11月24日(日)、四季劇場[秋]で上演中の『劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ』が千秋楽を迎えました。
「客席と舞台の交流」をひとつのテーマとして、様々な演出が施された『劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ』。雲ひとつない青空の中、千秋楽を惜しみながらも最後にどんな舞台を見せてくれるのかという期待を胸に秘めたお客様が次々と劇場を訪れます。
1953年に劇団四季が創設されてから今年で60年。長い歴史の中で培われてきたレパートリーの中から選び抜かれたナンバーを、新たな演出と構成で皆様にお贈りしてきました。1999年の劇団創設45周年記念企画として誕生したシリーズ第一弾「ミュージカルの花束」以来、『劇団四季ソング&ダンス』シリーズは進化を続け、今回は全国ツアー中の「感謝の花束」との同時上演という劇団創設以来初めてとなる試みもなされています。「ようこそ劇場へ」は、今まで舞台を愛してくださったお客様を、誠心誠意を尽くしておもてなしする舞台となりました。
いよいよ最後の幕が開き、珠玉のナンバーがひとつひとつ披露されていきます。楽しい時間はあっという間に過ぎていき、そしてついに終幕の時が訪れます。
「これからもこの舞台から人生の素晴らしさ、生きる感動をお届けしてまいります」。
岩崎晋也による出演者を代表してのご挨拶が終わり、『ユタと不思議な仲間たち』から「生きているってすばらしい」が披露され、最後の瞬間までお客様に舞台の感動を届けたいという出演者たちの強い想いが劇場に溢れました。終演後、お客様方は楽しい時間との別れを惜しむように出演者たちと言葉を交わし、握手をしていました。
四季劇場[秋]では、12月12日(木)に『マンマ・ミーア!』が開幕します!1970年代に一世を風靡し、今なお多くのファンに愛され続けているABBAのヒット曲を、美しいエーゲ海を舞台に繰り広げられる結婚騒動を交えてお贈りする大ヒットミュージカルです。お客様のご来場を心よりお待ちしております!