大河ドラマ『花燃ゆ』と台湾のつながり新型コロナウイルス 防ぐために②

2020年04月01日

新型コロナウイルス 防ぐために①

 台湾でずっと生活しているので、SARS(2003年)騒ぎを経験しているのですが、今回のcovid-19(台湾では誰しもが武漢肺炎[ウーハンフェイイェン]略して”武肺”と呼ぶ)の方が自身にとってははるかに影響大です。SARSの時、台湾は医療関係者を中心に多くの犠牲者を出しました。その経験から艮のコロナウイルスは昨年末時点中国湖北省武漢を中心とする地域で未知の肺炎が流行している情報をいち早くキャッチし素早い対応が進められてきました。ですから中国人観光客シャットアウトやマスクの政府買上げなど日本より早く、また隔離政策も日本よりはるかに厳しい強制力(高額罰金を伴う)を以て執行されています。

 それでも、今回、自分は「長期失業状態」です。前回の時は少なくとも仕事はありました。日本に帰れない、というのはどちらも同様ですが、SARSは冬に流行し初夏には沈静化し帰国も叶いました。ところが今回は東京オリンピック・パラリンピックが延期となり、今夏の自分の帰国も危ういようです。

 台湾は世界的に見ても感染者数、死者数ともにかなり抑えることができています。現副総統と次期副総統に、防疫現場で指揮を取っている厚労省大臣に当たる人物いずれも医療従事者だった専門家。台北市長も医師。IT大臣はマスク購入のシステム構築もビッグデータの活用もテキパキと推し進められるプロフェッショナル。どこかの国のsnsやってました!だけでIT大臣になったご老体とは次元が違います。しかし日本政府の対応が後手に回って感染を初期で封じ込めに失敗して、日台間の人の交流・移動がほぼ途絶え、それを生業としている自分がかつてない境遇に陥っているわけなのです。

 世界的なパンデミックの前では医療関係者でも公衆衛生の専門家でもない私ですが、世界的に評価されている台湾の防疫体制下で生活している日本人として、日本にお住まいの皆様にコロナ予防に少しでも役立てる情報が発信できるのではと考えて、長らく更新していなかったブログを再びこじ開けた次第です。順次門外漢視点ではありますがコロナ予防にヒントなり気づきなりご提供できるようやっていきたいと思っております。
Shitoushan26





beywak at 20:00│Comments(0)新型コロナ肺炎 | 台湾

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