あらゆる文章を書いてきた。通常であれば俺は1日数万とるような仕事だ。彼は金に無頓着というか、友人の無償の労力に対しても無頓着なのだ。感謝していたら、もっと稼ぐにはどうしたらいいか、真剣に考えたはず。


今回の解散の一番の原因を客観的に考えると、それは彼がもっと早く成功すると俺は思っていたが、そううまくいかなかったことだろう。俺も結構焦り過ぎていた。毎日朝6時くらいまで動画が上がってくるのをまって、それを見てチェックしたりタイトルつけたりサムネイル作ったり、それを2年以上続けていたわけだ。日中だってシナリオをずっと考えていた。つまり疲れていたのだ。

最後に俺がダメ出しした動画は、バンコクでマスクが売り切れているという動画。「あれのどこが面白いの?何リポーターぶってんの?オチくらいつけろよ」っていったのに彼は「これはバズる」とか言っていた。(実際3000くらいまわってるので、彼の読みは正しかったのだが)、俺は上記のストーリーを重視するという方針なので、そういう流れをぶったぎるのをよしとしないのだ。また、俺が日々注意していたのは、Youtubeのコミュニティに画像と話題を投下し続けろということだ。しかし彼は2、3日やってすぐやらなくなる。その度に俺は何度もやるように注意した。これが本当に疲れる。彼は根本的にファンに食わせてもらっているという意識が薄く、ファンサービスをしない。なぜか俺が離脱してから危機感を覚えたか更新しつづけているが。

そういったことがあり、件の動画を見たとき、「そういう俺は面白くないけれど、自分で面白いと思うもの、それをやるのは自由だが、その場合サムネとタイトルは自分でやってくれ。こっちは朝までまってんだからさ。」と言ったら彼は、「もうやっていけない」と言い出したのだ。まぁそれがきっかけというよりも、俺が一切手を抜かずに指摘し続けるのが南国でボケた彼には、いい加減うざく思ったんだろう。最終的には俺には別にアドバイスくれる人だっているんだ。とか言ってた。じゃ、そいつに頼め。そして、俺は基本俺の言うことを聞かないんだったら即降りる。と最初から言っていたのでそうした。おかげで俺は今は自分に時間を大幅に割けるようになったので、いろいろ捗っている。

最後にならおかファームへ
ここまで暴露するのは気が引けたが、いちいち「プロデューサーが降りた。今後は俺一人でやっていく。これまでの俺は不自然だったでしょー。あれ全部やらされてたんだよー。」みたいな俺を挑発するような動画を出さなければ、俺はもうどうでもよかった。俺が何に怒っているかよくよく考えて今後の動画制作に生かしてくれ。もともと、誰よりも才能と行動力があるが猪突猛進で計算ができなくてハズレくじばかり引いてきた君を俺はなんとかして世に出してその才能を認めさせたいと思って手伝っていた。そしてそれのエンジンはかけられたと思う。今後必要なことも全て伝えたつもりだ。(上にも書いたし)

大多数の人がそういっているように、山小屋編は作ってる俺も面白かった。しかし、本当に寒さや環境が過酷過ぎたので、俺もかわいそうだと思い、北海道から帰ったあと、バンコクに行けば住環境は楽になるだろうと思い賛成した。環境がよくなって音楽を思う存分やる姿を俺は期待していたが、君はやらなかった。そのもっともやりたくない音楽でやっていく。と言っているのだから、滑稽だが、また格好つけない面白いならおかファームの曲を書けば(クローントゥーイ市場の夜とかそういうんじゃなくて)きっと成功すると思う。自分の十字架は自分で背負って、自分にしか書けない歌を書け。

じゃ