新たな集団感染発生の武漢市、全市民に新型コロナ検査実施へ
メディアが報じた通達によると、人口1100万人の武漢市当局は、全市民を対象とした新型ウイルスの核酸検査の実施計画を12日正午までに提出するよう命じられたという。
同通達には「各地区は、10日以内にその管轄区域の全住民に対して核酸検査を実施するための計画を立て、態勢を整えなければならない」と記されている。ただ検査の開始時期は不明。
武漢では、東西湖(Dongxihu)区にある団地で、10日と11日で合わせて6人の感染が確認された。同市で76日間に及んだ封鎖措置が先月8日に解除されて以来、初めて報告された集団感染となった。
【翻訳編集】AFPBB News
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