音楽と映画のフリーペーパーFLYING POSTMAN PRESS

ー吉田さんとの出会いを教えてください。

「共通のダチがいてそいつの紹介だったと思うよ」

ー吉田さんの第一印象を教えてください。

「最初は静かな人だなぁって思ったね。ちょっと怖ぇぐらいだった」

ー池田さんにとって吉田さんはどんな存在ですか？

「う〜ん、なんだろうな。難しいね。まぁダチだね。うん。ダチ」

ー吉田さんを表現するならどんな言葉が思い浮かびますか？

「また難しいことを聞いてくんね！ そうだなぁ、アサシンかなぁ」

ーお付き合いの中で印象に残っている出来事はありますか？

「俺んちで葱農家の寅さんって人が鍋をやってくれた時があってさ。寅さんが鍋に水だけ入れて、蓋して沸騰させてたのよ。その間に吉田さんは買い出し行って。その後、買い出しから帰って来た吉田さんが湯気が出てる鍋を見て、“すごくいい匂いがしますね”って言ったのよ。多分、吉田さんは葱が入ってると思って言ったんだけど、お湯しか入ってなくて。俺そん時思ったね、この人雰囲気だけで喋るなって。あれは笑ったね」

ーもし吉田さんとバンドを組むならどんなジャンルがいいですか？

「ロック。そんだけ」

ー吉田さんの意外な一面があれば教えてください。

「“これは有名なナンパ師の人が出した本に書いてあったんですけど”って、有名なナンパ師の人が書いた本の知識を教えてくれる。ナンパ師が書いた本を読んでるんだって思ったね」

ー吉田さんの愛すべき部分部分はどんなところですか？

「個人的に、ほんと個人的に言わせてもらうとマジで面白いよ。周りはどういうかわかんねぇよ。わかんねぇけど俺はガチで面白いと思う。うん。何が面白いってなると、何かなぁ。あの〜、普通の言葉を使ってるように感じるんだけど、普通じゃないっていうか、最小限の言葉ですっげぇ恥ずかしいことを突いてくるっつぅかさ、なんか特殊な言葉を使ってる訳じゃねぇのに変に感じんのよ。俺はね。悪いね、感覚の話をしちまって」

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