自己愛性パーソナリティ障害

特別な自分がいつも必要になります。それは容姿や体型、経済力、学歴、一芸に秀でていること、ファションセンス、見栄えのよい職業、高価で希少な持ち物を持つことなど外的な価値8誰にでも分かる価値)で恐ろしい自己への不信を補おうとする心理構造を持っています。美容整形を繰り返す人もいまし、ボディビルで異常な筋肉を持とうとする人もいます。あるいは誰も知らないような知識や技能を持つこと(オタク)で補おうとする人もいます。他人が自分をどう見ているのかが重要で、自分が勝っていると見下し、負けていると見下されると感じます。いつも心理的な鎧を着て他人を信用することができません。愛することの困難、他人を思いやることができないための自己中心性のため、生きる上で困難を招きます。治療は精神療法になります。社会的引きこもりや摂食障害の一部、慢性の出社困難や慢性の抑うつはこの障害と関連があります。