精神障害者らが通う松山市内の障害福祉事業所で、同市内の精神科病院で新型コロナのクラスター(感染者集団)が生じたことと絡めながら、通所者を中傷し事業活動の自粛を求めるような内容のビラが郵便受けに投じられていたことが17日、分かった。
事業所を運営するNPO法人によると、15日に出勤した職員がビラを見つけた。ビラには、入院患者ら20人超のコロナ感染が確認されている同市の病院に触れた上で「精神病棟のようになってからでは遅いのでやめて」「この地域が世間様から非難されるのはごめんです」といった言葉が書かれていたという。