PCB廃棄物(廃安定器・高圧トランス・高圧コンデンサ)の処理費用を大幅削減!
調査・処理・手続き・搬送、すべてサポート。

まずは調査から承ります。廃安定器(蛍光灯・水銀灯等)はPCB含有・不含の仕分けが大切。

蛍光灯や水銀灯などに使用されていた、保管されている廃安定器は、PCBを含有の場合、高濃度PCBとなります。 PCBを含有した安定器の処分は中間貯蔵・環境安全株式会社(JESCO社)でしかできません。 またその処分費用は1キロあたり30,240円と大変高額なため、しっかりとした含有・不含の仕分け調査と、 正確な総重量の把握ををすることが処理費用を削減する有効な手段となります。

含有・不含の分別届出重量測定漏洩検査使用中機器調査届出錯誤調査届出変更支援搬送業者のご案内

高圧トランス・コンデンサは高濃度か低濃度を判定します。

高圧トランス・高圧コンデンサは絶縁油のPCB分析(PCB簡易測定法マニュアルによる分析等)により、 PCBの高濃度・低濃度の判定を行います。また、正確な総重量を把握します。

PCB濃度調査届出変更支援処分・搬送業者のご案内

調査の目的は「安全・安心」そして「安く」PCB廃棄物の処理を完了するためです。
過去に調査済みの保管物にもPCB不使用安定器が混在している
当社がこれまで手がけてきた事例からも、お客様が過去に調査済みで保管されている廃棄物の中にPCB不使用の安定器が混在していたケースが多数あります。改めて厳正に調査・仕分けを行うことで、PCB含有・不含を正確に選別し、処理費用を削減できる可能性があります。
約10分の1の重量になることも!重量を軽くして処分費用を削減
PCB含有コンデンサが充填剤によって固定されていない外付け型安定器は、コンデンサのみを取り外して、その重量を軽くすることで、処分費用を大幅に削減できます(重量が約10分の1程度になります)。また取り外された残部材(鉄等)は濃度分析し、その結果、低濃度として処分が可能です。
廃棄物処理法に基づき低濃度PCB廃棄物を適正に処理
濃度分析を行った結果、低濃度PCBと判定されたトランスや残部材などは、廃棄物処理法に基づいて、無害化処理認定を受けた全国34社(2019年9月現在)にて処分が可能です。処分費用は処分委託先によって異なります。(処分までは適正に保管されなければなりません。)

建物をまるごと調査

使用中のものも含め、建物内の機器をすべて調査します。
また、登録漏れ等の機器調査や、登録漏れ機器の都道府県及びJESCO社への登録手続もアドバイスします。

これまで大変だった様々な作業を、(社)環境衛生推進協会が全て行います。

PCB廃安定器の処理費用は重量(キロあたり30,240円)で算出されます。
日本環境事業支援機構は仕分けにより、本来の処理対象となる重量を厳格に算出し、安心・安全で適正なコストによる高濃度PCB処理の支援をいたします。

安定器を1台ずつ調査し、PCB含有・不含を仕分け。

PCB含有数の明確化。また、不含の安定器は不含証明を添付。

安定器を1台ずつ重量測定し、正確な総重量を算定。

総重量が明確になり、処分金額がしっかり把握できる。

外付型コンデンサを確認し、コンデンサの適正な取り外し。

取り外しを行うことで処分金額の大幅な削減に。

全ての安定器の漏洩検査を実施。

漏洩しているものは的確に密閉し、指定の容器に保管。

低濃度PCBの処分について安心の業者をご案内。

処分業者・運搬業者のネットワークを生かして処分先を提案。

都道府県知事やJESCO社への事務手続きをアドバイス。

登録漏れ機器の都道府県への登録手続きもアドバイス。

「高濃度PCB含有」廃安定器の調査、収集・運搬、処分までの流れ

環境省HPの掲載情報によると、処分先のJESCO社にはPCB不含の安定器が多数混在して搬入されています。
また、法律に基づいて分解できる安定器も分解されずに持ち込まれているのが現状です。
当社はより高い技能で厳正な仕分け・分解を行い、PCB処理対象量を適正化し早期処理に努めていきます。

照明器具のPCB使用・不使用の判別手順

● 「照明器具がPCBを使用しているか否か」については、 まず、ラベル内容(メーカー・種類・力率.製造年月など)を確認してください。
● 照明器具のラベルの例を以下に示します。

● 以下に示す照明器具については、メーカー問わず、PCBは使用されていません。(なお、改造や修理で内部の安定器が交換されている場合には注意が必要です。)
・ 昭和48年(1973年)以降町こ製造された蛍光灯器具は、PCB不使用です。(※建物の建築年次ではなく、照明器具の製造年次です。)
・ 低力率型(85%未満)の照明器具は、PCB不使用です。
・ Hfランプ使用の照明器具は、PCB不使用です。

※ ラベルは一例です。すべてのメーカーにに記載されているとは限りません。
● メーカーによっては、ラベル内容でPCBが使用されていない照明器具が判別できます。照明器具内の安定器を確認する必要はありません。

照明器具内の安定器のPCB使用・不使用の判別方法

● PCBが使われている可能性がある照明器具の使用例

● 調査対象となる照明器具安定器

PCB使用安定器を使用した照明器具(昭和32年1月~昭和47年8月までに製造された、 以下の器具の一部に使用)
蛍光灯器具は、磁気式安定器が対象です。ィンバータ(電子)式安定器には、PCBは使用されておりません。また一般家庭用の蛍光灯器具にはPCBは使用されていません。

● 「安定器がPCBを使用しているか否か」については、 まず、 ラベル内容(メーカー・種類・力率・製造年月日など)を確認してください。
それに基づき、日本照明工業会HP(https://www.jlma.or.jp/kankyo/pcb/)で確認するか、メーカー窓口へ問い合わせてください。
※ 昭和47年9月でPCB使用安定器は製造を中止しましたが、製造中止後1〜2年の間は判別のために、 「NO PCB」または「PCBは使用していません」という記載を銘板に表示していた例もあります。
● 国内メーカーで昭和31年(1956年)以前及び昭和48年(1973年)以降に製造された安定器については、PCBを使用した安定器はありません。
※ この製造年別の判別は外国製など一部の機器については該当しない場合があります。