傷をつけて発芽率を格段に上げる
去年収穫した種をそろそろ植えることにしました。
種のまま植えると発芽率が非常に悪いため、ナイフで少し削ります。
カッターではなく、アートナイフの方が削りやすいです。
数が少ない場合は、やすりで慎重に削った方が種の中に傷がつきにくいと思いますが、今回は種が200個あるので、ナイフでサクサクいきます。
こんな感じで削ります。
気をつけるのは、「へそ」と呼ばれる部分とは逆の方向を削ることです。
赤丸の部分が「へそ」です。
「へそ」の方から根が出ます。こちらは非常に重要なので、傷をつけてはいけません。
反対側の葉が出る方は、傷がついてもそれなりに成長するはずです。多分・・・・・
神経質にならずに、ササッと削りました。それでも200個ありますので、結構疲れました。
削ったものは、適当な入れ物にテッシュを敷いた上に、種を置き、水を入れます。
水の量は、テッシュがグッショリになる程度、種が全部水に沈まない程度です。
種が完全に水に沈むと、種が呼吸できなくなるのではないかと思って、沈まない程度にします。呼吸しているかどうは知りませんが・・・・・
水の量は何の根拠もありません。野生の勘で決めました。
乾いてきたら、水をかけます。1日に1回程度。
霧吹きがあれば霧吹きが楽ですが、スプーンでかけてもよいです。
最初の100個は丁寧に扱いましたが、残り100個は、豪快に水を入れて、余分な水はテッシュに吸わせたりしました。
水のやり方は適当ですね。沈まないことと乾かさないことだけ気をつけました。
水をかけてから12時間後
かなり膨れてきました。
水に入れる前の種と比べると、あきらかに違います。
水をかけてから1日後
葉が出てきたものが、いくつかあります。
水をかけてから2日後
早くも根が出てきました。
水をかけてから3日後
葉も根も成長しました。
水だけで、なぜ成長できるんだろう・・・・・
最初の100個ほどは、この時点で根が出ていないものが3個ほどありました。
97%は余裕で発芽したことになりますので、普通に考えて95%以上は簡単に発芽するようです。
かなり高確率だと思います。
土に埋める
60cmのプランターに20個穴をあけて、種を放り込みます。
この量は一般的には非常に多い量だと思います。
我が家はブロック塀に隠れて日当たりが悪く、成長があまり良くないので、密度を上げて蒔きました。
種の丸みがある側を上にした方がよいという情報を見たことがありますが、気にしないで、放り込みました。
穴の深さは人差し指の第一関節くらいにしてみました。
プランター2つ、小さな鉢2つ、に計50個ほどの種を蒔きました。
残りの種は、ご近所さんと会社の人に発芽した状態で御裾分け。
肥料と水
種が隠れるように土を被せて、適当な肥料と水を適当にやりました。
種を植える前の土にも、事前に肥料を混ぜ込んでいます。量は適当、説明書はみてません。
今後
今年はグリーンカーテン、去年より綺麗になるでしょうか。