Cocoです!
通信制大学に入学を検討している人が不安に感じることの一つが「不合格になること」ですよね。
この記事では、通信制大学に出願して不合格になってしまうことがあるかどうかについて書いていきます。
通信制大学に出願しても、通常は不合格にはならない
通信制大学に出願しても、通常は不合格になることはありません。
必要な書類がきちんと揃っていた場合は、問題なく入学できるケースが圧倒的に多いですので安心してください。
また、書類の不備などがあった場合は、たいてい、大学側から「この書類が不足しているので、書類を取り付けて郵送してください」などと電話やメールでアクションがあります。
Cocoが明星大学に出願したとき、高校から卒業証明書を取り寄せたのですが、高校側が書類の発行年月を間違って記載してしまったためにその書類が無効になったことがありました。そのときは大学から、卒業証明書に記載されている日付が無効なので、新しく書類を取り付けて欲しい、他の出願書類は揃っているので、締切期日を過ぎても構わないから、という電話がかかってきました。
通信制大学に出願して不合格になるケース
例えば慶応大学や早稲田大学通信制課程はきちんと審査があり、不合格になるケースも多いようです。これらの大学では出願時にかなりの量の志望動機などを書く必要がありますが、その内容などを踏まえて合否を出しているようです。
また、明星大学の教育学部・理科コースには入学試験があります。通信制大学で中学校・高等学校の理科の免許状が取得できるところは全国に明星大学ただ1校だけ、ということもあり、毎年3月に小論文と面接の試験が実施されています。私が在学していた頃は、倍率はだいたい4倍程度で、理科コースの試験に落ちたから数学に変更した、という方がけっこうたくさんいらっしゃったのが印象的でした。
志望動機書類などは見られているのか?
通信制大学に出願するとき、志望動機を書かなければならないところは多いです。志望動機はだいたい800字以内くらいで設定されている大学が多いと思いますが、これを課すのは「通信制大学のレポートがきちんと書けるかどうか」を判断する目安のひとつにするためではないかとCoco個人は思っています。
通信制大学のレポートは、だいたい1単位につき2000字程度の文章を書く必要があります。大学在学中には膨大な量の記述が必要になるため、志望動機書類を提出させることによって、ある程度まとまった量の文章を書くことができるかどうかを見ているのではないかと私自身は思っています。
実際のところ、2000字というと原稿用紙5枚分、中学生の読書感想文と同じくらいの量ですので、大人にとってはあまり大したことのない量ではあるのですが…レポートが書けなくて通信制大学での学びができず、退学してしまう学生もかなり多いのが現状です。だから内容ももちろん目を通しているとは思いますが、多くの通信制大学では「とにかくまとまった量の文を書くことができるかどうか」を判断するために志望動機を求めるのではないか、と私は推測します。
ちなみに私は八洲学園大学に科目履修生として半年ほど在籍していたことがあります。こちらも志望動機の提出が必要でしたので、800字程度で作文して提出しました。提出してから気づいたのですが、私、大学の名前を思い切り間違えて書いたものを提出したんです。いくらなんでも入学したい大学の名前を間違えたらアウトだろう、と思っていたのですが、すぐに入学許可が降りました。
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ちなみに科目履修でここを選んだのは、入学手続きや学習、科目試験のほとんどをすべてweb上で行えるからでした。当然スクーリングで大学に通う必要もなく、webスクーリンングで完結できます。
通信制大学に出願して不合格になることはある?:まとめ
特定の大学を除けば、通常、通信制大学の入学審査で不合格になることはありません。
もちろん各大学が入学試験の選考基準を公表しているわけではありませんから、絶対に大丈夫だ、とは言えませんが、それでもよほどのことがない限り入学することができます。
ただし、期限内に必要書類の提出ができなかったり、提出した書類に不備があったり、選考料や入学金、授業料などを納めなかったりと、入学に関しての不備があった場合には入学することができません。
これから通信制大学への入学を検討している方の参考になれば幸いです。