世界遺産、奈良・薬師寺。
穏やかな年の瀬を迎えました。
本尊は薬師三尊像。体や心の病気を癒やす仏様です。
1300年間人々の祈りを受け止めてきました。
薬師寺で、奈良時代から
変わらない姿を残している建物が東塔です。
柱や瓦などをすべて解体して修理を行い
先月、8年ぶりにその姿を現しました。
(除夜の鐘)
奈良時代の姿を取り戻そうと
これまで復興の取り組みを進めてきた薬師寺。
人々の静かな祈りが復興を支えてきました。
新年を写経で迎えようという人々が大勢集まっています。
写経とともに納められたお金は建物の復興に充てられてきました。
つづられた写経は50年で870万巻に上ります。
(除夜の鐘)
奈良時代から令和の世へ。
祈りをつなぐ鐘の音です。
(除夜の鐘)
千葉県成田市にある成田山新勝寺です。
ことし、千葉県は大型の台風に
相次いで見舞われました。
新勝寺でも、本堂の屋根が剥がれるなどの被害が出ましたが
なんとか修復を終えました。
こんばんは。
2019年は皆さんにとって
どんな年だったでしょうか。
ことしの「ゆく年くる年」はここ新勝寺から全国各地を中継でつないでお伝えします。
こちらは東京・渋谷に先月開業した、地上47階建て
渋谷スクランブルスクエアの屋上です。
大みそかのきょうはカウントダウンイベントが行われています。
そして見えてきたのが先月、完成した国立競技場。
東京オリンピックパラリンピックのメインスタジアムです。
次は平成から令和になったことし
一躍、話題となったあの場所です。
こんばんは。
新元号・令和ゆかりの地として注目された坂本八幡宮です。
10時を過ぎてから参拝する人の姿が
多くなってきました。
新元号が発表されてから1000人以上が訪れる日もありましたが多くの人が
記念撮影をする場所が、こちら。
令和の石碑です。
元号・令和のもとになった「万葉集」に出てくる、うたげが
この近くで開かれたとされ10月には、こうして記念碑も作られたんです。
令和初めての年越しに向けてにぎわいが増しています。
ことし自然災害が相次いだ日本。
ここ千葉県館山市の布良(めら)地区では9月の台風15号で記録的な暴風に見舞われおよそ8割の家屋が損壊しました。
地区にある布良崎神社では屋根が崩れ
傾いた拝殿を柱などで支えています。
倒れてしまったご神木。
そうした中でも地区の人たちはここで新年を迎えようと集まってきています。
拝殿に置かれているのは人々が100年にわたって担ぎ続けてきた神輿です。
倒壊した倉の下敷きになり壊れてしまいました。
ほとんど無傷で残ったのが子どものために新調したばかりの小さな神輿でした。
大きな神輿がわが子をかばうように小神輿を守ったのです。
「なんとか未来を守ってくれた」。
そう考えた布良の人たち。
倒れたご神木で札を作り寄付を募ることにしました。人々の決意が木札に刻まれています。
境内には新しいご神木を植えました。
復興を誓い、新年を迎えます。
山口県下関市です。
古くから韓国のプサンとを結ぶ玄関口にもなってきました。
日韓関係の悪化によりフェリーでやって来る韓国からの団体客がほぼいない状況が続いています。
下関には、およそ3000人の
在日韓国・朝鮮人の人たちが住んでいます。
その信仰を集めている韓国仏教寺院の光明寺です。
天井からつるされたはすの花を模した飾り。
信仰心を表す韓国の伝統様式です。
祈りをささげる本尊は日本でも、なじみ深い阿弥陀仏像です。
地域の人たちと親しい関係を築いてきた皆さん。
日本人と韓国人どちらの気持ちも分かる。
日韓の交流が細くなるほど心が痛むと言います。
(除夜の鐘)
平和の大梵鐘(だいぼんしょう)
ソウルオリンピックが開かれた31年前に韓国で造られました。
ハングルの「ピョンドゥン ピョンファ」。
意味は「平等と平和」。
願いを込めた鐘の音が下関の街に響きます。
(除夜の鐘)
年越しを待つ各地の様子を見てきました。
この1年、本当にさまざまなことがありましたが
なんとか、穏やかな新年を迎えたいと願う
皆さんの姿が印象的でしたね。
成田山新勝寺ではこのあと寺の本尊にちなんだ歌舞伎の技が披露されます。
本尊の不動明王は厄よけの御利益があるとされ
1000年以上前から
信仰の対象となってきました。
左右の目はそれぞれ天と地を見つめ
すべての人を救うとされています。
この表情を表したのが歌舞伎で演じられる、にらみ。
このにらみを見ると、1年間健康でいられるといわれています。
披露するのは歌舞伎俳優十一代目・市川海老蔵さんです。
先祖の衣鉢を力草に型ばかりではござりまするが
ひとつ、にらんでご覧に入れまする。(つけ打ちの音)
市川海老蔵さんによる
にらみでした。続いては、京都・知恩院です。
えーい、ひとーつ。えーい、ひとーつ。
そーれ。
(除夜の鐘)
京都は時折、小雨の降る除夜となりました。
浄土宗総本山、知恩院です。
重さ70トン、直径2.8m。
日本最大級の鐘を17人の僧侶がつきます。
この1年の人々の悩みや苦しみを打ち払おうと
心を一つにします。えーい、ひとーつ。えーい、ひとーつ。
そーれ。
(除夜の鐘)
浄土宗を開いたのは法然上人です。
南無阿弥陀仏と唱えれば
誰でも救われる。
その教えは800年間
人々の心のよりどころになってきました。
ことしも数万の人々が鐘がつかれるのを一目見ようと
長い列を成しています。
2020年が希望に満ちた年になりますよう
ことし最後の鐘です。
えーい、ひとーつ。
えーい、ひとーつ。
そーれ。
(除夜の鐘)
あけましておめでとうございます。
2020年の幕開けです。
新勝寺では年越しの瞬間に歓声が上がりました。
カウントダウンで盛り上がりましたよ。
そして、皆さん一斉に本堂に向かって
進んでいます。初詣が始まりました。
この三が日だけで300万人以上の参拝者が訪れるということです。皆さん、どんな思いで新年を迎えたんでしょうか。
それでは全国各地の新年の様子を見ていきましょう。
北海道上富良野町です。
ラベンダーの町、農業の町として全国的に知られています。
現在の気温はマイナス8度。
スキー場のゲレンデを赤く彩るのは、北の大文字です。
町を盛り上げようと
商工会青年部が33年前に始めました。
大文字を見ないと1年が始まらない。
そう話す人たちも増え今では新春の風物詩です。
(太鼓の音)
祭りを盛り上げるのは太鼓の響き。
高校や大学進学を機に町を出る人も少なくありませんが
その一方で豊かな自然に憧れ町に移り住む人も多くいます。
その一人、札幌から移住してきた西尾奈緒さんです。
夫と有機野菜を作っています。
地元の農家に一から農業を教わった西尾さん。
今では、町の未来を担う一員になっています。
新しく町に来た人と
地元で生まれ育った人たちをつなぐ、大文字の炎です。
300本のたいまつに火がつきました。
(花火の音)
豊作になりますように。
町が、にぎわいますように。
炎に希望を託し新しい年が始まりました。
再び令和ゆかりの地にある坂本八幡宮です。
年が明けてからも参拝者が
続々と訪れています。ここは宮司の常駐していない
小さな神社です。急増する参拝者の対応に
奮闘してきたのが地元の氏子会の皆さんです。
こちらの社務所も急ごしらえで建てました。
御朱印や、お守りも去年、初めて準備しました。
多くの方は60代以上です。
せっかく来られた方々に少しでも満足して帰ってほしいと
精いっぱいもてなしを続けてきました。
氏子会会長の木原一臣さんです。こんばんは。
ことしはどのような1年にしたいですか。
氏子会といたしましても
今後、若い人に引き継ぎまして
末永く、このお宮を
守っていきたいと思っております。
ありがとうございます。
徳島県中部。
四国山地に抱かれた吉野川市山川町の
山崎忌部(いんべ)神社です。
例年よりにぎやかな年越しを迎えました。
去年、地域を挙げての大事業が30年ぶりに行われたからです。
去年11月
天皇陛下即位のあとに行われた大嘗祭に
麁服と呼ばれる麻の織物を献上しました。
かつて麻植郡と呼ばれ
平安時代から麻を生産し献上してきた、この地域。
改元のときだけ特別に麻を栽培し麁服を織り上げてきました。
神社の社紋には麻の葉が描かれています。
麻は地域でとても大切にされています。
これは地元の高校の校旗。
昭和の大嘗祭に合わせて
麻で手織りされました。今も、学校の宝として
受け継がれています。
今回、麁服の織り子に名乗りをあげたのは
この校旗を見て育った若い女性たちです。
その一人、白山晴菜さんです。
年配の人たちと一緒に
地域の輪の中で
作業を続けていくにつれ
ふるさとの大切さを実感しました。
多くの人に町の宝を知ってもらいたい。
麁服に携わった人たちは
地元の学校で報告会を開こうとしています。
地域の絆を確かめ合う特別な新年です。
名古屋市中心部にある東別院です。
初詣に訪れた参拝者で境内はにぎわっています。
本堂に映し出されている光の模様はデジタル掛け軸。
仏教の教えにもつながる
一期一会の世界を表現しています。
模様の組み合わせはコンピューターで
無作為に選ばれます。
そのため、同じ模様を見ることは二度とないんです。
このイベントお寺に、なじみのない方にも
来てもらいたいと
7年前から始まりました。
そして、こんな場所もあるんです。
こちらにもあるんです。こちらの室内です。
室内にもデジタル掛け軸が映し出されています。
ここは、この日のために特別に用意されたバーなんです。
中ではホットワインですとかオリジナルカクテルが
提供されています。お話を伺いましょう。
お寺のバーで迎えた新年です。どんなお気持ちですか?
歴史のあるお寺の中に
こんなにすてきなバーがあって
楽しくお酒飲みながら
年が越せて、新鮮な気持ちです。
お寺にいることを忘れてしまいそうですが
一方で昔から変わらない風景もあります。
(鐘の音)
新年を感謝とともに迎える初鐘です。
イベントを始めてからは
多くの若い人たちも鐘をつきに来るようになりました。
(鐘の音)
江戸時代から続くこのお寺。
新しい文化を取り入れながら古きよきものを
次の世代に手渡そうとしています。
全国各地の新年の様子をお伝えしました。
いよいよ、ことしの夏には
東京オリンピックパラリンピックが開幕します。
その選手たちの
活躍を願って多くの人が
集まっている場所があります。
東京・江東区にある亀戸香取神社です。
おたき上げの火の周りに人が集まっています
ここは、もともと戦の勝利を祈願する神社でしたが
今は、スポーツの神社として親しまれています。
ふだんから、試合に勝ちたい全国大会に出たいと
多くの人が祈願に訪れますが早くも、東京オリンピック
パラリンピックへの期待も高まっているんです。
絵馬にはさまざまな願いが書き込まれていますが
こちら「いくぞ!!2020東京パラへ」。
そして、そのお隣。
「パパがとうきょうおりんぴっく
きまりますように」。こちらは近代五種の
岩元勝平選手の娘さんが書いた絵馬なんです。
2週間後、代表権を獲得しました。
参道脇に並ぶのはスポーツ灯籠。
アスリートたちに心の支えになったことばを聞いて
50基を手作りしました。
体操・内村航平選手が寄せたことばは「無心 無欲」。
その隣は東京パラリンピック出場が
内定している競泳・木村敬一選手のことば
「人生一度きり」。
2020年にかけるアスリートたち。
活躍を願う灯籠の光です。
福島県南相馬市相馬太田神社です。
3月26日から国内で始まる東京オリンピックの聖火リレー。
福島は、その出発の地です。
初日、走ってきた聖火を迎えるのは
陣羽織の、この人たち。
相馬野馬追の騎馬武者です。
毎年、年明けとともに
安全と安寧を祈ってほら貝を吹き鳴らします。
(ほら貝の音)
相馬野馬追は、この地で
1000年にわたって続く神事です。
夏には、400の騎馬武者が馬にまたがり駆け回ります。
9年前の東日本大震災と原発事故。
南相馬の人たちは避難を余儀なくされ
今も5000人以上が町を離れたままです。
かつて500騎いた騎馬武者の数も
一時、5分の1にまで激減。
それでも、この9年間欠かすことなく続けてきました。
野馬追でほら貝を吹く人たちをまとめる
木幡守さん。
3月、オリンピックの聖火も
この、ほら貝で迎えたいと考えています。
避難を続ける人たちが町に戻るきっかけにしたいと
木幡さんは野馬追を支え続けてきました。
復興五輪を掲げる東京オリンピック
パラリンピック。
福島の復興はまだ道半ばです。
ふるさとを取り戻す。
その思いを乗せて
聖火は福島から全国へとつながれていきます。
人と人とがつながっているからこそ
地域の今、そしてこれからがあると感じました。
さまざまな思いがあることを忘れずにオリンピックパラリンピックを
迎えたいと思います。
2020年。
日本にとって節目となる、この年が…。
皆さんにとって…
素晴らしい年となりまうように。
記憶喪失として保護された男。
新しい戸籍、新しい住まい、新しい仕事、新しい人生を精一杯送っている中、インターネットで見つけた中年男性に妙な親近感を覚える。
この親近感の正体を無意識に探し続けていたある日、その中年男性の陰部が映っている映像を見つけてしまう。それは自身の持つものと酷く似ていた。
予感に襲われて、仕舞い込んでいた保護当時の写真を引っ張り出す。
姿鏡をしばらく見つめた後、
「現場監督でしょ。」
と言い残し、全てを思い出した男は姿を消した。
音MAD 人力ボーカロイド など継ぎ接ぎによって歌唱させる作業の中で、
「次に何の音を置くか」を自然さを最も優先して決める時、自然さという曖昧な指標はこれは人によって異なる(知識や経験や嗜好の偏りでも違ってくるし、何かを最大化するのとまた別の何かを最大化するのはトレードオフの関係にあるのは有り得そうな話だと思う)し、どんな音をどんな曲の中で扱っているかでも大きく変わる(と思う)ので「一つの完璧なモデル(ここでは素材のセット程度の意味)を予め作っておく」という方法よりも(そんなものは存在しないし、モデルの出来不出来でクオリティが固定化してしまう(そのモデルが出せる範囲で上手くなるよりもそのモデルが参照している本物をより再現したいという動き))膨大な素材の中から選びやすいように候補を順位付けて出して、それを逐一選んでいく方が中規模な(また随時増えていく)素材を扱う上で、また将来の開拓の可能性を信じた時に最適だ(と思う)。機械学習的なアプローチはよく知らないのでスルー(物量作戦が物が無いのでなんともならなさそう)。
例えばある表現したい歌詞があって表現したい自然さに重きを置く場合(素材優位ではない場合)
とりあえず考えられるものを列挙すると
1.目的のモーラ
2.目的のピッチ(目的の音程からどれだけ近いか)
3.揺れ・カスレなどピッチシフト等の加工耐性。(ピッチが近ければ耐性も高いはずなので2.とも被る部分がある)
4.目的のモーラの前後(連続音としての適合度)
とかいろいろ出るけど、これらを作業時に
(例えば)[Tab]キーを押して検索欄を開く。>目的のモーラとピッチ[sa][C4]などを入力する。>{……nikui[sa]ai……[B4]}がトップに表示されてその下にそれよりも適合度の低いものがズラズラと上げられていく >マウスオーバーで再生しながらピックアップしてタイムラインにD&Dするとピッチシフトされた状態で配置される。
その適合度というのも単純に一つ前の音素とのパラメータ差を参照するのか複数の音素の平均やらをとるのかその都度カスタマイズすることで全体的な歌唱としての不自然さをここで抑えることができるかもしれない。
というようなシステムをサジェスト機能が優秀なノードベースのソフトをいじっている時に思いついた。
これのいいところはどの音を使うかをおよそ全ての可能性を総当たりして決めていく(よくやるやつ)作業が大幅に短縮化されるところ。順位付けも上に上げた優先条件を目的にあわせて何を一番にするか適宜変更して柔軟にピックアップできる。
じゃあその膨大なサジェストする素材データはどう管理すんねん、という話なんだけど今までは音素ごと連続音ごとに切り出して整理するというのがおそらく一般的でUTAUモデルなんかも(私は触ったこと無いのでよくわからないのですが)一つ一つ切り出して音のパラメータを設定して…ということを多分していたはず。
でもこれって前後を分断しているのでなるだけやりたくない。というのも例えば「きみのこえ」というよくあるフレーズが素材元にあって、人力ボーカロイドでも「きみのこえ」を使いたい場合、おそらく大本の「きみのこえ」をベースに細かいところをいじって行った方が楽で、クオリティも相当に上る気がする(これってUTAU使ってる人はどうやって対処しているんでしょうか)。それに切り出して単一のファイルにしちゃうとたとえば画期的なノイズ低減アルゴリズムやリバーブ削除技術が使えるようになった時にやり直しがキツくないですか。(これもモデルを収録するという文化がメインだとなかなか問題に上がらなかったりするんだろうか)
素材として使えるモデルとしてまとめる方法もこれで楽になるかもしれない。音素の前後関係の為に一曲まるまる抽出した長めの音声とそれに対応してに音素や子音・母音部分ピッチ・揺れ・カスレ等パラメータを書き加え作業を繰り返していく。ここらへんは何か適当なアルゴリズムがあれば自動でやっても問題ないかもしれない(それが難しい)。結局はサジェスト後に比較して当てはめるので。素材になるような新曲が公開されたらそれをまた同じようにファイルを追加するだけなので、時代に追随できる。また年代や録音環境によって素材の声が変わるのはよくあることで、そういうのも書き加えておいてサジェスト時に吟味するデータとして表示させるのもいいかもしれない。で、そういう書き加えたデータは音声ファイルとは別にASCIIファイルかなんかで作って仕様を決めておけば、将来ものすごい精度で自動認識できるようになる何かがあった場合にそういうツールをあとで作れる。もちろん手作業で使いやすいエディターを各々勝手に作るようなのも健全かと思う。
というのを自分ではほとんどやる気が無い。のでメモというより妄想。
とりあえず前書きと仕様だけmemo
■あんまり頑張らない
頑張って合作を貫徹しよう!という方向よりも、頑張らなくても問題が出にくいようにしよう!というのがメインです。
そもそも進捗を管理するって大変だなあと思うよやっぱ。
何十人の提出物をチェックして何十人が間に合うように尻を叩かないかんわけで、心臓にも悪い。自慢ではないが、私も記憶の限りでは一度も締め切りを守ったことがありません(ほんとうに自慢ではない)、ご迷惑をお掛けしております。
主催者・参加者ともに禍根を残さず円滑に合作を進めるためにはどうしたらいいんでしょうか。
■参加者がパートを抱えたまま投稿日前日になって連絡が取れなくなる事態は避けたい。
これが一番恐ろしい。
伝統的な合作の形をとるなら(この記事では伝統的な合作の話をしています)空いたパートは埋めなきゃいけないんですが、当然空いたパートというのは空かないと作業に取り掛かれません。心理的にもロスがデカイ。
問題にはいろんな原因が重なり合っていて一概には言えないのですが、合作の企画段階である程度アクシデントを抑える方法があるのではないかと思ってこの記事を今書いています。
#1.余裕をもったスケジュール
捗るときがあれば捗らないときもあるので、バリバリに捗っている瞬間風速を目安にしてはいけない。余裕があれば失踪が出ても大丈夫なハズでは?余裕があれば捗っている人はよりクオリティを上げることも出来ます。最低限担当者が死んでも大丈夫なくらいは余裕を持たせる必要があります。
#2.頻繁な進捗確認
そりゃやったほうがいいですけど、聞く方も聞かれる方も大変です。参加者に締め切り締め切り言いたくないですよね?(言われたくもないしなあ)
#3.失踪しやすくする
失踪者が出ても大丈夫なようにキツキツのスケジュールでやらなければいいというのはもっともですが、役に立ちません。
失踪する可能性が高いのにパートを担当させ続ける状態こそ改善の余地があるのではないでしょうか。
無理な状況に陥って、無理と言うのは心苦しいものがありますよね。言わないことで総合的な状態はより悪化するけど、それでも自分が言いたくないことには変わりない。自分からやりたいと言ってこのパートを取ったんだし、歪んでいるけど態度を変えるということは本当はしたくない。
じゃあ何もしなければ自動的に担当から外れるというのはどうでしょうか。
(ここまで前書き)
3週間ルール
□仕様
■締切はパート取得日から一律3週間
ここらへんは自分の感覚で数字を付けてるので短期間であれば何日でもいいんですが、3週間あれば何かしらできるだろうと考えて設定。合作完成日(本来の締切)ありきのスケジュールではなく(というより間に合わせるということを第一に置かないことと引き換えに(でも間に合ってほしい))、また取得するパートで何をするかメドが立ってから申請するはず(3週間で何か提出しなければならないので他に取られる前に取るだけ取って、何するかは後で決めようという不穏が発生しにくい)なのでミスマッチによる事故を防げるかな、と。また一律にすることで合作初期にパートを取った人と後期に取った人で自パートにかける時間がなるべく等しくなるようにして公平感が生まれることに期待。3週間を過ぎれば自動的にパートの担当から外れるので失踪されても3週間のロスで済みます。
■申請時から3週間以内に進捗を提出することでそこからさらに3週間締切が延長される
3週間あれば何かしらできるだろうと思いますが、完成するとは限らないので延長は進捗(音声や映像など)の提出をもって自動で行われます。自動、というのが肝で誰かの顔色を伺うことなく締め切りを伸ばせたり失踪することができます。進捗報告は面倒ですが締切の延長が前提にあればメリットの方が大きいのではないかと思います。延長された後で連絡が途絶えても既に何かしら物はあるはずなので、ゼロからはじめるより楽。じゃあ牛歩の如く締切を伸ばしまくって合作完成日に間に合わないということがあるんじゃないか?ということも考えられますが、3週間で他のパートが完成する中自分が3週間ごとに締め切りを伸ばして怯え続けることに耐えられるだろうか、進まないんだった逃げた方がが楽なんじゃないかということになると(悪意がなければ)逃げた方が楽だと思います。逃げるというと聞こえは悪いですが、バトンタッチと捉えればそれはより合作的ですね。まあ後から担当した人が前任を参考にしなければならないかというと全くそんなことはないのでドライな意味も込めて逃げると表現していますが。
また外されたパートを再び取得しても全く構いませんが、それまでに新たな担当者が割り当てられても文句は言わないで、というルール。
以上が3週間ルールの基本的な仕様です。
これを円滑に進めるためにおそらく普及しているであろうGoogleスプレッドシートとDiscordを連携させる仕組みを作りました。→今作ってる→めんどくさかったので参加者側はDiscordで完結できるようにしました
(「除夜の鐘」)
岐阜県関市、日龍峯寺です。
長い柱で支えられた姿から美濃清水とも呼ばれています。
平成最後の大みそか 特別な思いでお参りする人たちがいます。
山のふもと平成(へなり)地区の人たちです。
30年前、元号が平成になったことで同じ字の「へなり」は一躍、脚光を浴びました。
本尊の千手観音菩薩(ぼさつ)。
観光客でにぎわい活気づく地域を見守ってきました。
(「除夜の鐘」)
長年、地元の人たちによってつかれてきた年越しの鐘。
平成最後の大みそか。
時代に感謝を込めた鐘の音です。
(「除夜の鐘」)
やわらかな光に照らされる湯煙。
群馬県、草津温泉です。歴史は、およそ1300年。
「恋の病以外、すべて治す」といわれ毎年300万人ほどが訪れます。
温泉街を見守るように建つ草津山光泉寺です。
(「除夜の鐘」)
硫黄分を含んだ湯気にさらされてさびつきまだら模様になった鐘。この地域の自然の厳しさを物語っています。
ことしの年越しを地域の人たちは切実な思いで迎えました。
1月に草津白根山が噴火。客足が遠のきました。
(「除夜の鐘」)
温泉街に並ぶおよそ600のキャンドルには新しい年への決意が
記されています。これからも温泉とともに。
変わらぬ草津の願いです。
(「除夜の鐘」)
高瀬≫こちらは東京スカイツリーです。
和久田≫今、日の丸があがってきて、新年を迎える
特別なライトアップに変わりました。
2人≫こんばんは。
和久田≫ことしも残すところ10分を切りました。
まもなく平成最後の年越しを迎えます。
高瀬≫私たちが今、いるのは地上350mの展望デッキです。
営業は先ほど10時に終わりましたが
特別に開けていただきました。
和久田≫この東京の夜景。平成の30年の間に変わり続けてきました。
こちらは葛西臨海公園です。平成元年にできて以来多くの家族連れでにぎわっています。
高瀬≫そして、こちらは六本木ヒルズをはじめとした
高層ビル群です。平成に入り次々に建てられました。
和久田≫この夜景の中に年越しを前に大いに盛り上がっている場所があります。
大槻さん。
大槻≫見渡す限りの人、人、人!
ここがどこだか分かるでしょうか?東京・渋谷のスクランブル交差点です。
年越しの瞬間を待ちわびる人たちでごった返しています。
私のすぐ横にまで人が来ています。
手を振ってくれる人がいました。ありがとうございます、皆さん。
集まった皆さん、見てみますと若い人、それから外国人の方が目立ちます。年越しが近づきまして先ほどから歓声が上がったり拍手も聞こえるようになってきました。
ただ、この渋谷10月のハロウィーンで一部の人たちが軽トラックを横転させるなど大きな混乱がありました。スクランブル交差点では警察官が出てマナーを守るよう呼びかけています。
新年まであと10分を切りました。
熱気も高まってきています。にぎやかに楽しくでも、トラブルのない年越しになってほしいです。東京・渋谷でした。
高瀬≫ちょっと心配なんですけどね。和久田≫ひときわ
にぎやかでしたがどうぞ、安全に気をつけて
お過ごしいただきたいですね。
高瀬≫平成の30年 生活は便利になって豊かになった半面 私たちはこれまでにない自然災害に次々と見舞われました。
(「除夜の鐘」)
岡山県倉敷市真備町にある源福寺です。
7月の西日本豪雨で本堂が水につかり大きな被害を受けました。
寺の周りの住宅に明かりはほとんどともっていません。
豪雨で檀家の3人が亡くなり多くの人が今も自宅に帰れないままです。壁土や床板が剥がされたままの本堂。
復旧のめどは立っていません。
(「除夜の鐘」)
境内の高台に建つこのお堂は
かろうじて被害を免れました。
地域の人たちに親しまれてきた本尊の聖観音です。
本堂で水に流さればらばらになりましたが住職の手で修復されここに安置されました。くる年の平穏を祈り読経が続きます。
(「除夜の鐘」)
毎年、行列ができる鐘楼ですが
ことしは自宅に戻れた人避難先から足を運んだ人などで鐘をつきます。
一日も早く町に明かりが戻ってほしい。願いを込めた鐘の音が響きます。
北海道厚真町です。
ことし9月震度7の地震に見舞われました。気温は氷点下7度。
厳しい寒さの中での年越しとなりました。120年前に建てられた厚真神社です。北陸などから移り住み一から米作りを始めた開拓農民の心のよりどころに
なってきました。
地震で大きな被害を受けことしは臨時の祭壇が設けられました。五穀豊じょうに感謝する秋の祭りで100年にわたり使われてきたみこしです。
ことしは祭りの直前に地震が起きたため出番がありませんでした。参拝客にふるまわれているのは地元・厚真の温かい牛乳です。
酪農の復興を後押ししようと甘酒の代わりに用意されました。
(「祝詞」)
厚真町で失われた36人の尊い命。
そして、大きく傷ついた基幹産業の農業。
来年こそは豊かな実りをみんなで祝いたい。
復興への祈りです。
(「除夜の鐘」)
国宝・五重の塔がそびえる奈良・興福寺です。
創建された奈良時代には平和と繁栄を願った国づくりが進められました。ことし、1300年前と同じ姿でよみがえった、お堂があります。
本堂にあたる中金堂。高さは、およそ20m。
国内でも最大級の木造建築です。
66本ある巨大なけやきの柱はアフリカから運ばれたものです。
再建は平成3年から始まり次の時代を前にようやく果たされました。
屋根瓦は、およそ8万枚。
その裏には寄進した人々の平和を願うことばが刻まれています。
(「除夜の鐘」)
本尊の釈迦如来像です。その周りを国宝の四天王像などが囲んでいます。
そして色鮮やかに復元された法相柱。
興福寺の教義法相宗の発展に尽くした14人の僧侶が描かれています。
現代によみがえった安寧を願うまなざしです。次の時代が安らかで平和な世の中でありますように。
平成最後の除夜の鐘です。
(「除夜の鐘」)
高瀬≫新しい年が始まりました。
和久田≫東京スカイツリーからは東京ディズニーランドの
新年を祝う花火が見えます。今夜はカウントダウンイベントで
多くの人が来場しているということです。
2人≫あけましておめでとうございます。
和久田≫2019年平成31年の幕開けです。
高瀬≫いよいよ平成最後の年が始まりましたね。
和久田≫皆さんどんなことを願って年を越したでしょうか。
高瀬≫新年を迎えてあの場所はどうなっているでしょうか。東京・渋谷です。
大槻≫あけましておめでとうございます。こちらは、大変な盛り上がりです。
年越しの瞬間にはカウントダウンの大合唱が起こりました。
そして、まさに年越しの瞬間。
道路を埋め尽くした人からは大歓声が起こりました。
今も周りの人と抱き合ったりあるいは写真を撮ったりする人たちの姿が見られます。
にぎわいはこのあとも続きそうです。
和久田≫大変な熱気でしたね。
高瀬≫当然といえば当然なんですけど
いつの時代も若い人たちは元気です。
和久田≫それでは新たな年新たな時代に希望を込めた
各地の様子です。
みかんの産地で知られる愛媛県宇和島市吉田町です。
(「除夜の鐘」)
みかん畑に囲まれた大乗寺です。
300年以上にわたって地域の信仰を集めてきました。
あけましておめでとうございます。
新年を迎えて、こちらにも次々とお参りの方がいらっしゃっています。その多くは、みかん農家です。
皆さんが大切にしてきたものがあります。
この20cmほどの小さな観音様。抱えているのは、みかんなんです。
「みかんの観音様」と呼ばれ親しまれてきました。
(「除夜の鐘」)
農家にとって平成は厳しい時代でした。
オレンジの輸入自由化 高齢化も深刻な問題となっています。
そして去年は西日本豪雨もありました。
崩れた畑や山は、この地域だけで2000か所以上に上ります。
しかし愛媛の農家はへこたれません。皆さんが手にしているのは豪雨を乗り越えて収穫したみかんです。
傷がついたものもありますがこの冬もおいしいみかんができました。
若手農家の皆さんです。
皆さんご苦労されたと思いますがしっかり実りましたね。
小ぶりなものができたりはしてますが味は例年どおり、おいしいものが出来上がってます。
ことしは復興元年なんでみんなで頑張ります。
ことしは実りの多い年になりますようにと
皆さん、願っています。(頑張るぞ!)
沖縄本島最南端
糸満市にある摩文仁の丘。
74年前の沖縄戦最後の激戦地です。
ここで40年以上前から変わらず行われている年越しの祭りがあります。
集まった人たちが手にするのは戦没者を慰霊するともしびです。
およそ400人がたいまつを掲げ新しい年の平和を願います。平成の間も沖縄は変わることなく平和を訴え続けてきました。
これまで天皇陛下が9回訪問された沖縄平和祈念堂です。
沖縄戦では20万人以上が犠牲となりました。
その名簿が納められた平和祈念像の前で祈りが続いています。
次の時代こそ争いがなくなりますように。
思いを込めた、たいまつの火が沖縄の空を照らします。
(「お囃子」)
岩手県釜石市、鵜住神社です。境内のすぐ下まで東日本大震災の津波が
押し寄せました。
鵜住居虎舞の新年初奉納が行われています。
新たな年が災いのない一年になることを願う虎舞。
津波で頭や笛などが流され存続が危ぶまれましたが全国各地から道具が寄せられ震災以来初めて年越しに合わせて奉納できるようになったのです。
あの日、1000人以上が犠牲になった釜石市。
母親と高校生の一人娘を亡くした岩鼻金男さんです。
娘が好きだったお囃子を奏でます。
震災から8年となる、ことしは釜石の人たちにとって希望の年です。神社のある、この地域の土地は1.7mほど、かさ上げされ3月にはすべての整備が完了します。
町には明かりがともり始めています。
そして「ラグビーのまち」釜石に新たにスタジアムが造られました。
秋には、ここでラグビーワールドカップの試合が行われます。
市民がともす希望の光。
それでは、3、2、1…。
ハッピーニューイヤー!
大会を成功させ復興へつなげたい。
新たな町で前へと進みます。
高瀬≫今の中継でもあったようにことしはラグビーワールドカップ
そして、来年には東京オリンピック・パラリンピックが開かれ世界中から多くの人たちが日本にやってきます。
和久田≫画面の奥にあるのがその玄関口の一つ、羽田空港です。
平成22年に国際化し24時間、海外からの観光客を受け入れています。
高瀬≫その羽田空港に林田アナウンサーがいます。林田さん。
ハッピーニューイヤー!
林田≫あけましておめでとうございます。
羽田空港国際線ターミナル大勢の外国人観光客の皆さんでにぎわっています。フィリピン。マレーシア。
林田≫こうした外国人観光客の数実は平成の30年間でおよそ10倍にも増えたんです。空港も工夫を凝らしてもてなしていますよ。それが、こちらです。
和久田≫これは橋ですか?
林田≫そうなんです。
こちらかつて江戸の中心にあった日本橋です。
出発ロビーの一角にかかるその名も、はねだ日本橋。
江戸時代は旅の起点となっていました。
羽田から世界へ。
今もその役割を担いたいと当時の半分のサイズで再現しました。
さらに江戸の町並みのにぎわいにふれてもらおうという工夫もあります。こちらは祭りの山車をイメージしたものです。この広場でひときわ目にひくのが
壁一面をびっしりと木札が埋め尽くしています。こちら、訪れた皆さんがそれぞれの願い事を書いているものなんです。
どんな願いがあるんでしょうか。
こちら中国語で家族で新しい年も一家順調に
過ごせますようにと書かれています。
お隣、ラブ アンド ピース。世界平和を祈るメッセージです。新しい一年が幸せであってほしい。
その願いは世界共通です。
群馬県、草津温泉です。
年が明けてにぎわいを増しています。あけましておめでとうございます。こちらでは地域の人たちが総出で温かい甘酒を観光客の方にふるまっているんですね。
去年は草津白根山の噴火がありましたがそうした中でも温泉を支えてくれたお客さんに感謝の気持ちを伝えたいと今回、初めて企画をしたんです。
それではにぎやかな一年になりますように願いを込めて!
草津よいとこ、一度はおいで!
平成地区がある岐阜県関市の日龍峯寺です。
ここは本堂から少し離れた場所です。
地元の参拝者の皆さんが集まっています。
皆さんあけましておめでとうございます。
皆さん、今年越しそばを召し上がっていますが平成最後ということで
今回限定の特別な年越しそばということなんですね。中を拝見しますと
そばの具に「平成」と書かれています。
この文字を見てピンときた方いらっしゃるかもしれません。
30年前、平成の元号が発表されたときのこの文字をかたどりました。お話、伺ってみます。
お食事中に失礼します。いよいよ平成最後の年が
始まりましたけども今、どんなお気持ちですか?
平成時代はもうじき終わりますがこの村の人たちにとって平成は永久に不滅です。
では、皆さん最後に、せーの…。≫ありがとう、平成!
高瀬≫4か月後の5月1日
平成は終わりを告げ新たな時代を迎えます。
この30年間どんな時代だったでしょうか。
和久田≫つらかったこと楽しかったこと一生忘れられない思い出。
一人一人、かけがえのない日々が積み重なった30年だったと思います。
高瀬≫2019年そして新しい時代が…。
2人≫皆さんにとってすばらしい未来となりますように。
岐阜県白川村です。
合掌造りの集落は穏やかな年越しとなりました。浄土真宗・明善寺。
およそ270年前江戸時代中期に村の人たちが協力して建てたかやぶき屋根の寺です。
(除夜の鐘)
白川村には結(ゆい)と呼ばれる助け合いの伝統が根づいています。かやぶき屋根の、ふき替えは昔から村人総出で行ってきました。村の人たちが寺のいろりを囲んで年明けのお参りを待っています。かやぶき屋根のふき替えは重労働です。
高齢化が進み、これまでどおりに作業することが難しくなっています。
ここで、村の若手が屋根の、ふき替えを行う会社が作られました。若手がより多くの重労働を担うことで伝統の仕事を維持していこうとしています。かやぶき屋根の村で続く助け合い。
時代に合わせて形を変えながらこれからも受け継がれていきます。
山形県南陽市。ことしは、雪景色の除夜を迎えました。およそ1200年前の創立と伝わる熊野大社です。縁結びの神社として親しまれています。祭られているのは伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)。
日本で最初に夫婦の契りを結んだと「古事記」に記されています。ことし、この神社で34組が結婚式を挙げました。良縁に恵まれた2人が大みそか、お礼参りに来ています。こちらのご夫婦は2人とも南陽市で生まれ育ち ことし、10月に結婚。ふるさとで新婚生活を始めました。この地域は、古くからの農業地帯。人口減少が進んでいます。南陽市の特産はぶどうやラ・フランスなどの果物です。自慢の果物作りを若者たちに受け継いでほしい。農家の切実な願いです。若い世代の良縁がさらに増えることに町の人たちは大きな期待を寄せています。
神奈川県川崎市にある川崎大師平間寺です。こんばんは。
ことしも残すところ10分を切りました。ここ、川崎大師から全国各地を中継で結びまして年越しの風景をお伝えします。川崎大師が創建されたのは890年前、平安時代です。本尊は弘法大師・空海。厄よけの御利益があるといわれています。高瀬≫寺はかつて関東大震災で被害を受け太平洋戦争の空襲で境内の建物のほとんどを焼失しました。こうした経験から川崎大師では平和と社会の安寧を祈願する行事を大切にしています。このあと午前0時ちょうどに新しい年の平和を願い最初の除夜の鐘が打たれます。
2017年を振り返りますと北朝鮮によるミサイル発射のほか国内では、多くの方が亡くなった九州北部豪雨など災害も相次ぎました。
そして、その一方では将棋の藤井四段の29連勝。陸上・桐生選手の100m9秒台などうれしいニュースもありましたね。
皆さんにとって、ことしはどんな年だったでしょうか。
各地の年越しの様子を見ていきましょう。
京都市中心部にある八坂神社です。夕方降っていた雨はやんで空気が、りんとしています。祇園祭で知られる、この神社。地元の人は親しみを込めて「祇園さん」と呼びます。ここ数年、参拝者の中には外国人観光客も多く見られるようになりました。八坂神社には大みそかから元旦にかけて江戸時代から続くある風習があります。をけら詣りです。灯籠の火に、くべられているのは薬草の一種・をけらと護摩木。地元に暮らす人たちがこの火を縄に移して持ち帰ります。古くから神棚の灯明やかまどの火種にすることで新年の無病息災を祈ってきました。大切な火が消えないよう縄を回しながら家路に着きます。来年も家族みんなが健やかに暮らせますように。祇園の年越しに欠かせない風物詩です。
北海道沼田町です。今の気温はおよそ氷点下10度と冷え込んでいます。
開拓の守り神として建てられた沼田神社に地元の人たちが集まっています。参道に姿を見せた3人。札幌の北海道神宮から御神火を持ち帰ってきました。
雪の積もった108kmの道のりを1日半かけて、歩いて来たのです。沼田町は米作りなど農業が盛んな地域です。このふるさとを少しでも活気づけようと
町の人たちが毎年、行っています。
(拍手)お疲れさま!
ことしも無事に御神火が沼田神社に届きました。御神火は神社から3km離れた丘にも届けられ年が明けると、この火で新年への願いを込めた文字が描かれます。町を照らす希望の火です。
ことし7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市です。
(除夜の鐘)
1200年前最澄が開いたと伝わる南淋寺です。豪雨で奪われた40人の尊い命。この寺がある集落でも70代の男性が氾濫した川に流されて亡くなりました。寺の裏山は豪雨で崩れ流木が目の前まで押し寄せてきました。あの日から、半年。今なお避難生活を続ける人もいます。暮らしの再建の途上で迎えた年越しです。ここ朝倉は、いにしえより幾度となく水害に見舞われてきました。そのたびに難を逃れてきた本尊。最澄が、みずから彫ったとされる薬師如来像です。時を越え、災害に苦しむ人々の心のよりどころになってきました。来年こそは穏やかに過ごせますように。人々の祈りが続きます。
再び川崎大師です。まもなく、新しい年を迎えます。(除夜の鐘)
明けましておめでとうございます。
2018年平成30年の幕開けです。
年明けとともに一斉に参拝も始まりました。
一段と、にぎやかな雰囲気になってきましたね。
皆さん続々と本堂に入ってきています。この参拝者の列は境内の外までつながっているんです。近江アナウンサーがいます。近江さん。
この参拝者の列は境内の外までつながっているんです。
近江アナウンサーがいます。近江さん。参拝を待つ人たちがずらっと並んでいます。私がいるのは門前にある仲見世通りです。明けましておめでとうございます。通りはまだ人が、まばらなんですがこのあと、参拝を終えた人たちでにぎわいます。こちらは縁起物を扱う、お店です。さまざまな大きさのだるまが並んでいます。そして、通りに響く、この音聞こえるでしょうか。
聞こえてきましたね。
あめを切る音です。お邪魔します。職人の皆さんが長く伸ばした、あめを
まるで演奏するように切っています。あめを切ることには厄を切るという意味もあって新しい年を迎える縁起物として知られています。
この、あめを切る音と初詣で、にぎわう参拝者のざわめきは日本の音風景百選に選ばれています。先ほど、いただいたんですがほんのり甘くて素朴で、やさしい味でしたよ。高瀬さん、和久田さん。
いかにも新年という気持ちになりますね。
では新しい年を迎えた各地の様子です。
京都・八坂神社です。明けましておめでとうございます。こちらも初詣が始まりました。
そちらも大勢の方がいらっしゃっていますね。
新年に合わせてお参りしようと2時間以上前から待っていたという方も
いらっしゃいます。三が日だけで100万人の参拝者が訪れます。新年のにぎわいはどんどん増していきます。八坂神社でした。
高知市桂浜です。穏やかな新年を迎えました。ここは幕末の志士坂本龍馬ゆかりの地。岬にある海津見(わたつみ)神社には多くの龍馬ファンも初詣に訪れます。桂浜の一角に立つ龍馬像。その周りでは龍馬と一緒に新年を迎えようと
年越しのイベントが行われています。ことし2018年は明治元年から150年の節目の年。高知県では、こちら幕末維新博と銘打って去年から、さまざまなイベントを開催しているんです。高知の人にとって坂本龍馬は特別な存在です。新しいことに挑戦するときなどに「龍馬さんに会いに行く」と言って、訪ねてくる人もいる。ここは、そういう場所なんです。
その坂本龍馬去年、新たに直筆の手紙が見つかりました。
暗殺される5日前に書いたとされるものです。この中で龍馬が使っているのが「新国家」ということば。
死の直前まで新しい国造りを目指していたことがうかがえます。龍馬のように志を高く持ちたいということで皆さん「新国家」の文字の周りにことしの決意を書いているんです。「ふるさとをもっと元気に!!」。そして「世界で活躍!!」。
「世界で活躍!」と書かれた方がいらっしゃいます。どんな思いを込めたんですか?
春から社会人になるんですけど海外に行くこともあるので龍馬さんのように
世界に羽ばたけるように頑張ろうと思って書きました。
では、ことしが明るい年になるよう
願いを込めて…。
(2018年。日本の夜明けぜよ!)
島根県邑南町。山あいの集落に浮かび上がるのはJR三江線の高架橋です。
その上のほう。地上から20mのところにホームがあります。天空の駅とも呼ばれる宇都井駅です。この三江線、ことし3月に廃止されることが決まっているんですがその最後の年をみんなで迎えようと地元の方が特別列車を借り切って今、新年会を開いているところです。皆さん明けましておめでとうございます。
(おめでとうございます!)
この新年会みんなで歌いながら楽しく過ごそうというのが目的なんですが
皆さん、これまでも地元を元気づけようとさまざまな取り組みをしてきました。その一つがこのライトアップです。5万個のLEDを一つ一つ手作業で設置してここ宇都井駅にしかない美しい景観を作り出しました。
このイベントに協力してきた人たちが駅の下にも集まっています。
ずっと、ここで暮らしてきた人。Uターンで戻ってきた人。そして、この集落を気に入って通ってくる学生たち。新しいつながりが生まれました。活動の中心になっている森田一平さんです。皆さんの明るい表情印象的でしたね。
この宇都井駅がみんなの思い出の場所になってくれればいいなと思って企画しましたので。みんなが喜んでくれて本当にうれしいです。
この宇都井駅を起点にこれからの地域づくりを一緒に考えていきたいと思います。考えていきたいと思います。
ありがとうございます。この駅で生まれたつながりで町を盛り立てていきたい。三江線は廃止になりますが地元の皆さんの思いはどこまでも続きます。
山形県南陽市。縁結びの神社として知られる熊野大社です。新しい年を迎え神事・大祓いが行われています。一年の初めに心身を清める儀式です。
(読経)
去年この神社で結婚式を挙げた新婚夫婦による餅まきも始まりました。
幸せのおすそ分けです。ことしもよいご縁がありますように。みんなの願いです。
北海道沼田町です。一面、雪に覆われた丘で108本のたいまつに火をともしています。この火で大きな文字を描きます。丘から3km離れた沼田神社です。火は町の有志が札幌の北海道神宮から歩いて持ち帰りました。丘に浮かび上がったことしの漢字は「思」。考えたのは町に一つだけある小学校の子どもたちです。家族や友達を思いふるさとを思う。互いに思いやる心を大切にしたい。北の小さな町の子どもたちが込めた思いです。
いろんな年越しがあっていいと思うんですが家族や友達地域の仲間と一緒に前を向いて新年を祝うというのはいいですね。
そしてことし2018年のビッグイベントといえば冬のオリンピック
パラリンピックです。韓国・ピョンチャンに新井アナウンサーが行っています。
開会式が行われるオリンピックスタジアムです。
ここからの中継は世界初です。大みそかの、きのうも開会式に向けた準備が行われていました。そして、画面の右奥に見えてきたのが
聖火台です。残念ながら、きょうは詳しくお見せすることができません。果たして、どんなふうに火がともるのか楽しみです。
明けましておめでとうございます。韓国も先ほど、新年を迎えました。
それにしても寒そうですね。風が吹いてますね。
手元の温度計で今の気温は氷点下10度ほどです。
底冷えするのはもちろんなんですが、その風が風が肌に当たると痛いくらいです。ここピョンチャンのある地域カンウォンドは北朝鮮との軍事境界線に接しています。北朝鮮による、弾道ミサイルの発射が相次いだ去年これまで以上に緊張が高まりました。それだけにオリンピックが行われるこの場所から、平和を願う市民のメッセージを送ろうというプロジェクトが進んでいるんです。例えば、こちら。日本語訳をつけました。
「世界の平和がピョンチャンから始まりますように」。
こうしたメッセージをこのように貼った平和の壁がスタジアムの近くに設置される予定です。これまでに集まったメッセージは1万2000。
その一部をパネルにまとめました。こちら軍事境界線近くに暮らす小学6年生のメッセージです。「オリンピックで笑顔になれば平和も近づきます。
北朝鮮とオリンピックができますように」。このように、この大会を対立を乗り越える大きな一歩にしたいという声が数多く寄せられているんです。
そして、こちら。
「平和を願う小さな心が大きな希望となることを」。一人一人が平和への思いを託すピョンチャンオリンピック。
開幕まで1か月です。
オリンピックが平和の祭典であることをぜひ、実感できる大会になってほしいですね。
新年を迎えて14分ほどがたちました。
今この瞬間、日本各地で
さまざまな思いが込められた火がともされています。
福岡県朝倉市。豪雨災害からの復興を願う祈りの火です。
京都市八坂神社のをけら火。家族の安全と幸せを祈ります。
そして子どもたちの思いが込められた希望の火。
2018年が皆さんにとってすばらしい年になりますように。
さあ新しい一年の始まりです。
はじまりは昨年末でした。
そのころはZ会合作でのピンチヒッターを終えて 丁度人生の危ない時期だったのも相俟ってしばらく合作系はいいかなあと思っていました (合作参加する度に思ってる) 。そんな折、ボトルさんからMIXでのイベント参加のお誘いを頂いてちょっと悩んだんですがボトルさんの言うことは断れないので参加することに決めました。こんな人をリクルーターにしてるのはズルい。
参加するのはいいんですが人生が危ないのでどう考えても遅刻は免れません。そこで自分よりも前に流すMIXを予め貰ってMIXのMIXをすれば〆切が必ず伸びるし遅れても前の人に責任転嫁できるな!と安易に考えて音MAD-mix-mixというテーマに(音MAD-mix-mix.aioという一発ネタしか作ったことがなくて音MAD-mixを上手く組む自信が無いというのも半分)。
「例えばの話なんですけど、あらかじめ自分より前に流すパートを貰って音MAD-mix-mixするのは運営の倫理的にアリですか 2016/12/18 22:13」
「主催がアリって言ってるんで大丈夫です! 2016/12/18 22:18」←地獄の始まり
薄々感づいていたことですが結局は一番最後に配置されて全員分をMIXをすることになってしまいました。テーマの性質上そうなってしまうのは仕方ない。
そして全てのMIXが出揃ったのが4月中旬でその頃自分のMIXの音声が出来上がったのは5月3日、動画が出来上がったのが放送の1時間前。ギリギリですみません。
人生も危なかったのですが無職状態で制作に集中できたのは結果として良かったと思います。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31203931
肝心のMIXなんですがいろいろあったので忘れない内に書いておきます。まず全員分を繰り返し聞いて後からネタが拾えるように繋げそうなところとか気に入った所を各パートごとにEvernoteにメモしておいて、そこから拾い上げて組んでいきました。文字に書き起こすと聴いて探すより効率が良いのでこういう形をとることは多々あります。
綺麗にMIXすることには自信が無かったので意味を繋げる方向で拾いました。
全体の動画の構成としてはLIVEで流れたmixをさらにmixにしたワケですから生放送を直撮りしてメタっぽい演出に。視点は視聴者と同じで、放送を見ていたらもしかしたら自分にも同じものが作り得たかもしれないという距離の近さを感じられるとグッと一体感、LIVE感が盛り上がるかなあという意図もアリ。
作り方としては放送画面のスクリーンショットをベースに数字とか文字を書き換えてディスプレイ解像度に合わせて全画面表示したものを撮影。結構モアレが出たりホワイトバランスが崩れたりしたんですが分かりやすい直撮りのシンボルだなと感じて撮り直さずそのままにしました。来場者数とかコメントに関しては2016年の音MAD作者が選ぶ今年の音MADランキングを参考に適当な数字にしたんですが、低く見積もり過ぎました。10選のコメント数:5082は放送事故でコメント欄めちゃくちゃ遊ばれてたのでかなり盛られた数字だったという風に記憶しているので3000くらいが妥当かなと思ってたんですが音MADLIVEでは最終的に来場者数5248、コメント数16858という大記録なのでビックリしました。
タイムテーブルをマジメに受け取ってた為に4時間ジャストでスタートしてたんですけど余裕の無さからくる打ち合わせ不足でした。いろいろ藻掻いて頂いたみたいですみません。結果として真贋判定の材料になってたのは面白かった。
また今回はかれをばなさんのREAPERのプロジェクトをAEに読み込むスクリプトを使って基本的な部分に関しては30分くらいでできました。ありがとうございました。今回サブプロジェクトを多用したのもありそのまんまではエラー吐いて読めなかったので、AEに渡す用に整形させたRPPを作ってその場を凌ぎました。あとアイテム刻んだところはレイヤがエライことになるので、REAPERのトラックで明示させたらAEでコンポに纏めてくれたりしたら楽だなあと思いました。
直撮り演出自体は音MADには以前から使われてるんですか他より珍しいくらいで核心的な意味がある演出かと思うとなんか違うなあと漠然とした反感を抱いていたので、こういう機会にカウンター(?)をかけられてよかったです。(以前sm29338106で音MAD風味に対するカウンターをかけた時もそうだったんですが機会待ちで出てないというネタが結構あるのでなんとか形にしたい)
(開幕)
「音MADLIVE.XXX」の放送は終了しました。
皆さんご視聴ありがとうございました!」終わヘリ
メモには『音MADLIVE.XXXは終わるが音MADLIVE.MIXがここから始まる』って書いてあるんですけど.XXXは3つのエックスでミックスみたいなツイートを見かけてそういう意味も拾えるなら.MIXの改変ロゴとか作らずに素直にXXXのままで出した方がいいかなと思ってボツ。以下メモ内は二重鉤括弧で。
1.ヤマダリオンP
・リックとサムの音MADLIVE.XXX(このライブに賭けようぜ)おさらいコーナー
(BPM180)
ここらへんを一番最初に作ったんですが、後がまったく続かなくてかなり放置しました。銀河最強の戦士は個性が強すぎてなかなか混ざらないなあと少し前にブライガー(sm17431300)に影響を受けたB'zのメガミックスが頓挫した時も思った。
2.ふーふー
前述の通りここらへんは最後の方に繋げました。重ねるというより繋げる感じが序盤では有効かなと。この後にBPM145まで落としていかねばならなかったので減速していたところを拾えて大変助かりました。
(BPM145)
3.youtt5
音声を作ってるときはちょっと強引かなと感じていたんですがバンバードからの絶望信号機が青空で繋がるアクシデントで助かりました。音を映像が、映像が音を補完しあってるといいですね。
4.namacream
新宝島繋ぎ。
『 ・純度の高い爆発 』
5.たいうお
一番それっぽいところが繋がってくれて助かりました。基本的にその作者の音MAD-mixを混ぜてるワケで元の音MADを混ぜてるワケではないという建前があるので、そのチョイスが、マッシュアップが、映像がその制作者らしいと思う部分をなるべく取り上げるように心がけました。しかし混ぜる過程であっちが立てばこっちが立たずというのが多発したので偏りも出てしまって全員等しく、というワケにはなかなかいきませんでした。
6.水無月☆★
ココらへんを2番目に作りはじめました。けっこう長い間ベースになってます。
目が光るパンダのおもちゃRemixが好き。
(BPM145→212)
7.感想
しりとりで構成された音MAD-mixなのでこれを拾うためには拾い上げた先でもそのルールを成立させる必要がありました。
『 ・(再構成してもしりとりが成立するようにしたいなあ) 』
『 ・静かな山Xまっまま(ここすき) 』
わざとじゃないしー!貴様は貴様だしー!→静かな山→ままっままっま→丸亀製麺(ん)
丸亀製麺 so Happy がタイトルだけど画面にロゴがドンっと出るので「ん」で打ち切っていいなと思ってここでしりとり終わり!というより続けられない。感想さんの出番が少なすぎるけどもっと構成の精度を高めないとmix-mixでしりとりはこれ以上は難しい。
やや小さめの窓を中央に置く映像構成が繋がりそうだったのでパンダRemixのスケールをあわせて、音MADLIVEロゴのマスクを移動させて窓の境界を意識させる感じに。
8.影莉央
・丸亀製麺
前の料理対決と意味が繋がるアクシデントに助けられました。
『 ・ あまいキャベツ(音MAD作者)に汁が絡んでご飯が止まらないよ母さん! 』
9.キャベツ
『 ・ あまいキャベツ(音MAD作者)に汁が絡んでご飯が止まらないよ母さん! 』
・きのこと鶏の味噌バンギラス
・BMBを持ってくる予定だったので初期段階ではきのこと鶏の味噌バター砂消しでした。
・前述の通りやっぱりBMBもってきて上の運営コメントにキャベツって書いてあると面白いかなと思ったんですがどうにも合わなくて B4Uッキを持ってきて七枚MIXを重ねることでBMBが乗っかってるのでそこでノルマクリア。
・低音がパンダRemixの後だと少しさみしいので、後ろでふーふーMIXの冒頭のBadAppleキックが流れてます。
9.七枚
結構長い間ベースになってます。
・B4Uッキ
放送では被りチョイスに対してやや否定的な雰囲気もあったり、制作時にセットリストを共有してなるべく被らない方向で運営が進めていたりしていたのですがmix-mixによって肯定的に捉え直すことができて満足。
音MAD-mixでは映像を合成モードでもって重ねるというのがよくあるのでそれをさらに合成モードで重ねるとワケ分かんなくなりそうだったのでロゴでクリッピングするというのは最初の方には決まってました。B4Uッキでは映像のスケールも全く同じだったので、ロゴの境界をシャドウで意識させて重ねているのに同じ!というのを見せたかった。
10.owatax
StereoToolで中央定位のキック系を取り出してオートメーションで徐々に(キタキタキターの部分)サイド部分に遷移させていく。これは多用してます。
あとマスターにMStereoScope挿してると定位感の確認に役立ちました。体調によって聞こえ方が結構変わるので。
カットアップ系だと顕著なんですがBPMを上げれば上げるほど音程の違いが気にならなくなってくるっていうのを実感しました。どちらかと言うとメロディよりもリズムが合っているかどうかが重要になってくる感じ。
いろいろ拾いたいところがあったんですけど結果として短くなってしまった…
11.菅沼
(BPM212→150)
映像がMIX制作者を現しているのでどこを拾ってもよかったんですげと後ろの伯方の塩にCCOが入ってるのでKYMで合わせたら馴染むかな~と。
せっかく十字傷があったので阿良々木君につけときました。
12.メスシリンダー
最初はここにメスシリンダーMIXを置くつもりはなかったんですが直前の「 シャア!謀ったな! →測ったな!→メスシリンダー」というネタを思いついてから入れました。
13.エルフィン
・The setting 3700繋ぎ
・イキスギ字幕オーバーライドはCute告知動画リスペクト
音が詰まったMIXなので何も重ねてはいません。すこしマキシマイザーかけたくらいです。
Watch He.vanvoxの上でエルフィンと書かれてる状況にしたかったというのもあります。
14.なで肩
カットアップなんですが、このまま混ぜるとリズムが混濁してしまうので、ダッキングさせて拍の頭を強調、後ろのセーラは裏拍を強調させることでリズムを合わせるというより作る感じでした。
15 新ドナP
(BPM150→160)
『・ 殺人の時効は15年 』
やっぱりここが一番耳に残ってるので。混ぜることでダークからポップな雰囲気になってるのがより一層ダークで個人的に満足。
映像に関して、スペシャルは 「カテゴリには収まり切らないMIX」とブロマガにあるのでじゃあ物理的に枠から出してみたいと思ってこうなりました。
元々の動画がAppleっぽいデザインなのでこの為に中古のiPhone4Sを4000円で買ってきました。初めてAppleハード買ったので知らなかったんですけどSIM無いとアクティベーションできなくて文鎮と化すんですね。アクティベーション用のSIMも追加で買うハメになって一層Appleが苦手になりました。
4Sのアスペクト比は2:3だったので16:9の動画も少し改変して合わせました。最初は新ドナPから通話着信が来るっていう映像の予定だったんですけど着信が来て音楽プレイヤーの画面に移るとなんか自分が切ったみたいでおかしいなと感じたので画面外からスライドさせて入れました。
手の震え止まらない。
16.BAN長
ちょっとチルアウトっぽい雰囲気からリニアワイプ。
主宰なので満を持してという雰囲気が欲しかったのでこの位置に。
17.月面ドリルライナー
提出された音MAD-mixで戦争するならこのMIXが一番パワーがあるなあと感じたのでこのパワーを活かして反撃する感じで。
『 ・親父おかわり!→ダメ。 』
ここで全員分出したので後はこのパワーを活かしつつ着陸させる方向でMIXを続けました。
『 ・LIVE中の内輪ネタ(零)は→ダメ。 ダメ。 ダメ。 ダメ。 ダメ。 ダメ。 』
『 ・なんでも(メスシリ)ダメ。 ダメ。 ダメ。 ダメ。 ダメ。 ダメ。 』←ボツ
・うしろでふーふーMIXを流しつつゆく年くる年の参道に繋ぐ。中央の厳島神社の参道は2017年のゆく年くる年から新規で。告知動画を出してしまったので4つ全部入れた。
・朱色の大鳥居
『 島では新年を祝って人々に贈る縁起物があります。 宮島名物の、しゃもじ。→お尻(生クリ)/月面のお尻 』
『 ・うんこちんこまんこおしっこ コンプリート』
・こんにちはお尻ちゃん
音声が無理のある繋ぎだったけど映像の構成に助けられました。
(BPM190)
『 ・900(七枚)から引っ張ってきて月面とMIX 』
ト マ ←偶然出来た部分だけど好き。
由美かおると月面MIXの900がバッチリ合ってくれて助かりました。
『・やめるんだボルケニオン!→う~い セルニモン!(入れどころなさそう) 』←入れどころなかった。
『 ・これ本当トラウマ・・・・・・ 自演コメ 』
ちゃんとコメント数も1増えてる。
『 ・ あまいキャベツ(音MAD作者)に汁が絡んでご飯が止まらないよ母さん! 』
・数字MIX→「1・2・3・4!!(Cute告知)」
・かぐや姫のパーフェクト神田川教室
この辺りで南こうせつに移らないと冗長も冗長になってしまうのでここに入れた。最初は入りが綺麗に繋げられないなあと思い月面MIXを改めて見直して、音を綺麗にすることに囚われてはいけないという初心を思い出しました。ありがとうございます。また助けられました。
「 おとうさんにMAD中継に変えられてしまいました。 」という演出で月面MIXでは視点が一つ上に移るのに対して、ここでは同じ映像なのに視点が一つ下がるというのが面白いと思いました。スタッフロール等のED演出の為に下げる必要があったのです。
・よーし世の中にはどんな男がいるんだ?
『 ・G2RベースにMCハマー(Cool_PR)連呼、CoolPRを南こうせつの映像で全て置き換える。 』
Cool告知をフレーム単位でトレースして、トランジション等も最低限必要なところは再現しました。フォントはよく検証してないんですけど多分源ノ角ゴだと思います。ファーストチャレンジスタート→ラストチャレンジスタートに改変。
『
・しつこいくらい南こうせつ
』
『
・アンケートにご協力ください。今日の番組はいかがでしたか?「1:南 2:こ 3:う 4:せ 5:つ」
』←入れ忘れた。惜しい。
『
・エンドロールの名前を全て南こうせつで書き換える(例:ボトル/bobineKS→ミナミ/minamiKS)
』
名前改変ネタは割りと最初の方に考えていました。Cute告知制作した■■さんが匿名で参加ということで、ブロマガや告知動画では「匿名」や「???」とされていたのがきっかけでした。そこが個人的に嫌な方向に伊尻られていたので、全員を南こうせつで上書きしてしまえば荒れないし、誰が匿名なのか分からないし、出来る限り平等に扱いたいという気持ちもあるのでこの試みは個人的には成功したと思ってます。
作ってる途中は休憩動画での参加者も改変して載っけようと思っていたのですが全員把握してないし、△▼という改変不可最強HNが出てしまったので運営の方で休憩動画の参加者リストを作ってくれていたのは助かりました。
・CaGOuYo!MaGniRAcLES
自分は音MADLIVEはニコ生でのイベントという認識だったのでこういう動画になったのですが、ちょくちょく実際のハコでやると思ってる人がいて(告知動画にもクラブっぽい映像がある)LIVEといってもいろいろ認識があるんだなあと感じていました。それが「これは音MADのLIVEじゃない」と言われないかちょっと気がかりで、なるべくLIVEという認識について広く取り上げたくなり、ニコ生風の映像、クラブ系の映像、バンド、コンサート、オーケストラなどいろいろ取り上げた内の一つとして、ここに挟みました。南こうせつラッシュからの温度差で上昇気流が生まれるかもしれないという狙いもあります。
『 ・爆発オチ特有のモジャモジャは事実上の南こうせつ 』
爆発って記号的に終わるんだなっていうのが分かっていい。え、これで終わり?感が出にくい。もちろん一瞬だと通り過ぎていくけどキチンと差をつけてハッキリと分かるくらい爆発爆発爆発なら感情が一方向に揃ってくれる、と最近は思っています。
爆発音はnamacreamMIXから拾って、そのままだとアタック感に欠けるのでオケヒ音源を後ろで鳴らしてます。
黒髪ドナルドが爆発後の漫画的なモジャ表現ぽかったので爆発ラッシュに3カット発煙ドナルド(南こうせつ)を入れてます。3カット目は顔のマスクだけ描いてあとはぐにゃぐにゃじゆうに歪。ドナルド核爆発。
あと最後は「攻撃戦だ」ではなく功勲国家合唱団による「我らの銃剣の上に平和がある」の映像です。ぜひ聴いてください。
一通り書いてみて、やっぱり全体的にアクシデントに頼り過ぎですね。でも改めないんだろうなあ、いつか間に合わなくなるぞ、と言いつつ…
作ってる時はしばらく合作系はいいかなあと思いましたが、終わってみるともう一回くらいなんかしてもいいかなって気分になりますね(毎回思う)。イベントに関わった全ての皆さんありがとうございました。楽しかった。
終わり。
雪に覆われた秋田県羽後町です。
ことしは雪の少ない年越しになりました。曹洞宗・地蔵院です。
長い石段の先にある山門には鐘楼。300年以上、朝昼晩と時を告げてきました。
大みそか、鐘をつくのは地域の人々です。人口減少が全国で最も早く進む秋田県。
ここを離れ、都会に出ていく若い世代も少なくありません。
そんな若者たちを引き止めようと
寺は5年前から婚活イベントを開いています。(太鼓)
寺が出会いの場となり
家庭を築く人たちも生まれ始めました。(ゴーン)
生まれ育った土地でともに迎える年越し。
ふるさとと人とを結ぶ除夜の鐘です。(ゴーン)
奈良・春日大社です。
春日さんの名で親しまれるこちらの神社。
境内に多くの参拝者が入ってきています。
こんばんは。
ことしも残すところあと12分ほどとなりました。
奈良は風もなく穏やかな大みそかを迎えています。
ことしは、ここ春日大社と全国各地を中継で結んでお伝えします。
こちら、春日大社の創建は
奈良時代。およそ1300年前です。
回廊を照らすのは全国から寄進された1000を数える釣燈籠。人々の祈りが光となって連なります。
ことし、社殿はひときわ鮮やかに輝きます。20年に一度、社殿を修繕する
式年造替が行われたのです。奈良時代から数え60回を迎えました。
この門の奥にあるのが国宝の本殿です。
ふだん私たちが目にすることができない神聖な場所。そのため今回、正面を避けての撮影が特別に許されました。ここに、ことし式年造替を祝って奉納された燈籠があります。
瑠璃燈籠です。
無数のガラス玉が
ろうそくの炎で青白く輝いています。
平安時代、藤原氏が争いのない世を願って寄進したという燈籠が
1000年の時を経て復元されました。
平安を願う穏やかな瑠璃色の光です。ことしは皆さんにとってどんな一年だったでしょうか。そして、新しい年にどんな願いを込めますか。
それでは、年越しを迎える各地の様子を見ていきましょう。北海道南富良野町です。
町の中心部・南富良野神社に続く長い参道。600個のアイスキャンドルが照らしています。8月、かつてない規模の台風が町を襲いました。川が氾濫しにんじんや、じゃがいも畑など開拓以来先祖代々守ってきた農地が一晩で流されてしまいました。災害を乗り越え未来を照らそうと作られたアイスキャンドル。町の人たちが一つ一つ手作りで準備してきました。希望のともし火アイスキャンドルには人々の復興への願いが込められています。
「お手伝いありがとう。頑張ります」。
全国から来たボランティアに向けて中学生の女の子が書いた感謝の思い。
「がんばろう!!南富良野」。
「復興元年」。
地域の人たちの願いです。支え合いながらふるさとの未来を
これからも守っていく。ともし火が照らす南富良野の年越しです。
四国八十八ヶ所霊場の一つ香川県の善通寺です。(ゴーン)
10分ほど前から除夜の鐘が鳴り始めました。(ゴーン)
1200年の歴史を持つ善通寺。
この御影堂は弘法大師・空海が生まれた場所に建てられました。
地元ではお大師様と親しまれる弘法大師。境内はすでに参拝者でいっぱいです。
三が日の間に毎年20万人が集まります。境内にはもう一つ、年明けを待つ長い行列があります。お目当ては年越しそばならぬ年明けうどん。
うどん県・香川の縁起物として
毎年、無料でふるまわれています。
年の初めに
太くて長いうどんを食べてもらい
一年を健康に過ごせるように。
ことしは地元特産のもち麦を加えた特製のうどんが1200食あまり用意されています。
お大師様ゆかりの寺でのお接待。
温かな年明けうどんのもてなしを待つ香川の年越しです。(ゴーン)
東京・新宿。
JR新宿駅に直結している日本最大のバスターミナルバスタ新宿です。
ここは4階の出発ターミナルです。
ことし4月に開業したバスタ新宿。1日の発着便数は多い日で1600便に上ります。
今もバスが移動していますが
このあとも午前1時半まで営業しています。
そして三重行きのバス。まもなく出発するところです。
そして奥に見えるのが待合室です。
中に入りますとまもなく0時になりますがたくさんの人たちがバスの出発を待っています。スーツケースを持っている人の姿が目立ちます。
そして、お土産でしょうか。
大きな荷物を持っている人もいます。
あちらの時刻表。
0時5分、大阪行き。
0時15分、仙台行きなどほぼ満席なんだそうです。
そして、大みそかのきょう各地に向かった
皆さんに話を聞きました。福島に帰るという姉妹は
予約がいっぱいでようやくチケットが取れました。
おばあちゃんが大好きなお菓子を持って帰ります。
おばあちゃん、待っててねと話してくれました。
そして、名古屋に帰るというお二人。
年末恒例のコミックマーケットに参加しました。
そして、満足いく写真が撮れていいコスプレ納め
コス納めができましたと話してくれました。
そして仕事が忙しく4年ぶりに大阪に帰るという会社員は
来年こそは、家族と過ごす時間を大切にする一年にしたいと
話していました。
東京と、ふるさとをつなぐバス。まだまだ人々を運び続けます。2017年という名のバスの出発まで、まもなくです。
京都・宇治の平等院です。穏やかな除夜を迎えました。平等院鳳凰堂が建立されたのは平安時代後期。
大地震や疫病、飢きんが続いた不安の時代でした。
安らかな極楽浄土を
この世につくり出そうとしたのです。
鳳凰堂の中央国宝の阿弥陀如来坐像です。高さ2.8m
金色に輝く阿弥陀如来。慈愛に満ちた穏やかな表情で
今もなお、多くの人に救いの手を差し伸べています。
平成の大修理を終えた鳳凰堂。
平安時代から使われていた顔料で柱や扉を塗り直し当時の色を再現。
1000年の時を経て
美しい姿が私たちの前によみがえりました。ことしの秋修復されたばかりの鐘楼です。
まもなくことし最後の鐘が打たれます。
人々を苦しめた自然災害。
憎しみやいさかいの絶えない世界。
来年こそは安らかな年になりますように。(除夜の鐘)
2017年の幕開けを祝う花火が
神戸港を彩ります。
新年を告げる汽笛が鳴り響いています。
港に停泊中の遊覧船では
花火がひときわ美しく見えます。ことし開港150年を祝う神戸港。
港を舞台にして
さまざまな行事が企画されています。神戸は150年の間
世界のさまざまな文化を受け入れてきました。コーヒーやゴルフもここから
全国に広まったといいます。ジャズも、その一つです。
違いを受け入れ
多様な文化を育んできた港町・神戸。その思いはこれからも受け継がれていきます。
明けまして
おめでとうございます。
きれいな花火でしたね。
華やかでしたね。
20年に一度の修繕を終え
鮮やかによみがえった春日大社です。
年明けとともに一斉に参拝が始まりました。
大勢の人で、にぎわっていますね。
境内の一角には
春日大社ならではの
おみくじが並んでいます。神様の使いとして大切にされている鹿が
おみくじをくわえた鹿みくじです。ことしは、どんな運を運んでくれるのでしょうか。
それでは全国各地の新年の様子を見てみましょう。
新年を迎えた熊本・加藤神社です。
祭られているのは熊本の町の基礎をつくり上げた加藤清正公。
今も清正公(せいしょこ)さんの愛称で親しまれています。
先ほど年明けと同時に初詣が始まりました。
拝殿に向かう人たちの長い列が続いています。
三が日で毎年40万人が訪れます。神社は清正が建てた
名城・熊本城の一角にあります。
400年の歴史を誇る熊本城。去年4月の大地震で未曽有の被害を受けました。
元の姿に戻すには20年かかるといわれています。
国の重要文化財に指定された建物すべてが地震によって被災。さらに城内50か所で石垣が崩れました。熊本地震では関連死を含め
178人の方が亡くなりました。
4万人以上が仮の住まいでの年越しを余儀なくされています。熊本の人々を励まし勇気づけてきたのが熊本城です。傷つきながらも町の中心に建ち続ける、その姿は熊本の人たちの心のよりどころになってきました。
地震で崩れた神社の石垣の中から人々に希望を与えるものが見つかりました。
うっすらと刻まれた観音様の姿です。石垣を積み上げた当時の職人が刻んだともいわれています。
新しい年
人々は熊本城とともに長い復興への道のりを歩みます。
石川県金沢市内にある
ゲストハウスと呼ばれる宿泊施設です。
部屋の中に入ってみると…。せーの…。
ハッピー ニュー イヤー!(Fooo!!)
世界各地からの観光客の皆さんです。6畳の和室にぎっしりと集まった皆さん。
先ほどまで「紅白歌合戦」で楽しんでいました。(乾杯)
そして、カウントダウンをして新年を迎えたところです。
イタリアからお越しのパウラさん。
金沢に来て、見てきたものなんでしょうか?
近江町市場!おいしい!
日本海の海の幸が
所狭しと並ぶ、近江町市場。そして、台湾からお越しの
エリックさんは?
兼六園!ビューティフル。
日本三名園の一つ、兼六園。
日本を訪れる外国人観光客が
去年、初めて年間2000万人を突破しました。北陸新幹線が金沢にも開通したということで大勢の観光客が来ているんです。
そうした観光名所から歩いてくることができる
こちらのゲストハウス。
築およそ140年。
もともと呉服店だった建物です。
外国人に大人気の、こちらの宿。
魅力の一つが、この狭さです。
かつて、着物をしまっていた蔵に2段ベッドを設置。
これで1泊3000円です。
狭いながらも、味わいのある町屋の風情が人気を呼び
予約が途切れることはありません。
こたつの上には、みかん。
そして、加賀伝統のおせち料理が並びました。日本で過ごす、お正月
いかがですか?
おいしい!(イタリア語)
ボーノボーノ!
もうひと方伺いしましょう。
いかがですか?日本の正月。
みんなと一緒に温かくてうれしいです。
盛り上がっています。
このあと皆さん
宿の方と一緒に神社に初詣に向かいます。
いってきます!
再び香川・善通寺です。
新たな年を迎え、境内の一角では
年明けうどんをふるまうお接待が始まりました。
ことし一年の健康を祈って食べる年明けうどん。身も心も温まる善通寺のお接待は1時過ぎまで続けられます。
福島県飯舘村の山津見神社です。村は今も原発事故による避難指示が続いています。拝殿の前に立つのは、おおかみ。農耕の守り神とされています。
石像の背中に黒いすすが見えます。
村民の避難中に神社が火事で焼失したのです。
地区の人たちは全国から支援を受け
去年、再建を果たしました。
飯舘村では、この春避難指示が解除される予定です。
自宅に戻る準備のため年の瀬を村で過ごした人たちです。
6年ぶりにここで正月を迎えました。一方で、多くの人が放射線への不安などから
すぐには戻れないといいます。それでも、避難先からたくさんのお札が寄せられました。
人々を見守る村の宝があります。
天井を飾る242枚の、おおかみの絵。
焼失したものを忠実に復元しました。
野山を生き生きと駆け回るおおかみ。
そして、その家族。
かつての村人の暮らしを描いているといわれています。よみがえった、その姿に
原発事故からの復活を目指す村の未来を重ねます。
いつかまた、穏やかな暮らしが取り戻せますように。
祈りが続きます。
海の中に建つ朱色の大鳥居。広島県宮島。世界遺産の厳島神社です。
新年の祈りをささげようと
人々は海に浮かぶ長い回廊を進みます。
去年、アメリカオバマ大統領が広島を訪問。
宮島にも世界中からより多くの人が訪れるようになりました。
参拝者が行き交う参道です。
島では新年を祝って人々に贈る縁起物があります。
宮島名物の、しゃもじ。
地元では杓子といわれています。江戸時代、この島の人々が暮らしを立てるために
島の木を使って作り始めた杓子。やがて、福をすくう縁起物として
結婚式や受験など大切な人の人生の節目に欠かせない贈り物となってきました。
去年、地元カープの25年ぶりリーグ優勝という福が訪れた広島。
ことしもたくさんの福が訪れてほしい。
願いを込めた杓子が並びます。
大切な人が幸せでありますように。
新たな年への祈りです。それぞれのふるさとへの思い
そして復興への願いが伝わってきました。2017年、多くの人が笑顔で希望を感じられる一年と
なりますように。
今年も皆さん、
お元気で!
(ゴーン)
福井県 曹洞宗大本山・永平寺。
鎌倉時代、道元禅師が開いた 禅の修行道場です。
ことしは雪のない大みそかですが 張り詰めた冷たい空気が 辺りを包んでいます。
静けさの中 多くの人が年越しを待ちます。
山門の向こうにあるのは 修行僧・雲水たちの道場。140人が修行に励んでいます。
雲水たちの食事を作る典座寮です。永平寺では食事を命をいただく厳かな行為と捉え 大切な修行の一つとしてきました。
永平寺の、おせち料理です。ゆり根の梅肉あえ くわいの揚げ物。
この一年、自分を生かしてもらった感謝の念と新しい年の幸せへの願いが込められた精進料理です。
年越しの準備を終えた雲水たちが 鐘楼堂に集まっています。
ことし最後の修行。除夜の鐘です。道元禅師は、己の欲望を捨て あらゆる命を大切にする生き方を説きました。
生きとし生けるものすべてが安らかであるように。祈りを込めます。
(ゴーン)
三重県伊勢市。およそ2000年前に創立されたとされる伊勢神宮です。
大勢の参拝者が長い列を作っています。
こんばんは。ことしも残すところ あと10分ほどになりました。三重県伊勢市は穏やかな天気ですが この時間になると冷えてきますね。
(ンン、ねえ)少し風も出てきましたね。
(そうですね)
ことしの「ゆく年くる年」は ここ伊勢神宮と 各地を中継で結んで 今の様子をお伝えします。
2015年は 皆さんにとって どんな一年だったでしょうか。
印象深いのは、このポーズ!ラグビーワールドカップで日本代表が 歴史的な勝利を挙げましたよね。 (あ~そうでしたね~)また、日本人が2人も ノーベル賞を受賞するなど 世界での活躍が 目覚ましい年でした。
一方、水害や火山の噴火など 災害が多くの人々を 苦しめた年でもありました。
では、全国各地の年越しの様子を見ていきましょう。
9月の関東・東北豪雨で 大きな被害を受けた茨城県常総市。
堤防が決壊した鬼怒川の近くにある報国寺です。常総市では5000軒を超える家屋が半壊以上の被害を受け 今も多くの人が自宅に戻れずにいます。基幹産業である農業は 米を中心に 大きな被害を受けました。
この災害で200人あまりの避難者を受け入れた本堂です。水害の多い、この地域で寺は江戸時代から避難所となってきました。
本尊の阿弥陀如来は 水害に苦しむ人たちの祈りを受け止めてきました。
(カーン)
大みそかに毎年行われている法要・浄焚会です。亡くなった人が残した品や お札などを供養します。
ことしは 水害で壊れてしまった仏具なども持ち込まれています。自宅が大きな被害を受けた長岡健藏さん一家です。今も家族離れ離れの暮らしを続けています。
浸水の被害を受けた家具や大切な本など思い出の品を炎が包みます。
一日も早く 元の生活を取り戻したい。復興を祈る、年越しです。
東日本大震災の被災地 宮城県南三陸町の高台にある上山八幡宮です。
あの日、津波は本殿の近くのこの場所まで押し寄せました。今、周囲では かさ上げ工事が行われています。
残っているのは多くの人が亡くなった防災対策庁舎です。
ことし、庁舎を震災から20年後まで宮城県が維持・管理することになりました。
保存か、解体か時間をかけて議論するためです。
上山八幡宮には仮設住宅で暮らす人たちなどが訪れています。神を迎える供え物として 飾られているのはキリコと呼ばれる切り紙です。
五穀豊じょうを祈る、餅飾り。豊漁を願う、鯛飾り。江戸時代、災害に見舞われて 供え物が用意できないとき 代わりに飾られたのが始まりとされています。
一日も早い復興を。今も離れ離れに暮らす町の人たちを キリコがつないでいます。
来年の春には商店街の建設が始まります。かつてのにぎわいが戻る日をみんなで待ち続けます。
島根県松江市です。
7月、うれしい出来事がありました。松江城の天守が国宝に指定されたのです。
江戸時代に城を造った堀尾吉晴の菩提寺・円成寺です。町の象徴が国宝となって初めての年越しです。城を国宝に押し上げようと市民が署名活動を始めたのは5年前。
(コーン)
「人口減少の進む町に活力を」という願いからでした。
(読経)
円成寺の本堂です。400年前 城を築き始めたころの松江は広大な湿地帯でした。
城造りは困難を極めましたが堀尾吉晴は諦めませんでした。造り上げた城下町は水運や商業の拠点となり松江が発展する礎となりました。
数々の困難を乗り越えて国宝となった松江城。人々に自信と希望を与えています。
滋賀県大津市にある 天台宗総本山・比叡山延暦寺です。およそ1200年前に開かれました。
山深い、この地で最澄は仏の教えによって 世の人々を救済しようと修行に励みました。
(ゴーン)
寺の総本堂 国宝に指定されている根本中堂の前では鬼追い式が行われています。
鬼は人々の心に宿る煩悩を表しています。むさぼり、怒り、ねたみ。煩悩に支配された鬼は 勝手気ままに、ふるまい世を乱します。
鬼と向き合うのは修行僧です。仏の教えによって鬼をいさめ 改心へと導きます。
(修行僧:ァーーーィッ!)
ことし、世界の各地でテロや紛争が続きました。
戦後70年を迎えた日本では 平和の在り方をめぐり 大きな議論が沸き起こりました。
最澄が生きたのは都が奈良から京へ移る激動の時代でした。
「己を忘れ他を利するは 慈悲の極みなり」。
争いごとが続く世にあって最澄は人を思いやることの大切さを説きました。その教えは不滅の法灯とともに守り伝えられています。
最澄みずからが、ともした光は1200年の間 一度も途絶えたことがありません。
根本中堂では年が明けると60年ぶりの大改修が始まります。最澄の教えを未来へとつなぐ営みです。
来年が希望に満ちた年になりますように。
(ゴーン)
–0:00–
新しい年が始まりました。三重県の伊勢神宮です。
ここ正宮には天照大神が祭られています。
午前0時に扉が開(あ)き 新年の参拝が始まりました。
古くから親しみを込めて お伊勢さんと呼ばれる伊勢神宮。人々の心のよりどころになっています。
明けまして おめでとうございます。
2016年 平成28年の幕開けです。
伊勢神宮では 年越しの瞬間に自然と カウントダウンする声が響いて にぎやかな新年を迎えましたね。
(ねー)大きな歓声でしたね。伊勢神宮には年を越して 一層、多くの人々が押し寄せています。
例年、三が日だけで60万人前後の参拝者が見込まれるということです。
さあ、新しい年を迎えた 各地の様子を見ていきましょう。
愛媛県松山市の道後温泉です。先ほど、こちらでも年越しのカウントダウンが行われました。地元の方、観光客が入り混じって 新年を祝っています。
こちらは、ものすごい熱気です。先ほどから商店街や旅館の人たちが 特産の、こちら、みかん。そして、お汁粉を配っています。
四国にはお遍路さんに食べ物などをふるまう お接待という習慣があります。
このため、訪れた人を手厚くもてなす文化が 根づいているんです。(あけましておめでとうございます)
3000年の歴史を持つといわれる道後温泉。去年、100万人以上が訪れました。中でも外国の人たちは1.5倍ほどに増えています。
皆さん、ハッピーニューイヤー!
ハッピーニューイヤー!(足並み揃わず)
すごい元気ですね。楽しんでってくださいね。そして、さらに多くの観光客に来てもらおうと力を入れているのがアートによる、おもてなしです。テーマは「最古にして最先端」。障子を花を描いた布に張り替えライトアップしました。
海外でも人気の写真家 蜷川実花さんによるデザインです。描かれているのは極彩色の菊。歴史ある建物と最先端のアートを組み合わせました。おもてなしの気持ちを込めた花が新年を彩ります。(ドーゴ! ドーゴ! ドーゴ! ドーゴ! )
佐賀県有田町。有田焼の窯元・今右衛門窯です。人間国宝14代・今泉今右衛門が一子相伝の技を引き継いでいます。
ことしは有田焼が誕生して400年。窯の中ではこの特別な年に産声を上げる器が 窯出しのときを待っています。
手から手へ。磨かれ、受け継がれてきた伝統の技。白い生地にはさまざまな絵付けが施され 日本の美を映し出してきました。
(ドンドコドンドコ…)
有田焼発祥の地・泉山です。400年前、日本で初めて磁器の原料となる白い岩が見つかりました。以来、多くの人の手によってこの山から有田焼が作られてきました。
節目の年を祝おうと人間国宝をはじめ職人や子どもたちが集まっています。
みずから手がけた器に明かりをともし 先人への感謝と未来への祈りをささげます。
(カコーンカコーン)
世界各地で愛されてきた有田焼。時代の声に耳を傾け デザインや形など今も模索を続けています。
(ハッ)
伝統のともし火を絶やさず 未来を明るく照らしたい。新たな幕開けの年。さらなる挑戦が始まります。(ドンドコカンカン)
福島県楢葉町。平安時代末期から続く廣徳院です。5年ぶりに参拝者が訪れる新年です。
(読経)
楢葉町では原発事故による避難指示が去年9月に解除されました。
新しい年の安寧を祈る護摩祈とうが始まりました。古くから伝わる年越しの行事です。住職は町への立ち入りが制限されていた間も 特別な許可を得てこの行事を一人で続けてきました。
ことしはおよそ100人の住民が集まりました。しかし生活の不便や放射線への不安から戻ることができない町民も少なくありません。
境内には樹齢850年といわれるイチョウの大木があります。三度の大火を乗り越えてきました。災いを乗り越えるご神木として慕われています。ふるさとでの暮らしを取り戻そうとする人たち。町とともに歩む大イチョウがその新たな一歩を見守ります。
北海道にとって特別な年が始まりました。
道民が40年以上待ち望んだ北海道新幹線が3月に開業します。北海道と本州がついに新幹線で結ばれるのです。
新たに開発した車両が走ってきました。豪雪と厳しい寒さの中でも安全に運行するため訓練を重ねてきたJR北海道。
この年末年始は特別の態勢で訓練を行います。東京から、ここ新函館北斗までは最速で4時間2分。飛行機とは違う旅の(にょ)魅力を感じてもらえるとJR北海道では考えています。
新しい車両、紫のラインは北海道のラベンダーをイメージしています。
こちらには初代駅長で函館出身の鳴海正さんにお越しいただいています。鳴海さん、こんばんは。いよいよ開業、近づきましたね。
勤続38年の私が 新入社員のころから待ち望んだ新幹線ですので非常に楽しみです。安全運行はもちろんですが 皆さんに喜んでもらえるおもてなしに力を入れたいと考えています。
ありがとうございました。いよいよ開業する北海道新幹線。地元も町を挙げておもてなしをと 盛り上がっています。ホームの上の、この場所 全国で初めて改札を通らなくても 新幹線を見ることができます。(ウェーイ)
そこに応援団が集まっています。開業に合わせて誕生したゆるキャラたちです。(Foo)こちらは、ずーしーほっきー。特産・ほっき貝の握りずしをモチーフに 地元の大学生がデザインしました。(ここで乳首を取る)
新幹線開業を経済の活性化に結び付けようと各地でPRに励んでいます。(ホクトサー アソビニー キテクレー)
(ハーヤブサ!ハーコダテ!)
(連結!)
出発進行!
シュー!
地元の大きな期待を担う 新幹線。北の大地を走ります。
伊勢神宮です。
各地の新年の様子を見てきましたが ふるさとへの思い そして、ことしの期待 それぞれの場所から伝わってきましたね。(ハイそうですね)
参道では年越し恒例の大かがり火が 朝まで、たかれています。
松や杉など 神宮内で間伐した木や倒れた木をまきにしています。
ここ伊勢志摩地域では5月にサミット・主要国首脳会議が開催されます。
紛争によって急増する難民の問題や世界各地で相次ぐテロへの対策などが話し合われます。
伊勢志摩サミットでの首脳たちの議論に世界が注目しています。
一方、ことしは4年に一度のオリンピック・パラリンピックがブラジル・リオデジャネイロで開催されます。
こちらは、メイン会場となるオリンピックパークの今の様子です。工事の遅れが報じられていますが準備が急ピッチで進められています。
平和の祭典・オリンピック。「文化や国籍などさまざまな違いを乗り越えて平和でよりよい世界を実現する」。オリンピックの理念が改めて問われる機会となりそうです。
ここまで日本と世界の各地を中継で結んでお伝えしてきました。2016年。多くの人が笑顔で、希望を感じられる年にしたいですね。(そうですね)
この一年がよい年でありますように。
皆さん…。
ことしも、お元気で!
(0257)
***
(0333)
***
(1819)
サラウンドには5.1chの場合は中央、右前と左前、右後と左後に音があり、指向性を持たない重低音だけの音(0.1ch)がある。
中央に置くセンタースピーカーからは、主に人のセリフが流れる。つまりセンターチャンネルだけ抜き出せればノイズやBGMを消す必要がないので綺麗で楽なセリフ合わせができる。
というのをある年越し番組(5.1ch制作)をいじっている時に実感した。
しかしサラウンドが発明されて半世紀以上が経つのに、未だテレビ放送の主流はステレオであり、ニュース番組はモノラルである。アニメもほとんどステレオで5.1chで作ると話題になるほど。
一方、据置型ゲーム機ではサラウンドがスタンダードになっている。
数少ないサラウンドコンテンツはポテンシャルの高い素材であると思うので、なんとかセンターチャンネルを取り出したい。いろいろ調べてみた。
・ゲームの場合
HDMIキャプチャの場合。ゲーム音声はHDMIに乗り、録画と同時に録音するのが一般的だと思われるが、現状HDMIに載ったサラウンド信号(リニアPCM)をキャプチャできる機器は調べた限り一部のハイエンドのものしかない。大抵はゲーム機側で2ch出力に制限され、仮に5.1chで出力できてもキャプチャボード側で2chにしか対応していないのでまともな録音はできない。ハイエンド機でもサラウンド周りは不安定らしいので、なかなか手が出しづらい。
もう一つ。HDMIまたは光/同軸デジタルから出したAC3(Dolby Digital)で圧縮されたビットストリームをリニアPCMとして録音して、後処理でまともな音声に変換する、というのもあるらしい。非可逆圧縮された音になるが、大きな問題ではないのでこれは後で試してみたい。
上記の手段がダメな時。最終手段としてHDMIのサラウンド信号から個別チャンネルのアナログ音声を出力する機器を使って、アナログで録音する。AVアンプの中にはアクティブスピーカーに接続する為のRCA端子があったりする(ほとんど無い)のでそれを使ったり、ICsilのHDMI-AEX7.1chみたいな分離器を使う(こういうのを探した中で一番安かった、というかこれくらいしか見つからなかった)。
・放送の場合
ARIBの言うことを聞かないようなヤツで生成されるTSデータをなんらかのツールでDemuxする。