スマートフォンの普及で、今や生活に欠かせないマストアイテムとなっているイヤホン。2020年1月9日現在、価格.comから購入できる製品だけでも、その数は3000を超えており、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない!というユーザーも多いはず。そこで本特集では、日ごろから数多くのイヤホンに触れている価格.comマガジン編集部が、音質や使い勝手、コストパフォーマンスにすぐれたおすすめのイヤホンを5つのタイプ別に紹介します。
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イヤホンの形状は、「カナル型」と呼ばれる耳穴にしっかりと挿し込んで使うタイプのものと、「インナーイヤー型」と呼ばれる耳穴にかぶせるように浅く装着するタイプの大きく2つのタイプに分類されます。
音漏れを気にする方が増えているため、最近ではカナル型タイプの製品が主流になってきていますが、インナーイヤー型タイプの製品もまだまだ残っています。それぞれの特徴を理解し、利用シーンにあったものを選びましょう。
■カナル型イヤホン
カナル型イヤホン(写真はShure「SE535」)。現在、イヤホンで主流となっているタイプ。耳の奥までしっかりと差し込んで装着するため、遮音性が高く、音漏れが少ないのが特徴です。また、耳の奥まで音をダイレクトに伝える構造のため、音質面でも有利と言われています。
■インナーイヤー型イヤホン
インナーイヤー型イヤホン(写真はアップル「EarPods」)。耳の上に乗せるように浅く装着する形状のため、長時間のリスニングでも疲れにくいという特徴があります。また、カナル型に比べると遮音性が低いため、比較的音漏れしやすく、周囲の音が入りやすいです。電車内など、不特定多数の人がいる場所で大音量で使用する際は音漏れに注意しましょう。
イヤホンでは、スマートフォンやオーディオプレーヤーから届く電気信号をドライバーユニットで振動に変換して音を鳴らしています。ドライバーユニットの駆動方式はいくつかありますが、イヤホンで主流になっているのは、「ダイナミック型」と「バランスド・アーマチュア型」の2種類で、それぞれ音にも特徴があります。
ダイナミック型ドライバーでは、ボイスコイルと呼ばれる磁器回路に電気信号を流して電磁力を発生させ、ボイスコイル周辺に配置させたマグネットとの反応を利用し、ダイアフラム(振動板)を前後に振動させて音を鳴らしています。原理上、小型化にあまり向いていないですが、1つのドライバーユニットで広い再生周波数帯域をカバーできるため、多くのイヤホンで採用されています。サウンド的には中低域の厚みに定評があり、バランスド・アーマチュア型ドライバーに比べてパワフルなサウンドを楽しめます。
ダイナミック型ドライバーは、イヤホンで使われるもっともポピュラーなタイプのドライバーです。ダイアフラム(振動板)が大きいと音質的に有利とされており、ヘッドホンの場合は、ほとんどがダイナミック型ドライバーを採用しています
バランスド・アーマチュア型ドライバー(BAドライバー)は、ボイスコイルとマグネットの反応を利用した振幅で音を鳴らすという点はダイナミック型ドライナーと同じですが、こちらはアーマチュアと呼ばれる金属の鉄片の振動を細い棒(ドライブロッド)で振動板に伝えて振動させています。ダイナミック型より小型化が容易で、小さくても高い感度(出力)が出せるため、これまで補聴器などで採用実績がありました。解像度が高く、明瞭なサウンドが特徴ですが、原理上、ダイナミック型ドライバーに比べて周波数帯域が狭いため、ハイエンドイヤホンではバランスド・アーマチュア型ドライバーを複数搭載し、広い周波数帯域を確保しているものもあります。
米粒ほどの非常に小さな筺体を採用するバランスド・アーマチュア型ドライバー。製品開発・製造が非常に難しく、開発から製造まですべて内製しているメーカーは、KnowlesやSONION、ソニーなど非常に限られています(写真はKnowles「RAB-32257」)
ちなみに、最近ではダイナミック型ドライバーとバランスド・アーマチュア型ドライバーを組み合わせたハイブリット型の製品も登場してきています。ダイナミック型ドライバーのパワフルなサウンドと、バランスド・アーマチュア型ドライバーの解像度の高いサウンドの両方を兼ね備えているのが特徴ですが、現時点では高価なハイエンド製品での採用が中心となっています。
ダイナミック型ドライバーとバランスド・アーマチュア型ドライバーを組み合わせたハイブリット型製品も増えています(写真はAZLA「AZLA」)
イヤホンのパッケージやカタログ、製品ページなどには必ずスペックが書かれています。ここでは、イヤホン選びに役立つスペックについて簡単に説明します。
再生周波数帯域(単位:Hz)
イヤホンが再生できる音の周波数の下限から上限までを表現したもので、単位はHzになります。数値の幅が大きいほど、広いレンジの音を再生できるわけですが、カタログやパッケージなどに表示するスペックについての厳密なルールがなく、実際に聴こえる可聴域を載せているメーカーもあれば、機器で計測した数値を載せているメーカーもあります。あくまでも目安としてとらえ、製品選びの際は実際に試聴するのがいいでしょう。なお、ハイレゾロゴマークのついたイヤホンは、高域再生性能が40000Hz以上のものになります。
出力音圧レベル/能率/感度(単位:dB/mW)
1mWの音を入力したときにイヤホンから発音する再生音の強さを表す数値で、単位はdB/mWとなっています。同じボリュームであれば、数値が大きいほうがより大きな音量を得ることができます。
最大入力(単位:mW)
イヤホンに入力できる瞬間的な最大電力を表す数値で、単位はmWです。プレーヤー側の出力を上回っていれば問題ありません。
インピーダンス(単位:Ω)
イヤホンの電気抵抗の大きさを表す数値で、単位はΩ(オーム)です。インピーダンスが大きいと音が小さく、逆に小さいと音が大きくなります。
Bluetoothでスマートフォンの音楽をワイヤレスで楽しみたいけど、イヤホンのケーブルがからまるのはイヤ!という人には、ケーブルレスのBluetoothイヤホンがおすすめ。耳栓のように耳に挿し込むだけで音楽を楽しめるので、煩わしいケーブルから一気に解放されますよ! 最近では、ノイズキャンセリング機能や防滴・防水を備えた高機能モデルも登場。専用チップの進化も進んでおり、課題だったバッテリー駆動時間や接続性が改善されたモデルも増えてきています。なお、完全ワイヤレスについては『《2020年》完全ワイヤレスイヤホン一気レビュー!音質や装着感をイヤホンのプロが徹底検証』で選び方や最新モデルのレビューを紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてください。
アップル「AirPods Pro」
iPhoneを製造するアップルが手がけた完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」シリーズは、iPhoneと組み合わせて使用することで付属の充電ケースから取り出すだけで簡単にペアリングできる機能や、耳に差し込むだけで自動的に電源がオンになってiPhoneと自動でつながる機能など、非常に便利な機能が利用できるということで、特にiPhoneユーザーから人気を得ています。そんな「AirPods」シリーズで初めてアクティブノイズキャンセリング機能を備えたのが「AirPods Pro」です。ノイズキャンセリングは強力にノイズをかき消すというよりナチュラルに消すイメージで、耳への圧迫も少なく、長時間のリスニングにもぴったり。また、「AirPods」シリーズとして初めて外音取り込み機能を搭載したのもポイントで、特に取り込んだ周囲の音の自然さが高い評価を得ています。形状もこれまでのインナーイヤー型からカナル型となり、従来の「AirPods」シリーズに比べて遮音性や音漏れ低減効果もアップしているのも魅力的ですね。バッテリー駆動時間は、ノイズキャンセリングONで最大4.5時間となります。
ソニー「WF-1000XM3」
ソニーのアクティブノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」は、長年ノイズキャンセリング機能付きのオーディオ製品を手がけてきたソニーらしく、周囲のノイズをしっかりと遮断する高精度なノイスキャンセリング性能と、高音質の両方のバランスにすぐれているのが特徴です。特に音質面は、CD音源やMP3などのハイレゾに満たない音源を最大96kHz/24bitまでアップコンバートする「DSEE HX」の搭載や、40kHz再生をカバーした6mm径のダイナミックドライバーユニットを搭載し、完全ワイヤレスイヤホンでも“ハイレゾ級ワイヤレス”を実現するなどかなりこだわっており、アクティブノイズキャンセリング機能ONでもいい音で聴きたいという人にぜひ選んでいただきたい1台です。なお、バッテリー駆動時間は、ノイズキャンセリングONで最大6時間です。
オーディオテクニカ「ATH-CKS5TW」
「ATH-CKS5TW」は、オーディオテクニカが展開する重低音をウリにした「SOLID BASS」シリーズに属する完全ワイヤレスイヤホンです。パワフルな重低音再生を実現するために、完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり大口径となる10mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。そのため、イヤホン本体もやや大きめなサイズとなっていますが、その分バッテリーも大型のものを搭載し、イヤホン単体で最大15時間という驚異的なバッテリー性能を実現しています。パワフルな低音を楽しみたい人や、とにかく長時間使えるバッテリー重視の人には、ぴったりな1台と言えるでしょう。
通勤・通学の満員電車の中でワイヤレスイヤホンを使ってスマートフォンの中の音楽を楽しんでいる際に、途中で音がブチブチ切れてイライラしたことがありませんか? そういった人にうってつけなのが、ネックバンド・ケーブル一体型ワイヤレスイヤホンです。完全ワイヤレスイヤホンタイプよりもアンテナ部分の面積を確保しやすく、接続が安定しているので、音飛びや音切れが起きにくくなっています。また、バッテリーも比較的大容量のものが搭載できるため、完全ワイヤレスイヤホンに比べて連続再生時間が長い製品が多いのも特徴。耳の穴の中にイヤーピースを差し込むカナル型(耳栓型)なら、遮音性も高く、音漏れを気にせずに音楽を楽しめますよ。
ソニー「WI-1000XM2」
ソニー製ノイズキャンセリングイヤホンの最上位モデルとなる「WI-1000XM2」。その最大の特徴は、なんといっても多機能なノイズキャンセリング機能です。ノイズキャンセリングイヤホンとしてはかなり高価なモデルですが、気圧などの使用環境に合わせてノイズキャンセリング特性を最適化する「NCオプティマイザー」や、ユーザーの行動にあわせてノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能のバランスを自動で調整する「アダプティブサウンドコントロール」など、非常に便利な機能が備わっていますまた、先代の「WI-1000XM」は金属製のネックバンドで折り畳むことができず、持ち運びに不便でしたが、「WI-1000XM2」はネックバンド部の素材がシリコン素材となり、コンパクトに折り畳んで持ち運びできるようになったのもポイント。ノイズキャンセリング機能ON時で最大10時間というバッテリーライフに加え、航空機用プラグアダプターを使った有線接続にも対応しており、海外旅行などで長時間フライトするときにも積極的に使えるのも魅力的です。
beats by dr.dre「BeatsX」
「BeatsX」は、アップルの「AirPods」にも搭載されている「Apple W1チップ」を搭載し、iPhoneと簡単にペアリングできるなど、iPhoneとの相性抜群なネックバンド型のBluetoothイヤホンです。カナル型なので「AirPods」のような音漏れもほとんどありません。イヤホンケーブルの途中に3ボタンリモコンを搭載しており、「AirPods」のようにSiriを使わず、曲送りやボリューム調整を直接行えるのもうれしいポイントですね。なお、内蔵バッテリーでの連続再生時間は約8時間になります。
Shure「SE215SPE+BT2-A」
耳にスッポリと収まるコンパクトなイヤホン本体、高い遮音性、MMCXタイプのリケーブル対応モデルながら1万円前後という手ごろな価格などで、2011年の発売以来、ロングセラーを続ける大人気カナル型イヤホン「SE215」。翌年には、バリエーションモデルとして低域に厚みを持たせた「SE215 Special Edition」も発売され、いまだに根強い人気を誇っています。そんな「SE215 Special Edition」の特徴的なサウンドはそのままに、Bluetoothアクセサリーケーブルを組み合わせることで、ワイヤレス化を実現したモデルが「SE215SPE+BT2-A」です。付属のBluetoothアクセサリーケーブルは、独自設計の高性能ヘッドホンアンプを組み合わせた最新の「RMCE-BT2」で、コーデックはハイレゾ相当をワイヤレス伝送できるaptX HDまでサポートしています。ケーブル先端部にはワイヤーが仕込まれており、イヤホンケーブルを耳の裏側に通して装着できる、いわゆる“Shure掛け”にも対応。「SE215 Special Edition」とBluetoothアクセサリーケーブルを別々に購入するよりも非常にお買い得になっているのもうれしいですね。なお、バッテリー駆動時間は最大10時間となっています。
ソニー「WI-C310」
ソニーのBluetoothイヤホンの準エントリーモデル「WI-C310」。アンダー5千円で購入できるモデルですが、最大15時間ものロングスタミナバッテリーをはじめ、10分の充電で60分の再生が可能なクイック充電機能、充電端子のUSB Type-C採用など、エントリーモデルとは思えない充実のスペックを備えているのが特徴です。ちなみに、ケーブルはからみにくいフラットコードを採用。バッテリーボックスとコントロールボックスを左右均等に配置し、首回りのバランスにもしっかりと配慮されているのもポイントです。
スマートフォンの普及が進み、イヤホンもワイヤレスタイプのものが増えつつありますが、有線接続のイヤホンもいまだに根強い人気を誇っています。有線イヤホンは、電池切れがなく、イヤホンジャックに差すだけでいつでも使える、ワイヤレスイヤホンのように音を圧縮して伝送する必要がなくて音質的に有利、通信ユニットがない分ワイヤレスイヤホンに比べて安価なモデルが多いのが特徴。CD(16bit/44.1kHz)を上回る情報量を持つ高音質なハイレゾ音源に対応した安価なモデルも増えつつあります。
ゼンハイザー 「IE 40 PRO」
「IE 40 PRO」は、プロオーディオ製品も手がけるゼンハイザーが、プロオーディオの世界で培った技術をベースに開発した耳掛けタイプのカナル型イヤホン。耳掛けタイプのイヤホンとしては比較的大きめの10mm口径のダイナミック型ドライバーユニットを搭載していますが、耳にしっかりとフィットする薄型デザインのイヤホン本体と、装着位置を微調整できる独自形状のイヤーピースのおかげで装着感や遮音性も抜群です。なお、ケーブルは不用意に外れないように配慮した独自ケーブルダクト採用の着脱式ケーブルを採用。プロユースを想定したモデルということで、リモコンやマイクなどは用意されていないので注意してください。
パイオニア 「SE-CH3T」
パイオニア「SE-CH3T」は、3千円台で買える高コスパが魅力のハイレゾ対応有線イヤホンです。ドライバーユニットは、ダイヤモンドよりも硬いグラフェンコート振動板を採用。5.5mm径という比較的小型のユニットですが、タイトな低域とクリアでシャープな中高音よるキレのあるサウンドが楽しめます。また、ドライバーユニットが小口径のため、イヤホン本体が細身で、耳穴にスッと収まるのもポイント。ケーブルの途中にリモコン/マイクが用意されており、スマートフォンとの組み合わせにもぴったりです。ファッションスタイルや好みに合わせて選べる全5色のカラーバリエーションもうれしいですね。
JVC「Victor WOOD HA-FW1500」
「Victor WOOD HA-FW1500」は、ドライバーユニットの振動板にJVCお得意の“木”を採用したウッドイヤホンの最新モデルです。「WOOD」シリーズの10周年を記念して、18万円前後というプライスタグを付けて登場したフラッグシップモデル「HA‐FW10000」にも採用された独自のウッドドームカーボン振動板を採用。新たに、ユニット前面に不要な音を拡散するドットを配置した独自の「アコースティックピュリファイアー」を採用し、木を使った「WOOD」シリーズらしいあたたかい美しい響きに“透明感”をプラスした独特の音色が楽しめるモデルに仕上がっています。ビクターブランドを象徴するニッパー犬をあしらったブラックウッドハウジングもプレミアム感があってカッコイイですね。
新進気鋭の国産イヤホンブランドfinalが、高音質、シンプルなデザイン、使い勝手のよさ、手が届く価格のすべてを満たす製品を目標に開発したEシリーズ。そのシリーズ第1弾モデルとして発表されたのが「E3000」です。新開発の6.4mmダイナミック型ドライバーユニットを組み合わせたステンレス削り出しのスリムな筺体と、耳道の傾きにフィットするように設計された独自のイヤーピーススウィングフィット機構により、耳穴にダイレクトにフィットするすぐれた装着感と、5,000円前後の製品とは思えないフラットでピュアなサウンドを実現。価格.comプロダクトアワード2017のイヤホン・ヘッドホン部門で銅賞を受賞したのも大いに頷けます。
近年、スポーツや料理中など、周囲の音を確認しながら音楽を安全に楽しみたいという人に向けて、耳を完全にふさがないで音楽を楽しめる「ながら聴きイヤホン」というジャンルの製品が増えてきています。細い音導管を耳元近くまで伸ばして音を届けるイヤーカプタイプや、人の骨を振動させることで音を届ける骨伝導タイプなどがあり、最近では有線接続だけでなく、Bluetoothを使ったワイヤレス接続タイプの製品も登場してきています。耳をふさがないという構造上、音質面でフリと言われていましたが、最近の技術進歩で高音質なモデルも増えつつあります。
AfterShokz「Xtrainerz」
骨伝導に特化してイヤホンを開発するAfterShokzの最新ワイヤレス骨伝導イヤホン「Xtrainerz」。耳をふさがず、振動する物体を頭部にあてて聴覚神経に直接音を届ける骨伝導技術のメリットを生かし、空気伝導で音を伝える一般的なイヤホンでは実現が難しい水中でも音楽を楽しめるのが最大の特徴です。本体は、水深2mの水中で最大2時間耐えられるIP68相当の防水性能を確保。Bluetoothの電波が阻害される水中でも音楽を途切れずに楽しめるように、4GBの内蔵メモリーをする音楽プレーヤー機能も備えており、汗をかくスポーツシーンはもちろん、プールの水泳時などにも使用できます。なお、防水性を確保するため、充電端子が独自形状となっていますが、標準で充電ケーブルが2本付属しているので安心です。バッテリー駆動時間は最大8時間となります。
ソニー「SBH82D」
ソニー「SBH82D」は、細い音導管を耳元近くまで伸ばし、鼓膜に向けてダイレクトに音を届けることで、耳をふさがない独自の“オープンイヤースタイル”を実現したネックバンドスタイルのイヤホンです。ドライバーユニットには、13.6mm径の大型のものを採用。下掛けスタイルのボディ内にドライバーユニットを収めることで、装着感と耳穴をふさがないことによる音抜けをしっかりカバーしています。ちなみに、耳をふさがずに周りの音を確認できるため、日常シーン以外にランニングなどのスポーツシーンにも使えるのではと思われる方もいるかと思いますが、「SBH82D」は防水・防水性能を有していないため、汗をかくスポーツシーンでの利用は厳しい点は注意が必要です。バッテリー駆動時間は最大7.5時間となっています。
音楽を聴きながらランニングやジョギングといったスポーツを楽しむ人が増えていますが、そんな人にぴったりなのがスポーツタイプのイヤホンです。各社からさまざまなタイプの製品が登場していますが、屋外でのランニングやジョギングで利用するなら、外の音が聞こえるインナーイヤー型の製品がおすすめです。また、汗や雨による故障を防ぐなら、防汗・防滴仕様は必須。激しいスポーツで使うなら、ケーブルが短くてじゃまにならないワイヤレスタイプで、装着感の高い製品を選ぶのがいいでしょう。
Bose初となるBluetooth対応のスポーツイヤホン。本体は汗や雨などの湿気を防ぐ防滴仕様で、シリコン素材でできた独自のイヤーピース「StayHear+Sportチップ」は、ウイングパーツが一体化されており、激しいスポーツでも外れにくい高いフィット感を実現しています。ケーブル途中に用意されたインラインリモコン部にはNFCも搭載されており、対応デバイスとワンタッチでペアリングできるもの便利なポイントです。バッテリー駆動時間は約6時間となっています。
「Soundcore Spirit X」は、モバイルバッテリーやBluetoothスピーカーなど、手ごろな価格のデジタルガジェットを手がけるAnkerが手がけるスポーツタイプのBluetoothイヤホンです。軍事技術にも用いられるナノコーティングなどを組み合わせた独自開発の「SweatGuardテクノロジー」を搭載しており、税込み2,999円という非常に安価なモデルですが、IPX7相当の防水性能とサーフィンなど海水のかかるようなシーンでも使える防汗性能を実現しています。
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