ご高覧ありがとうございます。
初めての方はこちらをご覧ください。
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下の表をご覧ください。グループを混ぜて、単純にWもぎ偏差値(合格可能性80%)で高い順に並べ替えたものです。
“Wもぎ合格”蘭の80%、50%、20%は分かりますね。厳密には違うのかもしれませんが、合格(可能性)80%はWもぎを受験した合格者の上位20%の偏差値、50%は同様に50%、合格(可能性)20%は上位80%、つまり下位20%の偏差値です。
このWもぎの合格者偏差値を見てどのような感想を抱きましたか?まぁ、ネットよく出回っている偏差値(みんなの高校情報や高校偏差値.net)よりもやや低いぐらいで、納得の数字なのではないでしょうか?もちろん、駿台偏差値やSAPIX偏差値を持ち出すとその数字はガクーンと落ちますけどね(汗
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次は“Wもぎ不合格”蘭をご覧ください。これ実は正確なデータが出ているわけではなく、私が『高校受験案内』(晶文社)に掲載された合格者・不合格者分布から見た目で判断して掲載したものです。ですから、偏差値1~2程度のブレはあるかもしれません。本の中では、実際このような形で掲載されています。
A高校の合格者・不合格者分布
不合格者の58というのは掲載されていません。私が目測で適当に線を引っ張りました。そして、表には不合格20%、80%も追加しました。これはそれぞれ不合格者の偏差値の上位20%、50%、80%という意味です。
上の分布図はとてもきれいですよね。合格者も不合格者もそれぞれボリュームがあって、ちょうどどら焼きがズレたような形をしています。私はこれを“どら焼きスライドタイプ”と呼んでいます(笑。これが通常の形だと思ってください。
し か し、、、
そうではない形の合格者・不合格者分布もあるのです。下のグラフをご覧ください。
B高校の合格者・不合格者分布
これはB高校の分布図です。合格者が多くて、不合格者はほんの少ししかいませんよね。合格者分布だけで見れば、
合格可能性80%=偏差値68
合格可能性50%=偏差値63
合格可能性20%=偏差値60
となりますが、ん?よく見てください。不合格者分布、偏差値の上限が57ポイントぐらいですよね。ということは、、、
偏差値57を超えていたら全員合格なのか?
つまり、偏差値68(合格可能性80%)と出ている学校も実は偏差値50台後半もあれば、合格できるんじゃないか?って考えられますよね。おかしいですね。
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さて、ここからは私の推測です、、、
合格可能性はあくまで合格者分布だけで考えたもの
↓
よって、定員割れを起こした学校が、もし受験者全員を合格させたとしても、合格可能性80%、50%、20%と出てしまう(笑
↓
なぜなら、合格可能性は合格者の偏差値分布だけで割り出したものだから
この推測が正しいのだとすれば、不合格者の分布図もよく見て、その学校の本当の難易度を見極める必要があるでしょう。
、、、ということで、前回の疑問、、、
本当にそれぐらいの位置(クラスで1~2位)にいないと、これらの高校は狙えないのでしょうか?
ですが、答えは
学 校 に よ る
です。
(つづく)
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