以前からお知らせしております、日本教育再生機構大阪主催による「教育再生民間タウンミ―ティングin大阪 大阪・教育基本条例の問題提起とは!」を、一昨日の2月26日についに開催致しました

 まずは主催者を代表し、小生から開会の挨拶を申し上げました
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 次に、衛藤晟一参議院議員より基調講演をして頂きました。
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衛藤議員からは、「教育の正常化」という観点から、戦後教育が教職員組合を中心とした左翼団体に支配されてきたという事、そしてそのような教員を教壇から排除する今回の大阪府教育基本条例には大変期待をしているというお話しをして頂きました。

 その後、安倍晋三元内閣総理大臣、松井一郎大阪府知事、八木秀次日本教育再生機構理事長の三名によるパネルディスカッションへと移りました。
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 安倍元総理は総理在任時の平成18年に改正した教育基本法にふれ、「法改正と大阪府の条例は方向性が一致している」と述べられ、「今回の条例は閉そく状態にある教育現場に風穴をあけるという大きな意義がある。戦後60年続いた岩盤のような体制をぜひとも崩して欲しい」と、賛意を表明されました。


 松井知事は「政治的中立の名の下に教育に民意が反映されてこなかったが、この条例で民意を教育に取り込む仕組みづくりをする」とし、教員の評価について保護者らの声を反映する仕組みや、問題教員を免職にできる規定を設けた事などについて説明をして頂きました。そして「教育基本条例を制定する目的は、改正教育基本法の理念が現場レベルにまで浸透していないからだ」といった発言がございました。

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 八木理事長は「教育基本法は改正されたものの、まだ40以上の関連法案が放置されたままになっている。いわば国政レベルでの不作為で、ここに大阪で今回の条例が必要となった事情がある」と指摘され、「教育基本条例は安倍政権の『教育再生の志』を継承したものだ。今回のタウンミーティングで、安倍元総理が掲げられた『戦後レジームからの脱却』の大阪版であることが確認できた」と述べられ、タウンミーティングは終了しました。


閉会後、安倍元総理と松井知事は記者団の質問に答え、安倍元総理は「目指す教育の方向性は同じだ。」と発言され、松井知事も「安倍元総理の教育再生の考えは私達が目指す改革案と同じだ」と述べられ、互いにエールの交換をされておりました

 今回安倍元総理と松井知事にご登壇頂いたのは、大動脈である「教育基本法」を改正された安倍元総理と、地域に届く静脈である「教育基本条例」の提案者である松井知事なら、現状の教育の問題点や教育を再生させるにはどうしたら良いのかなどを分かりやすく説明して頂き、そして全国への波及効果も大きいであろうと考え、パネラーのお願いをしたのでした。
非常に公務でお忙しい中、小生の無理なお願いを聞いて頂きまして今回のタウンミーティングが実現しました

当機構大阪は教育の再生を目指して発足した団体でありますが、この教育基本条例(教育行政基本条例・府立学校条例)には、教育を再生させる糸口を見い出しております。
これからも引き続きこのようなイベントを開催したく思いますので、どうか皆さん楽しみにしていて下さい。

 タウンミーティング終了後は、居酒屋にて登壇者の方々や機構大阪役員のみんなで打ち上げを行い、教育の再生を目指してこれからもがんばって行こうと誓い合いました

 最後になりましたが、日曜日の夜にも関わらず会場にまで足を運んでくださった聴衆の皆様、そして仕事の合間をぬって開催の準備をして頂いた機構大阪の皆様には、厚く御礼を申し上げます
本当にありがとうございました。
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参考に・・・
報道でもたくさん取り上げて頂きました。

産経新聞http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120226/stt12022622280003-n1.htm

毎日放送http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE120226215500543432.shtml(リンク切れ)

NHKhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120227/t10013303861000.html(リンク切れ)