六十の笑顔

テーマ:
こんばんは!



「ミュージカル『刀剣乱舞』〜三百年の子守唄〜」




国内公演が無事に

千秋楽を迎えることが出来ました。



ご来場いただいた皆様

ライブビューイングでご覧いただいた皆様

ライブ生配信でご覧いただいた皆様


本当にありがとうございました!!



沢山の方々に観ていただき

そして声援をいただき

本当に嬉しく思います。



約3ヶ月もの間

時に傷つき、

苦しみ、

もがき。


長く苦しい戦いでありました。



隊長という責務

経験者という余裕と

未熟者という切迫。


一度刀剣乱舞を経験していますが、

人として、演じる者としては

足りないことばかりで。


もちろんその経験のお陰で補うことが出来たこともあります。


でもそこに甘えず、貪欲に野生的に

求めるものを求めてきました。


皆さんの目に、心に

どう映り、どう響くか。

回を重ねる毎に

石切丸を生きる毎に

形として、音や温度として

自分の中で少しずつ感じられればと。



舞台の上で


誰かに渡し

誰かからもらい。


もらうことの方が多かったけど。



そうやって、日々

消化して、吸収して、

60回を生きてきました。



でもその60回全てに

周りには石切丸を作ってくれる人たちが

いることを忘れないでいたい。

凹凸、色、光、音、熱

自分はその存在があるからこそ

思う存分表現できるということを。



そして

それを観てくれる人たちがいてくれることも。



あ、今日くらい

浸っても良いでしょ。笑



「座長」

これも今回自分にとっては

大きな存在。




元々この刀ミュには

座長があるようでないものだと思っていたし、

みんなで一つになって刀ミュを作る。

その考えで最後までいました。


ただ、

「バトンを繋ぐ」

その役割は何が何でも果たす想いでした。


一人では決して出来ないことも

みんなでやれば出来る。

そのことも繋ぐことが出来るように。


それが、今回

「全員乱舞」

という言葉に乗せた想いです。



また一つ大切な経験として

自分の中に刻まれました。




そしてこの作品を経て

得たものもたくさんあります。


その中で一番は

やっぱり「笑顔」。


今回の作品のテーマといっても良いと

思うくらい。


「笑っている人のところに幸運は舞い込んでくる」

「なによりも、笑顔ですぞ」

「いかなる時も、笑顔を心がける」



長く苦しい戦いの中で

背中を押してくれたもの

導いてくれたものは


お客さんの喜ぶ笑顔や

人との笑い合いでした。



笑うことで楽しさが生まれ

原動力となる。


「辛い時こそ笑顔」


綺麗事のように聞こえるけど、

本当は誰でも出来ること。


色んな環境があるけれど、

笑うことで変わることも

あるかもしれない。



石切丸を通じて

色んな経験と景色と知識を

得ることが出来ました。













、、最後はどう映ったのかな。


石切丸が抱えたもの

叶えたかった願い

伝えたかった想い

人々への祈り


等身大の自分で

でも少しだけ踵を上げて。



達成感はあるけれど

満足感はないです。



刀剣乱舞は

これからもっともっと

大きな作品に成り得ます。



全ては誰かの笑顔のために

これからも

励むとしようか。



あなたの

笑顔が増える事を

祈っています。


{25E922A4-4E30-45A6-BBDC-16C552FE7F26}



いつか誰かの目に触れて

思い出してくれることを願って。


そして自分への記録として



ここに記します。



それでは、また。



P.S.


清光と三条のみんなから

「千秋楽おめでとう」

というメッセージが送られてきました。


思わず笑顔になりました。