-閲覧注意-老人火あぶり致死事件

エグイ画像も載ってます苦手な方は見ないでください

更新日: 2015年02月23日

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この記事は私がまとめました

yukitataさん

退屈貴族ってどんな番組?

「退屈貴族」とは、フジテレビで2003年10月~2004年3月の毎週月曜深夜24:58~25:28に放送された深夜番組。

退屈な貴族達 (お笑いタレント・ココリコ2人とゲスト2人の計4人) が「退屈をしのぐVTR」を 1つずつ鑑賞する。 退屈な貴族たちは「世界のありとあらゆるものに飽きてしまった」ので、どんなVTRにも無表情を維持しなくてはならない。笑ったり驚いたりなどの顔を変えることをしてしまったら、罰を受けるというバラエティ番組

事件の概要

フジテレビのバラエティ番組 「退屈貴族」 で、面白映像の撮影を企画。 6年前、日本テレビの番組で放映された投稿画像で火渡りをしていた老人に、同様の火渡りを撮影させて欲しいと出演を依頼する。

日本テレビで放映されていた投稿画像では、ミカン箱をばらした木の板に火をつけ、くすぶる板の上を同老人が歩くものだった。 しかし、「楽しくなければテレビじゃない」 のフジテレビは、スタッフが灯油 3リットルとライターを持参して、老人が持参したダンボールを芯に灯油を燃やし、ディレクターのKが、「お願いします」 と老人に猛火の中を歩かせた。

独り暮らしの老人は、久しぶりの訪問者に喜んだのか、運を天に任せて、燃えさかる灯油 1,000度の猛火の上を歩くが、数メートルを歩いて、熱さに耐えられず途中で脇に抜ける。

大火傷を負った老人は、持参したオロナインを真っ赤にただれた両足に塗ったが、足の裏の皮はめくれ、歩くことは出来ず、Kらが背負ってタクシーに乗せ、自宅に送った。

フジテレビスタッフ・Kらは、大火傷を負った老人に2万円だけ渡すと、独り暮らしの家に、そのまま置き去りにして帰社。 Kらは、足の裏の皮がめくれた状態も見て、大変な症状であることも判っていたが、その後、なんの連絡も取らなかった。

老人は動けない状態が続いたあげく、事故から5日後に、容体がいよいよ悪化し、ぷるぷるふるえているところを兄に発見され、救急搬送された。

判明した火傷は、足裏から太ももにかけて、表面積の三割近くに最重度の三度という重篤なもので、多臓器不全に陥っていた。

画像はイメージです

足の表面積3割がこの状態

事件性を疑った病院は地元警察署に通報する。 警察は火傷を負った日時、場所と 「フジテレビのロケ」 であること、担当者名を聞き出した。
翌日、警察はフジテレビに調査を依頼する。 その夜、老人の体温は34度まで低下。 意識不明の状態が続き、危篤に陥った

5日後、フジテレビは、担当者名が判っていたにもかかわらず、「調査したが、該当する様なロケは行っていない」と回答。 警察はそれを鵜呑みにし、「フジテレビのロケ」は老人の虚言と判断。 事件性はないとし、自傷事故として処理した。

「該当するロケはない」と答えた翌日、フジテレビのスタジオでは、老人の映像を使用して、収録が行われた。 老人の映像には、老人を小バカにし、笑いものにする編集が行われていた。

病院では老人に表皮を移植する手術などが繰り返された。 しかし、呼吸の一時停止、胃の複数ヵ所からの出血、吐血。 肺には水が溜まり、臓器不全に陥るなど、重篤な症状が続いた。

フジテレビスタッフは、大火傷を負ったまま独居に放置してきた老人の様子について、その後、一度も問い合わせすることなく、撮影から 1ヶ月半後、フジテレビ 「退屈貴族」 の番組内で、退屈をしのぐ映像 「東洋のランボー」 と題してテレビで放映した。 放映中も、老人は生死の境をさまよっていた。

老人を茶化したり、小バカにしたナレーションと共に放映した画面では、高さ 1メートル、腰まで火が燃えさかり、老人が下半身に大火傷を負ったことは誰の目にも明らかだった。

5日間の調査でも、また放送後もフジテレビは事故を発見出来ていなかった。 しかし、番組を見た視聴者から 「やりすぎ」 の苦情が相次いだことから、フジテレビは、ようやくロケの事実を認める

フジテレビは担当者に、老人の親族である兄夫婦の元に謝罪に行かせる。 しかし、兄夫婦が、事件の経緯も知らず、番組も見ていないのをいいことに、老人が持ちかけて撮影したものと誤解させたままにして帰った。

フジテレビは、同局に顧問 (事件もみ消し要員?) として天下りしていた元警察幹部が警察署を訪問し、もみ消し工作。 警察は、担当スタッフの事情聴取さえすることなく、老人の自傷事故として処理。 事故として公表することはなく、もみ消し工作は完了。 隠蔽した。

老人は手術を繰り返したものの、歩行もかなわず、救急搬送以降、一度も帰宅することさえ出来ないまま、2007年 9月、火傷による腎不全で死亡した。

フジテレビがひた隠しにしていたこの事件は、ジャーナリストN氏によって発掘され、「週刊文春」2012年 3月 8日号に、同氏の署名記事として掲載される。
当時、放送された同番組は、視聴者によって YouTubeにアップロードされ、保存されていたため、今回の報道を知った有志によって拡散される。

なんとしてでも隠蔽したいフジテレビは、著作権の所有を理由に、全ての動画を探し出してブロック要請。 有志らは、「検証のための動画」 であることを理由にそれらブロックを次々と解除。 フジテレビは更に今度は削除。 フジテレビは 1枚の静止画にすら削除要請を出しており、知られてはならない大犯罪であることを証明している。 有志らは勇ましく、「1つ削除されれば 2つアップロードする」 と、動画サイトで攻防が続けられた。

フジテレビは事件発覚後、老人の親族に対しても、正しい説明も謝罪も行っていない。
フジテレビは、事故の事実だけは認めている。 しかし、週刊文春やネットで知った視聴者の問い合わせには、何を聞いても、「そのことについてはお答え出来ません」 と答えるのみであり、徹底して隠蔽を決め込んでいる。

企画はどのように行われたのかか

この事件の6年前、97年5月に放送された日本テレビの番組「投稿!特ホウ王国」を見たリサーチャーが、「火渡りと幽体離脱ができる老人がいる」とネタを上げてきた。

「投稿!特ホウ王国」に投稿された経緯は不明だが、老人がリンゴ箱をばらした板を燃やし、その上を裸足で歩く姿が放送されていた。

企画会議では、まず老人の言う幽体離脱をさせ、答えられない質問をして老人が困るところを撮り、視聴者を笑わせる。 その後で、火渡りをさせ、凄いと驚かせる、という構成を決めた。
日本テレビの 「投稿!特ホウ王国」 の安直な二番煎じと、老人のボケぶりを笑う、TBS 「さんまのからくりTV・ご長寿クイズ」 のパクリである。

「退屈貴族」の社外スタッフSは11月下旬、早速、老人に電話し出演を依頼、承諾を得た。

撮影

12月4日昼、フジテレビのディレクターK、社外スタッフ Y の二人は電車で老人の家に向かった。
老人の家の軒先で、幽体離脱の話等、2時間程度の撮影を行い、河川敷に移る。
撮影されたこの映像が、老人の、自宅で暮らした最後の穏やかな姿となった。

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