ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」:「東方見文録」弾幕系じゃない方の“東方” (2/3)
砦のパーフェクトあんさつ教団
第2章。文録とマルコは、2人の神父とともに港町ホルムズ(現在のイラン南部)に着いた。史実でも2人の修道士が同行するが、ホルムズのはるか手前で帰国している。一方「東方見文録」では、彼らはホルムズの先の砂漠で襲撃されている。
マルコたち一行を襲ったのは、“山の老人”と呼ばれる男の配下。山の老人も「東方見聞録」に記された人物で、秘密の楽園に若者を連れてきて、暗殺者に仕立てる“暗殺者教団”を率いていた。この教団が若者を連れてくるときに使った麻薬「ハシシ」が、暗殺者を意味する「アサシン」の語源になったらしい。
文録も山の老人にさらわれて、秘密の楽園で洗脳されるが、マルコに救われる。山の老人はマルコの荷物を飲み込んでしまっていたのだが、文録の玉ねぎ攻撃で全部吐き出す。さらに、玉ねぎのせいで山の老人の涙が止まらなくなり、とうとう砦や楽園もろとも、水の底に沈んでしまった。このゲームにかかれば、恐ろしい山の老人も、かたなしである。
それから、この章では便利なランプが手に入る。尿瓶(しびん)のような形をしているが、こするとランプの精が出現。非常に役に立つのだが、労働条件にうるさく、3時間しか働いてくれない。
木を斬ろDestiny
第3章は、現在のアフガニスタン北部にあたるバダフシャンが舞台。熱風の吹きつける砂嵐・シムール(シムーン)に遭い、マルコの姿を見失ってしまった文録。とりあえず1人でバダフシャンに向かう。
文録は、ここで採れるバラスルビーという宝石に興味を示す。このルビーのことも「東方見聞録」に書かれており、国王がシギナン山で独占的に採掘していたという。今日では、バラスルビーの中にはルビーとスピネルの2種類があったと考えられている。
文録が王に謁見したとき、王は呪いにかけられ、ひたすら紙ばかり食べていた。王妃は「国王の呪いを解いたらバラスルビーを与える」と、文録に提案する。
呪いを解く手がかりとなる「孤独の賢者」を探しに、文録は砂漠へ向かう。だが人にだまされたり、第1章と同じ「惑星メフィウス」状態になったりと、散々な目に遭う。やっと会えた孤独の賢者は男女1人ずついた。1本の木の両側に、互いの顔が見えないように埋め込まれ、木と一体化してしまっている。
「2人が会えるようにしたら、国王の呪いを解く方法を教える」と言われた文録は、荷物の中からチェーンソーを取り出して(持ってたんだそんな物……)、木を真っ二つに斬り裂いた! 孤独の賢者たちは、隣国の神・ルークの像を壊せばいいと話して、息絶える(えー……)。
文録が隣国に着くと、ルークにいけにえの女性を捧げる儀式の真っ最中。文録はランプの精を使って彼女を救出。その顔をよく見たら何と、行方不明のマルコだった! 山の老人に襲われて死んだはずの神父ニコラスが実は生きており、現地の神官と共謀してマルコをさらっていたのだ。
ともあれルークは倒され、王の呪いも解けた。ただしバラスルビーが手に入らなかったので、文録は落ち込んだ。
最終地点全部敵
第4章。2人はヤルカンド(現在の新疆ウイグル自治区の一部)から、地元の女性の道案内で砂漠に入る。
先が見えない砂嵐の中、彼女の鳴らす鈴の音を頼りに進む。でもわたしが初めてプレイしたときは、鈴の鳴る方へ進んでいたのにゲームオーバーになってしまった。再プレイして、音の高さが違うダミーの鈴があることに気づく。秀逸なトリックだと思う。
砂嵐を抜けると、文録たちの目の前に軍隊が現れた。2人を迎えにきた、フビライ・ハーン配下の部隊だという。現実でもマルコ・ポーロの一行は、都のはるか手前で元国の使者に出迎えられている。
このゲームでも、2人は軍団に守られて上都の宮殿に到着。上都は“ザナドゥ”とも呼ばれる理想郷だっただけに、この白亜の宮殿も豪華な造りだ。だが、日本ファルコムの有名RPG「ザナドゥ」の迷宮と同じように、この宮殿も危険極まりなかった。
ここに2人を導いた部隊は、実はフビライの配下ではなく、クーデターをたくらむ大臣アフマットの配下。アフマットはニコラスと手を組んで、貿易の利権を独占しようとしており、文録とマルコが邪魔だったのだ。
文録とマルコは、窓から庭へ突き落とされた! 庭には人食い虎が待ち受けていたが、2人はとっさに宮殿のカーテンをパラシュートにして難を逃れた。
ちなみにアフマット(アフマッド)も実在の人物。元国の財政を一手に取り仕切り、絶大な権力を誇っていたが、皇太子チンキン(チンキム)と対立して暗殺された。
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