昨日の話の続きです。
お義母さんにあいの世話を
任せっきりにしていた手前、
スーはその場では何も言えなかったようです。
心臓がばくばくするくらい
違う!ということは分かったのですが、
このときはでは何が違うのか
何がダメでどうするのがいいのか、
結局わかりませんでした。
そしてそれが違うということが分かっても、
少なくともわたしにはそれ以上
母子手帳に手を入れるということが
できませんでした。
そして…
このまま今に至る。
酷い話!!!
しかも今、何の説明もないまま、
母子手帳はあいが持っています。
(もしかしたらスーが
何か説明したかも?分かりません)
彼女も何も聞いてこないし、
まさに触れてはいけないことに
なってしまいました。
同じような悩みを抱えるかもしれない方に
二の轍を踏んで欲しくないので、
自分たちにとっては本当に
責められるべき話なんですが、
ここに公開します。
これ、スーとしては、
前妻さんのことは過去のこととして、
これからはわたしと家庭を作っていこうという
決意表明だと思うんです。
それは、愛として、ありがたいと思います。
でも、前妻さんがあいの母親であることは
これからもずっと変わらないし、
新しい母が来たからと言って
そこに成り代わるのはおかしいんです。
そこをごっちゃにしちゃいけないんですよ。
でも、実際は、ごっちゃにしてしまっていました。
結果、スーは常にまるで前妻さんのことは
もう忘れたような顔をしなければならなくなり、
わたしは完璧な母親になって、
お母さんが存在しなかった家庭などなかったかのように
家庭をきちんと整えなければならなくなり、
あいは産みの親の話を誰にもすることができなくなり…
もういいことは全然ないんですよね。
その場だけで都合の悪いことに蓋をしても、
結局は大きな皺寄せができてしまうだけなんです。
今ならこれがとんでもない悪手で、
すぐにでも話し合わなければならないことだと
分かるのですが、
当時のわたしたちには
全く答えを見つけ出すことができない問題でした。
当事者だからこそ、
心がチリチリになって、
分からないことはたくさんあります。
そしていつ自分がどんなことの当事者になるかなんて
誰にも分からないものだと思います。
苦々しい反省を込めて、
そして未来への成長を願って、
書き残しておきます。
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