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【大相撲】

春場所の懸賞金414万円で…白鵬が2万5000枚のマスク寄贈 日本とモンゴルの医療従事者へ「世の中のために何かできないか」

2020年5月11日 14時58分

寄贈するマスクを手にする白鵬(日本相撲協会提供)

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 日本相撲協会は11日、横綱白鵬(35)=宮城野=が、日本とモンゴルの医療従事者らへ計2万5000枚のマスクを寄贈すると発表した。費用は、優勝した春場所の懸賞金138本(手取り414万円)でまかなったという。

 白鵬は協会を通じてコメントを発表。「3月の無観客場所では私自身、本当に祈りながら15日間土俵に上がりました。あの場所で土俵を全うできたのは、自分だけじゃなく、テレビの向こうから声援を送っていただいたファンのみなさんをはじめ、まわりで支えてくださる方々がいたからこそだと感じています。そこでこの場所で頂いた懸賞金を使って世の中のために何かできないか考えていたところ、モンゴルの関係者から『マスクが不足している』と連絡をもらいました。そして日本でも医療従事者や一般の方々の間でまだまだマスクが不足しているという話を聞きました」と経緯を説明した。

 さらに、稽古を続けながら野菜中心の食生活や消毒スプレーを持ち歩くことで、新型コロナウイルスの感染防止に努めている近況も報告。「5月場所は残念ながら中止となりましたが、みなさんも毎日マスクをつけての生活で自粛も続き、ストレスもあると思いますが、みなさんで力を合わせて乗り越えましょう!」と呼び掛けた。

 

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