基礎トレーニングをした隆の勝=東京都台東区の千賀ノ浦部屋で(提供写真)
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大相撲春場所で、優勝した横綱白鵬に1差の12勝を挙げた隆の勝(25)=千賀ノ浦=が8日、電話での代表取材に応じた。
中止となった夏場所での番付は自己最高位の東前頭2枚目まで上げた。初の上位総当たりはお預けとなったが、「気持ちを切り替えて7月場所に向けて準備していきます。引き続き今できる基礎運動を中心に、しっかり基礎を鍛えていきます」と四股やすり足などで体づくりに励んでいる。
春場所では初めて三役力士と対戦。朝乃山、正代の両関脇と対戦し、正代に土をつけた。番付はそのままスライドする7月場所へ、さらなる勢いをつけて挑みたい。「手洗い、うがい、消毒、外出自粛を徹底していきます」と、自己管理を怠らずそのときを待つ。
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