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高校受験をする方の多くは公立高校を第一志望にすると思います。もちろん、読者諸兄のお子さん(もしくはご本人)は受験にしっかり取り組んでいらっしゃるでしょうから、最難関国私立早慶・GMARCH付属を第一志望にしている方もいらっしゃるでしょう。ただ、その辺りの学校はWもぎ偏差値(合格可能性80%)なら66以上必要なため、やはり受験者全体の中では少数派ということになります。

二郎は頭の回転が速いわけでも、飲み込みが早いわけでもありません。授業の進度、そして膨大な宿題に付いていけなかった苦い経験を持っていますから、できれば同じような校風の私立の進学校には進学して欲しくありません。

となると第一志望は、生徒の自主性を尊重してくれる都立高、もしくは、8割以上が系列の大学に進学できる大学付属・系列高となります。もちろん、都立も学校によって校風も様々ですし、課題の多いところとそうでない所があります。また、大学付属高でもしっかり勉強をしないと希望の学部どころか系列大学に入れない所もあります。

 ちなみに、私の周囲にはR付属を卒業した人が何人もいますが、昔こそ遊んでいても余裕で系列の大学に入れましたが、今は希望の学部に入るために半分以上の子が塾に行くそうです。確かに学校の周囲には付属高の生徒たちを対象にした塾がいくつもあります。

以前、私立中学に子供を通わせる親の立場(つまり他人事)で、高校受験についての記事を何度か書きましたが、今回、二郎は高校受験の当事者になってしまいました。もう少し高校受験の全体像を調べてみようと思います。

すでに何度か書きましたが、難度の高い学校の偏差値は駿台模試を見た方がWもぎ、Vもぎの偏差値を見るよりは参考になると思います。ただですね、、、最新の駿台の合格・不合格者分布を知りたいなら、模試の小冊子を手に入れるしかありません。今のところ、新型コロナの影響で駿台模試を受験することはできませんから、いつもの晶文社『高校受験案内2021』の資料を基に色々と考察してきたいと思います。

 

 

さて、都立が第一志望として、二郎の併願校はどうしようか?こんなことを最近は二郎と話しています。実際、二郎はそれほど高校自体に興味がないのですが、少しばかり希望はあるようです。

 

「都立で自由な校風の学校がいい、できれば制服もやだ」

 

だそうです。制服はラクなんですけどね。。。

では、二郎とTK先生、私と協議した末の志望校を以下に記します。

 

第一志望

都立御三家or都立二番手校

 

第二志望

都内or埼玉の私立進学校

 

第三志望

GMARCHの付属

 

受験しない(できない)であろう学校

最難関進学校

早慶の付属

 

以上!

 

え?簡単すぎない?、、、はい、確かに、、、う~ん、だってまだ高校受験模試を一回も受けていないですからね。どんな偏差値になるか分からないじゃないですか。。。まぁ、はっきり言って大した成績は取れないと思います。二郎ですからね。ですから、現状ではこの程度しか書けません。

まぁ、どんな学校を目指すとしてもやることは、中学受験の頃とあまり変わりません。大きく2つ、、、

 

1)教材の絞り込みによる基礎の繰り返し

2)過去問を徹底的に解く

 

で行こうと思います。どこまでを基礎というのかは人によって違うと思います。二郎が、どのような基礎を繰り返すのかは、これからもご報告致します。それが二郎にとっての基礎だと思っていただいて構いません。

ところで、どの偏差値が出たとしても志望校は

 

持ち偏差値の+7~10(合格可能性80%)

 

辺りまでは狙っていくと思います。中学受験でもそのあたりまでは合格をいただけました。ただし、都立に限っては第一志望なので、無謀な受検はしないと思います。できれば都立に行って欲しいですからね。

では、秋頃の偏差値で、志望校がどこになるかをそれぞれシミュレーションをしてみましょう。

 

もし二郎の偏差値がWもぎで5教科55近辺だったとしましょう。すると第一志望は

 

都立

偏差値60~57程度

文京(60)、井草(59)、広尾(57)


私立進学校
偏差値65~55程度

日大二(65)、東京電大(59)、郁文館(進学)(55)

 

GMARCH付属校

受験しない

 

あたりになるでしょう。日大二、東京電大は付属じゃないのか?ってツッコミがありそうですが、いま、GMARCHや一部の大学を除けば、中堅大学の多くは他大学への進学を推奨し、その合格実績で生徒を集めるスタイルにシフトしています。よって、日大二、東京電大はどちらも進学校と言えましょう。

偏差値60近辺だった場合は

 

都立

偏差値65~62程度

武蔵野北(65)、調布北(62)、豊多摩(61)


私立進学校
偏差値70~63程度

城北(69)、日大二(65)、錦城(進学)(63)

 

GMARCH付属校

法政大学(68)、明大中野(68)

 

ですね。持ち偏差値60で、このラインナップはかなり厳しいと思われますよね。確かに法政、明大中野はかなり厳しいと思います。ただ、都立は直前の追い込み次第ですし、私立進学校は偏差値が高めに出ている学校でも結構イケると思っています。理由は追って書きます。

偏差値65だった場合は

 

都立

偏差値68~65程度

立川(68)、青山(67)、竹早(65)


私立進学校
偏差値70~63程度(60と変わらず)

城北(69)、日大二(65)、錦城(進学)(63)

 

GMARCH付属校

青山学院(72)、立教新座(69)、明大中野(68)

 

ですね。この偏差値でやっと、都立は自校作成校が見えてきました。当ブログではとにかく自校作成校の話ばかりしているので、二郎がそれらを目指していることは皆さま、ご存知とは思いますが、、、

 

偏差値65に届かなければ自校作成校は(たぶん)受検しません

 

これ以下、例えば62~63だとしても、内申点がかなり良ければ考えますが、、、二郎の場合は厳しいのではないかと、、、都立は一発逆転を狙っていないので、とりあえず秋前の模試でどこまで取れるかが一つのポイントでしょうね。

偏差値70だった場合は、、、

 

都立

偏差値71~67

西(71)、戸山(70)、青山(67)

 

私立は、、、まだ未定ですね。大体、こんな偏差値取れるか分かりませんし、まぁ、無理な気がします(汗

さて、今のラインナップを見て、

 

「なんか私立の進学校だけヤケに強気だな、、、」

 

と思われました?ハイ、私立の進学校は強気で攻めようと思います。その理由は次回書きますね。。。

 

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