新潟県柏崎市は30日、友好都市の四川省峨眉山市に医療用マスクと防護服を発送した。同市からの調達協力の要請に対応した形で、医療用マスク8万6800枚と防護服2000着を支援した。物資の提供は柏崎市刈羽郡医師会などの市内の医療機関や東京電力ホールディングスが協力した。
新型コロナウイルスによる感染拡大により、中国ではマスク不足が深刻化している。28日夕方、峨眉山市から40万枚の医療用マスクと10万着の防護服の調達協力の要請があった。非常時に市内で使用するための備蓄に影響がない範囲の量を供給することを決めた。30日午後3時に発送した。
柏崎市では、江蘇省淮安区とも友好都市の関係を結んでいる。現在は防疫用品などの確保が確認できているため、物資の支援は実施しない。
