『サイレントナイト翔』と『聖闘士星矢』の類似点
そもそも、主人公の見た目は星矢とほぼ同じ。正義感の強い熱血タイプ、孤児、13歳という点も一緒だ。まぁ、これは車田作品のすべてに共通するフォーマットみたいなもの。
しかし、設定のほとんどが『聖闘士星矢』のリメイクというか使い回しだったのだ。あからさまに『聖闘士星矢』の二番煎じなのである。
聖闘士(セイント)=神人類
青銅聖闘士(ブロンズセイント)=サイレントナイト
聖衣(クロス)=シェルター
小宇宙(コスモ)=フィール
○○座=○○がルーツ
聖域(サンクチュアリ)=ネオ・ソサエティ
ペガサス流星拳=ファルコン爆裂拳
アテナ=シスター
見開きを使っての聖衣の展開図(今作ではシェルター)も描かれているし、ぶっちゃけ、『聖闘士星矢』のコミックスに紛れていたら、別作品だと気付かないままに読み進めてしまえるレベル。
ラストには、仲間のキャラクターとしてドラゴン紫龍的な「タイガー皇虎(おうこ)」(往年の車田作品『風魔の小次郎』のような聖剣が武器)、アンドロメダ瞬的な「ピーコック涼」(フェニックス一輝の「鳳凰幻魔拳」のような必殺技を使用)が駆け付けるが、何ひとつ伏線を回収できぬままに打ち切りエンド。
結局、48号で連載終了。わずか13話(合併号含む)、コミックスで全2巻という短命作品となってしまった。
絵がヘタくそ。頭に入らない。
伝説って言ったもん勝ちだな。当時ジャンプ読んでたけど全然印象ねーよ。
聖闘士星矢そのものが打ち切り。2番煎じ、3番煎じで続くわけがない。
攻めの姿勢って、単に不評漫画が多いだけでしょ?
女性聖闘士のストリーで車田正美も関わってる(原作だったか監修だったかは忘れた)「セインティア翔」とかってのもあるよね。ネタの使いまわしと言うかなんというか・・・?