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5月16日 18時23分
医療的ケア児の災害支援アプリを開発へ
金沢医科大学と金沢市のIT企業が人工呼吸器など医療的なケアが必要な子どもたちへの災害支援アプリを開発しており、15日インターネットを使った講演会を開きました。災害支援アプリ「K-DiPS」は金沢医科大学看護学部講師の中井寿雄さんと金沢市のIT企業アイパブリッシング代表取締役の福島健一郎さんが共同開発しています。人工呼吸器など普段使っている医療機器や服用している薬の情報を入力しておくと、自治体や医療機関に共有され、災害が起きた際にスムーズな医療支援が可能になります。インターネットを使った講演会には医療ケアが必要な子どもの親など76人が参加し、アプリの説明に耳を傾けました。災害支援アプリは今年度末の完成を目指していて、クラウドファンディングでの支援を募っています。