だいぶ前に買ってたのですが感想はまだ書いてなかったので。
帯には『KEI×GONZOが贈るオリジナルアニメの公式スピンオフ!!!』と書かれています。
これでこぴはん三種が揃いました。CD1枚、マンガ2冊。
あとはアニメDVDだけですね。出なさそうだけど。
あらすじはこんな感じ。
たくさん落選しましたが第6回GA文庫大賞前期で奨励賞をいただきました。受賞作は「魔王子グレイの勇者生活(チートライフ)」と改題してGA文庫より発売されました。全三巻発売中!
だいぶ前に買ってたのですが感想はまだ書いてなかったので。
帯には『KEI×GONZOが贈るオリジナルアニメの公式スピンオフ!!!』と書かれています。
これでこぴはん三種が揃いました。CD1枚、マンガ2冊。
あとはアニメDVDだけですね。出なさそうだけど。
あらすじはこんな感じ。
アニメの感想は前書きました。
あれは2011年を代表するアニメだった。
その時の感想はこちら→「こぴはんアニメ感想」
今回、マンガもあると聞いたので、無料で見れる第一話と第二話と第六話を読みました。
ニコニコ静画のほうで読めます。→こちらの左のリンクから
アニメがあれだけ面白くなかったから、マンガも面白くないんだろうなと思ってました。
すると意外にも面白かったです。
普通によくできてた。
同じ設定とキャラを使いながら、どうしてここまで差が出たのか。
あらすじはこんな感じでした。
メインは占いの得意な双子。
一話は占いで悪い結果が出たため、原因である制服を別のものへと買い直しに行く。
二話は占いでアホ毛の男が未来の運命を握ると出たので探し回る。
六話は期末テストがあるので、占いで攻略しようとする。
そうなんです。
双子の大きな目的は明かされていないんですけど、毎回、小さな目標設定してそれをクリアしようと行動してるんです。
だからストーリーが生まれて興味を持って読み進められるのです。起承転結もあります。
ちゃんとエンターテイメントしてると言えます。
アニメはどうだったかって考えると……話数が無いからバラバラだ。確認しづらい。
一話・元気な少女が草野球?に助っ人として参加して攻守に活躍した。
二話・変な服着た双子が昼休みに校内放送でDJしていた。
三話・コンビニでバイトする少女がいろいろ断れずに雑誌やテレビに出た。
四話・警察官である青年に、テレビが一日密着取材した。
五話・昼は普通のOLだが夜はネットでSM女王様をしていた。
六話・二話のラジオ番組にメール投稿してる少女がいた。
七話・超能力少女の独白。
前も書いたけど、キャラに目的がありません。
なぜそれをしてるのかの理由も説明されません。
このアニメ、何がしたいのかわかりません。
設定とキャラが死んでるためにストーリーが生まれないんですね。
今見たらニコニコ動画の公式チャンネルにエンドロール(→こちら)がきてました。
何してるんだか。あ、でも相変わらず曲は良かった。
あとアニメ七話の最後についていた、おまけ映像を見返して思ったこと。
もしこれが本編なのだとしたら、アニメ1~7話はすべてプロローグ以前のプレストーリーだったことになります。
キャラ紹介だけをやって残りは本編で、というつもりだったのではないでしょうか。
だから世界の説明も、ラブコメかバトルかのジャンルも教えず、ストーリーも展開しなかった。
でも本編が始まってキャラの目的が明示されてストーリーが動いて、ようやくキャラの格好よさや可愛さが出てくると思います。
どんなものでもそうなってます。
なのでキャラ紹介にならなかった。魅力が伝わらない。
こぴはんのメインはアホ毛の青年になるんでしょうか。
なんかこう、キャラをまったく知らないのにスピンオフだけ先に見せられた感じなので、本編がもし作られるのであれば、どうなるかちゃんと見てみたいですね。
結局のところ、コンセプトミスというかメディア展開方法がミスってるんだろうなぁ。
もったいない感じ。
まあ、マンガは普通に面白かったです。
キャラクターデザインをしたKEIって人が書いてます。
初音ミクのデザインを担当してる人で、gdgd妖精sのジャケットを書いたのもこの人ですね。
終わり。
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広岡威吹