プロの味に近づく!パスタに塩を入れる理由と正しい分量

パスタを作る時、茹で汁に塩を入れると思いますが、その理由を知っていますか?塩ありと塩なしとでは、味にどのように影響するのでしょうか。また、量はどのぐらい入れればいいの?パスタと塩の関係を理解して、おいしいパスタを作りましょう!

2017年4月19日 更新

パスタを茹でる時おすすめの鍋

今、注目を集めているのがこのパスタを寝かせたまま茹でることができる鍋「よこ茹でパスタ」です。 パスタを寝かせて茹でるため、水の量が通常より少なくて済みます。その分沸かす時間も短縮され、時短にも節約にもなる優れもの。 そのままパスタ鍋の中で調理や味付をすることが可能で、洗い物を減らすこともできます。

たっぷりのお湯も必要ない?

パスタを茹でるとき、あまり深く考えずにたっぷりのお湯を使っていますよね。なぜたっぷりのお湯で茹でる必要があるのか、疑問に思ったことありませんか?それは、茹でる温度を安定させて茹でムラをなくすこと、そして、お湯の中でパスタ同士がくっつくことを防ぐためだといわれています。 2016年5月8日に「所さんの目がテン」というテレビ番組で、驚きの調理法として蒸しパスタが紹介されています。これは、フライパンを使って少量の水で蒸すようにして調理する方法です。 高級なパスタと一般家庭で食べられている安価なパスタの違いは、表面がざらざらしているかしていないかなのだとか。高級パスタは、表面のザラザラがあることでソースがよく絡み、おいしいパスタに仕上がるそうです。 少量のお湯で蒸すように茹でると、お湯に溶けだしたデンプンがパスタの表面につき、高級パスタの表面のようなザラザラ感を再現することができるため、ソースの絡みが良くなり、高級パスタのような仕上がりになるのだとか。ぜひ、蒸しパスタを試してみてくださいね♩

ちなみに、レストラン並に仕上げる方法知ってる?

パスタを作るとき、袋に書いてある時間通りに茹でてもおいしくできなかった、という経験がある方もいるのではないでしょうか。パスタは時間との勝負ですので、タイミングを逃すとすぐに茹で過ぎてしまいます。 アルデンテに仕上げるには、袋の表示より1~2分早めにパスタをお湯から上げてしまいましょう。あとは余熱でアルデンテになります。市販のソースを絡めるだけなら1分ほど、ソースを作って火にかけながら調理するのであれば2分ほど早くあげましょう。

まとめ

パスタと塩の関係、いかがでしたか?パスタの茹で汁に塩を入れるのは、コシや沸点などにあまり影響を及ぼすものではなさそうです。どちらにしろ、お肉に下味をつけたほうがおいしいように、パスタにも塩を入れてしっかりと下味がつけたほうが、おいしい仕上がりになるのかもしれませんね。 使うパスタの種類やそのあとに絡めるソースによっても、パスタの茹で方を工夫してみるのもおもしろそうですよね。ぜひこの機会に、おいしいパスタ作りに挑戦してみてください!
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