あたらしいテレビ 徹底トーク2020 暗いニュースが続く中、テレビやネット動画など、映像メディアがいまできる… New!


出典:『あたらしいテレビ 徹底トーク2020』の番組情報(EPGから引用)


あたらしいテレビ 徹底トーク2020[字]


暗いニュースが続く中、テレビやネット動画など、映像メディアがいまできることとは?各局の制作者やタレントたちが、新型コロナによって生まれたムーブメントを徹底トーク


番組内容

多くのひとが、“日常”から遠く離れた現実に向き合っている。テレビや映像メディアもまた、かつてない激変の真っ只中だ。リモートで収録する手法が生まれたり、タレントたちがSNSで自撮りの映像を発信したり。いま、テレビや映像メディアができることは、なんなのだろうか。一線で活躍する番組制作者やYouTuberなどが、局やジャンルの垣根を越えてつながり、テレビをはじめとする「映像」の可能性を語り尽くす。

出演者

【司会】杉浦友紀,【パネリスト】テレビ東京 プロデューサー…佐久間宣行,日本テレビ シニアクリエイター…土屋敏男,脚本家…野木亜紀子,メディアプロデューサー…疋田万理,音楽クリエイター…ヒャダインほか


『あたらしいテレビ 徹底トーク2020』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

あたらしいテレビ 徹底トーク2020 暗いニュースが続く中、テ
  1. テレビ
  2. 本当
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  14. 動画
  15. 番組
  16. リモート
  17. 結局
  18. YouTube
  19. 最近
  20. 表現


『あたらしいテレビ 徹底トーク2020』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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♬「うちで踊ろう」

新型コロナウイルスの感染が広がる中

誰もができることを模索しています。

こんばんは~。

インターネットで公開されたのは

「お家にいよう!」と
呼びかけるための映画。

リモート収録で制作されました。

世界的アーティストたちは
医療従事者への支援を目的とした

ストリーミング・コンサートを自宅で開催。

その様子を世界中に配信しました。

今 テレビや映像メディアが
視聴者にできることは何なのか?

その意味が見直され始めています。

そこで
テレビを取り巻くパネリストたちが

リモート会議に集いました。

「逃げ恥」そして「アンナチュラル」の
脚本家が語る!

コロナの影響でドラマの表現は
どう変わるのか?

キスシーン 一つとっても

やっぱり その瞬間に見てる方も

「うわっ 感染する」って思っちゃうと

その時点で 心が離れるというか…。

テレビの制作者と出演者が垣根を越えて

バラエティー番組 そして
ワイドショーの在り方を徹底討論!

更に YouTuber芸人
WEBメディアプロデューサーも

独自の視点で
今 何ができるかを考えます!

とっても 何か 心の中で
どうなっちゃうんだろうなって

思ってるところもあります。

ねえ やだ 本当に。 だって 私…

時代が変わる テレビが変わる。

♬~

皆さん こんばんは。

今 新型コロナウイルスの影響で
世界中の人々が

先の見えない不安な日々を
送っていると思います。

不要不急の外出を控えて
自宅に籠もって過ごす生活。

テレビやネットの無料動画
有料コンテンツ

そしてSNSを利用する時間が増えた方も
多いんじゃないでしょうか?

また 一方で
どうしても外出をしなければならない

医療や日常を維持するために
重要なお仕事に携わっている方々も

もちろん いらっしゃいます。

そんな時に テレビや映像メディアは
一体 何ができるのか。

そして これから どうなっていくのか。

この番組では これからの
あたらしいテレビの形について

語り合っていこうと思います。

お願いします。 よろしくお願いします。
お願いします。

それでは パネリストをご紹介。

テレビ東京の名物プロデューサー…

さまざまな
バラエティー番組を制作。

更に ラジオの
パーソナリティーとしても

活躍中です。

「電波少年」で一世を風靡した
T部長こと…

現在はTBS系の
「MIU404」を執筆中です。

そちらは執筆活動されている場所ですか?

そうです。 仕事場です。

お~ 野木ファンには たまらないですね。

いやいや… そんな…
大したもんではありませんが。

いや そこから だって 数々のドラマが
生まれているということ…。

でも違うんですよ。
割と最近 ここ 作った仕事場なので。

そうなんですね。
そうなんです。

音楽クリエーターのヒャダインさんは

自他ともに認める
テレビウォッチャーです。

♬~

完全リモートで作られた
でんぱ組.incの楽曲。

ヒャダインさんが作詞を手がけました。

♬~

疋田万理さんは

若者が興味を持つ
トピックスと

社会問題を結び付けた
発信を続ける

メディアプロデューサー。

ノーベル平和賞を受賞した
マララさんへのインタビュー。

そして TEDの公認イベントでは

ニュースに関して
プレゼンテーションを行うなど

精力的に活動中。

テレビでも大暴れ!

国内はもとより 海外に飛び出して

グローバルな動画を配信しています。

フワちゃんは どうでしょう?
このリモートなど広まりつつありますが

環境って変わりました?

やっぱ変わりました。 テレビの仕事が
全部リモートになったので

自分で設置して
自分で こう カメラを置いて

みんなと撮るっていうスタイルが
すごい 今 ここ1~2週間で

主流になってきたかなとは
思ってるんですけど。 この間…

見た見た 面白かった。
えっ! うれしい。 ありがとね。

今度 ヒャダインも出してって言っとくよ。

うれしい! 一緒に歌えるんだ。

すごい 何か 全部
グリーンバックで あれ撮ったんでしょ?

あっ そうなんです。
家の ここにもう 本当に設置して

自分で設置から片づけまで
全部やって撮るんですけど

すごい 何か新しい 実験的な感じで
楽しく撮れて

リモートもリモートで
そういう楽しいことはあるなって

今 感じてるところです。

誰も来なかったんですよ。

お~ すごい。
へえ すごい。

本当にパソコンで全部指示されて。

だから 本当に私 途中で
結構 機嫌悪くなっちゃったりもした。

(笑い声)
誰も来ないから。

あまりにも誰も来ないから。

ちょっと すねちゃったりして。
ちょっと すねちゃった。

ケータリングもないから
自分で宅配頼んで。

土屋さんは この業界
長く関わっていらっしゃいますけれど

この環境 どう感じてますか?

いや~ やっぱ ないですよね。

だから やっぱ 3.11の時も
それはそれで特殊だったんだけど

やっぱ 世界が同時だし

とにかく うちにいろ
っていうことでしょ?

もう 何がどうしようかって
それも その 何か ウイルス自体が

すごく未知のものだから
何が正しいか分からない。

日々 その 更新されているっていうか…
みたいなことがあるんで

逆に言うと いつもよりも
テレビ見てるってこともあるんだけど

テレビって 今なんだなっていうのは
すっごい感じてますね。

テレビって 今ですか。
うん。

だから やっぱり テレビって
今 Netflixとか

もちろんYouTubeとか
いろんなものがあるんだけど

テレビって やっぱり 40年ぐらい

ず~っと 今を捉えてきたっていうか

それが その 今 テレビって 今 何?
っていうのが

何か こう 問われてるのは
すごく思いますね。

「今」を捉える テレビの現状はというと…。

制作現場が大きく変わりました。

観客を交えての収録は軒並み中止。

そして 密を避けるため
ビデオ通話を使った

リモート収録で対応する番組が
増えています。

実は 私も今 リモートで
ナレーションの収録をしているんです。

皆さんはリモート収録
もしくはリモート生放送が

増えることについては
どういうふうに感じているんでしょうか。

ヒャダインさん
出演する側として どう思いますか?

そうですね。 僕もリモートでの
収録とかもあって

それはそれで
めちゃめちゃ楽しかったんですよ。

何か その出演者の意外な一面とかも
見れたりもしたんですけど。

でも テレビを見る側からして
今を ちょっと頑張って…

やっぱ 出ちゃうじゃないですか。

けなげに頑張ってるぞ感が出るんで

ちょっと見てて
本当に申し訳ないですけど

つらい気持ちになってくるんで
若干 チャンネルを変えてしまいがち。

あ~。
感覚としてですけど

リモートの収録は 絶対的なMCがいて

MCが振る番組は
結構うまくいってるんですよ。

はいはい。
なぜかっていうと その先に扱う人が

「じゃあ 君」って言って
例えば「有吉の壁」とかですね

有吉さんが もう ベースでいて
有吉さんを笑わせるっていう

絶対的なMCと出演者
っていう形式のものだったりするのは

うまくいって
クロストークの番組の場合は

やっぱり まだ ぶつかっちゃったり

それぞれの出演者も
慣れてないのもあって

試行錯誤でやってるな
っていう感じですね。

で 特に さっきヒャダインさんが
おっしゃってた

しのいでるなあって感じが出ちゃうのは
クロストークの番組とかだと思います。

そうですね そうですね。

(笑い声)
そうですね。

リモート収録… あんなに
スタジオ収録だと助かったガヤ芸人が

リモート収録だと ただかぶるだけなんで。
(笑い声)

そうなんだよね 今も 話 入るの
気ぃ遣うしな。

(笑い声)

ただ この収録形態で
跳ね始めてる芸人さんもいるんで

だから 春日君とか
いわゆる メンタルが強くて

スベんのも 全然大丈夫っていう人とか
すごく向いていますよ。

リモートで操られるのが得意な人とかね。
(笑い声)

あと 何か 思ったのが

私 何か 前 テレビとか ちょっと
コメンテーターで出てたんですけど

やっぱ 私 今 行くべきかなみたいに
なっちゃうんですけど

何か リモートだと
結構 皆さんが空気読んで

誰がしゃべるかなって
待ち構えて下さってるじゃないですか。

だから こう 発言力が弱くても こう
ちゃんと言いやすいみたいなところが

私は リモートは結構あるなと思ってます。

フワちゃん どうですか?
見てる側の感想としては

割と その つらいなっていう気持ちとか
不便だなっていう気持ちがある中で

何か 自分の憧れの存在の人たちも
みんな 家から配信してて

みんな ちょっと困ってるっていうのが
何となく その 何だろう…

テレビと自分の生活が
リンクしてる感じがして

何か 私は その あれかなって思った…
外に出るっていう行動が

こういう芸能人たちとも
困らせる結果になっちゃうとか

そういう 何か つながってる…
自分の行動とテレビ…

ああっ!
分かんなくなってきた 言いたいことが。

大丈夫。

分かりましたか?
そう だから 自分の想像力ができない

あんまり想像できないなっていう人たちが
こういうテレビで

ちゃんと 映像として
家にいるっていうのが分かることで

ちゃんと自分の行動を抑制する
きっかけにもなるし

何か そういう面では いいなって
思いました テレビを通すことは。

外出できない環境の中

さまざまな映像メディアや
動画コンテンツにも動きがありました。

こんばんは~。

映画監督の行定 勲さんは

新型コロナウイルスの感染拡大を
防止するため

「お家にいよう!」と呼びかける映画を
完全リモートで制作。

YouTubeで配信しました。

俳優の斎藤 工さんも
「STAY HOME」をテーマに

テレワークを題材にした映画を
オンラインで上映しました。

このような動きは
どのように感じますか? 佐久間さん。

そうですね この… まあ 要は

通常の仕事がストップしてる
ひとつき ふたつきの間に

優秀なクリエーターの人は 手 抜かないで
新しいもの 手がけてますよね。

あの 例えば 三谷さんなら
「古畑任三郎」を小説でね 復活させたり

何か その時にしかできないもの…。

だから 僕が逆に思ってるのは
自分もそうであるべきなんでしょうけど

この期間に めちゃくちゃ面白いことを
準備してる人は 絶対いるよなっていう。

それが この
どんどん出てくるだろうっていう

種まき期間中で
出てくるだろうなっていうのが

すごい楽しみだなっていう
気持ちもあります。

その選択肢の中に 当然 まあ
SNSって入ってくると思うんですが

疋田さん どんなふうに感じてますか?
何か すごいポジティブだなと思ってて

それこそ フワちゃんも ご出演されてた
kemioさんのインスタグラムライブで

「#おうち時間」っていうものを
インスタグラムが

プラットフォームとして
設けてるんですけど それで こう

水原希子さんだったり
青山テルマさんだったり

渡辺直美さんだったり
っていう

こう
大物芸能人みたいな方が

出てるっていうのは…

それが しかも
携帯のスクリーンで

自分の友達のように
見れるっていうのは

すごい大きいことだなと
思ってて。

で なおかつ そのハッシュタグで
みんなが おうち時間を

ポジティブに盛り上げよう いや…

…みたいなムーブメントを
若い人たちは起こしてるっていうのは

すごく まあ 何て言うんだろう…
インフルエンサーさんの力が

今は ものすごく大きいなって思ってます。

好きになっちゃった有名人
たくさんいますよね。

CocomiさんとKkiさんが
インスタライブやってて

そしたら Kkiさんが私たち2人は…

お父さんのこと
「トト」って呼んでるんですけど

トトより
かっこいい人と結婚するっていう

その 要は 子どもの頃に
約束しちゃったんだよねって言ったあと

「でも 最近さ トトのさ
若い頃の映像とか見るとね…」っていう

そのあと言わなかったんですけど
多分 それって無理だよねっていう。

若い頃のお父さんより かっこいい人
いないよねっていう。

そうですよね。
木村拓哉さん。

そうそう 木村拓哉さんよりっていう。

しかも お父さんが来ちゃったから
黙るみたいなシーンが見れて

途端に 姉妹を好きになっちゃうっていう。

その YouTubeで
小栗 旬さん 山田孝之さん

赤西 仁さん 錦戸 亮さんが

リモート飲みをしてるのを
YouTubeで出してたのを見たんですよ。

出ていた それぞれの方が
何か 「シャワー上がりだよ 俺」とか

「髪 セットしてない」とか
「髪の毛 切りに行けてないから

ブロッコリーみたいだよ 俺」とか
小栗 旬さんとかが言ってるのを見て

「うわ~ 何か 同じ体験を
一緒にしてるんだ 今」みたいな。

「同じ時を一緒に生きてんだ」
みたいな感じが すごくして

やっぱ いろんな人たちの家が
見えるっていうのは

すごく 何か こう 初めての体験…
だから すごい楽しかったです。

そうですよね。 フワちゃん どうですか?
インスタライブって。

あっ 私も最近 毎日やってるんですけど

あの やっぱり 今って 結構
凝ったものを… 凝ったものをすごい

作り上げたものを
ようやく出すっていうよりも

毎日 誰かに寄り添うっていう方が
何となく 私の肌感では

求められてることなのかなっていうのが
思ってて。

だから 私も あの…
「こんなすごいものを用意してきました。

どうですか!」っていうよりかは
「みんな どう?」みたいな感じの

寄り添うっていうのを
割と 自分の中のテーマにしてて

やってるイメージです。
何か 私… あの 結構 芸能人って

いろいろコメントが来るんですよ。
何か あの…

「今 コロナで こういうやつが必要だから
これを拡散してほしい」とか

「こういうことがあるから フワちゃんから
駄目だよって言ってほしい」とか

いろいろ来るんですけど
でも 何か やっぱり 私の仕事は

みんなのこと楽しませることだから
何か そういう情報も取捨選択しながら

みんなに寄り添って
楽しませるっていうのにフォーカスして

今は 私は そこ意識して
集中して やってるところです。

みんな ありがとう。

自宅から 動画を配信する芸能人の姿は
今 多くの人に支持されています。

えっ ちょっと 最強にうまいかも。

お店 出そっかな。 調子乗り過ぎ?

♬「扉閉じれば」

数多く配信される中
特に大きな反響を呼んだのが

星野 源さんの「うちで踊ろう」。

♬「うちで踊ろう ひとり踊ろう」

「動画にコーラスやダンスを
重ねて」とコメントすると

多くの著名人が賛同。
次々とコラボ動画が誕生しました。

あの 星野さんって ずっと昔から…

それは 僕 星野さんの曲では
「ばらばら」って曲が

すごい好きなんですけど
それは 世界は一つになれないって

曲なんですよ。 で それぞれ 交わらない…
で 重なり合うことはできるみたいな。

で 一つになろうって言い続けることの
うそくささとか

それをくみ取って… で でも それぞれが
自分を大事にしたり

他人を大事にすることは
できるよねっていう

何か 言ってることが変わらない。

で 言ってることが
変わらない人っていうのは

すごく信用されるなってふうに思うし
バラエティー番組 ひっくるめて

テレビでも ずっと 最近 特に
やっぱり うそをついてるってことが

嫌われてきたなと思うんですけど。

だから この状況でも言うことが
変わらなくて

かつ みんなが遊べるものを提示した
星野さんが支持されたのは

そういうことなんじゃないかな
っていうふうに思いますね。

フワちゃんは どうですか?

やっぱり あの 今 何か 世界全体が

何か あの 暗い気持ちになってたり
外が大変なことになってて

全員が不幸っていう状況だと
思うんですけど

そんな中でも 何か日常に転がってる
ちっちゃい幸せを見つけることが

今 コロナっていう状況でも幸せに生きる
やり方なのかなって 私は思ってて

だから 何か あの… そんな中で
「今 楽しんだら不謹慎」とか

「今 楽しむのは駄目だ」じゃなくて

「こんな状況でも 楽しい
ワクワクできることを作りました。

聴いて下さい」っていう気持ちが
すごい私は 何か 最高って思っちゃった。

疋田さんは 英語のタイトル
「Dancing On The Inside」に注目しました。

やっぱ うちで踊ろうっていうのが
おうちって意味じゃなくって…

…っていうところが
こう とにかく医療現場でも

病院の中で頑張ってる人もいるかも
しれないっていうことを想定して

「うち」っていうふうに つけてたのが
もう すごく天才だなと思って。

みんなが
「おうち おうち」って言ってる中で

星野さんは 「うち」… 「インサイド」って
言ってるのは

すばらしいなと思いました。

星野 源さんのやったこと
ゼロから1に変えたじゃないですか。

ゼロから何もないところから楽曲を出して
みんな コラボして下さいって。

ゼロから1に変えて。
なので ゼロを1にしてくれた…

…っていうことを
いろいろ提示してくれたので

いろんな花の咲かせ方が
今回あったと思うんですよね。

なので 花の咲かせるのが上手な人にも
発信の機会を与えてくれたっていうのは

何か すてきな出来事だったなと
僕は思いますけどね。           確かに。

外出自粛が続く中
テレビだからこそできる

ということはあるのでしょうか?

あの~ やりづらいのかもしんないけど
それは だから…

何かするとかね。
例えば だから 今 それこそ本当に

毎日毎日 医療従事者の方が
もう本当に まあ

もともとの職業ではあるけども
そこで 要するに

どんどん どんどん大変になって
いっている みたいなことに対して

やっぱり その… 力づけるなり
感謝をするなりっていうことの

テレビから…
どっから生まれても構わないけど

テレビは 多分 増幅させる力は
あると思うから そういう形で…。

何か そうやって生まれたものが

テレビが関与したら 一気に 何か
みんなが なえ~ってなるイメージが…。

でも やっぱりテレビっていうのは 僕は…

あ~。
うんうん。

それこそ「逃げ恥」とか そうですよね。
そうだと思います。

そういう
お祭りに近いようなものを作って

それが みんなで語りがいがあるっていう。

そして 賛否両論あっていいメディア
っていう意味で言うと

みんなで語れる… まあ
「Mー1」とか そういうことですよね。

あれって やっぱり 最初 始まった時は

競技化するっていうことに対する意見は…
まあ 今でもあるでしょうけど

でも あんなに 年末年始通して語れる
コンテンツって ないじゃないですか。

あれは テレビじゃないとできないなと
思うんですよね。

その「Mー1」の話もそうですけど
やっぱり むしろ SNSの発達によって

みんなで 同じ時間に同じ番組を見て
で 感想を言い合うってことが

やっぱり 今 また新たに この数年で
非常に盛り上がってるなと思って。

あと 今の この自粛中に

いわゆる
リモート飲みみたいなことしながら

同じ番組見て
楽しんだりとかっていうのが

やっぱり それは なかなか
ネットだけでは できないことで

テレビだからこそ
みんなで共有できるっていうのは

すごく広くできるので
まあ そういう意味では

そこの優位性は やっぱりあるよなとは
思いますけどね。

何か 僕 思ったんですけど それって
テレビと めちゃくちゃ相性がよくて

逆に ネット配信とは
相性がよくないと思っていて。

…っていうのも みんな 携帯で
ネット配信って見るじゃないですか。

…ってなった時に それを見ながら
ツイートとかできないんですよね。

1窓だから。
有吉さんの番組とかがあると

私の高校の時のグループラインは
一気に 100とかになるんですね。

みんなが それを見ながら話し合って
「めちゃウケる」みたいな。

私 今 30歳なんで
みんな 結構 ママになってて

こう… 子どもあやしながら
めっちゃ楽しいみたいな感じ。

やっぱり 東京だと
特に核家族な人たちも多いから

特に外に出れなくて つながれない中で…
まあ 誰かも おっしゃってましたけど

今 流れてるものを見て 今 会話したい
今 つながりたいみたいな時に

テレビは 一気に
バ~ンってそろえてくれるから

その 何だろう…
つながりが生まれるのは

テレビじゃなきゃできない。
何時のやつを一緒に見て

一緒に それでツイートしよう
ラインしようみたいな

そこを やっぱり こう…

そこを見ると 何か
「あ~ やっぱり インターネットで

あ~ それは勝てないな」って思います。
確かに。

と言いつつ 自分がドラマ作る時は

こう 実況する暇がないようなドラマを
作ろうとしてるんですけど。

もう 「手元じゃなくて画面を見て」
っていう気持ちで

こう 画面から目を離したら
ついていけないぐらいの密度で

今の「MIU404」も
その方針で作ってるので

こんだけ… ちょっと実況しながら

「何 言ってんだ お前」って
感じなんですけど。

と ここで
野木さん注目の動画の話に…。

そういえば リモートドラマ
さっき 話あったじゃないですか。

行定さんがやったりとかっていう。
うん。

あの 何か… 劇団ノーミーツってとこの
見ました? 皆さん。

見てないです。
見ました 見ました。

あれ すごい面白かったですよね。
はい。 よくできてました すごい。

あのね 4月9日って すごく早い時期に
2分半ぐらいの動画があがって

それが 4月9日の時点で
やってるっていうのが偉いなと思って。

すごいですね 確かに。

何やったんですか? それ。
動画って みんなで見れたり

するんでしたっけ?
見れます 見れます。

さわりだけ じゃあ。
あ~ これか。

あ~ そうそう…。

何か こういうのを普通に
劇団の人とかがアップしてるのって…。

来た。 音が来た。     あっ 来た来た来た。

「気を付けろよ」。

「当たった?」。

「何か Tシャツ落ちたんだけど」。

「ん? 何?」。

「何か Tシャツ落ち…」。

うわ~ 怖っ。
「オツハタ?」。

やだやだ やだやだ。

「えっ… これ やばくないですか?

オツハタさん?」。

「オツハタ?」。

(チャイム)

怖い怖い… やだやだ…。

怖い怖い… やだやだ…。

お~ 何か どうなった?

えっ!
あ~ 一人いなくなった。

どうなった?
終わっちゃった。 終わっちゃったよ。

以上です。
いや~ 怖い。                    えっ!

すごい。
ここで終わるんだ。

投げっ放しなんですけど
まあ でも ホラーとしては

そういうことだよねっていうのが…。

すごく これを いち早くやってるのが
すごいなと思って。          4月9日?

4月9日なので。
あ~ 早いな。

だから もう何か
どんどん こういう いろんな垣根が

なくなっていくなと思って。
そうだよね。

しかも ツイッターに貼れる
サイズなんですよね? 今のって。

2分20秒以下ですね。
そうですね 2分半ぐらい。

2分20秒?
2分20秒。

それを最初から前提で
作ったってことなんですね。

すげえ。

動画の結末が気になるところですが

続いては こちら。

収録やロケができない状況で
増える再放送。

また 総集編を制作する番組も
目立ってきました。

各局で もう一度見たい映像を募集する
リクエスト企画が始まっています。

このような再放送や再編集について
皆さん どのように感じているか

聞かせて頂ければと思うんですが
佐久間さん いかがですか?

再放送は 制作者としては
本当にうれしいんですよ。

何か 選ばれた感じがするっていうの
まず一個あるんですけど。  あ~ 確かに。

それは すごくあるのと

あとは 視聴者の方の反響が
どうなのかなと思ったら

やっぱり えっと…
おおむね好意的な反響が多くて。

っていうことは…

今のテレビ界が。

あの~ だから
新規のドラマとバラエティーで

埋めなきゃいけないものだけじゃなくて

定期的に ある程度いい時間帯に
再放送枠があっても

もしかしたら よかったのかなって
思うふうに感じましたね。

何か お気に入りの動画とかって
何回も YouTubeとかで

自分のプレーリスト作って もう一回見て
ここ見て笑っちゃおうとか

あそこ お気に入りだから
見せちゃおうみたいなのがあるから

テレビでも そういう感じで
みんなが思ったら お気に入りを

何回も何回も放送してほしいなとは
ちょっと思ったりもしてる。

フワちゃんは 昔のバラエティー番組を
見たいっていう気持ちってありますか?

あ~ もちろんです!
やっぱり 何か テレビとか出てて

おじさんの出演者って
結構多いじゃないですか。

それでね おじさん同士が 結構

「いや お前 それ
『ロンバケ』の木村拓哉か」とか言ったり

プロレスの知らない名前とか言ったりとか
何か よく分かんないけど

ハハハって笑ってる状況が
結構多かったから

これを機に 私も ちょっと

そんなに 例えに出すほど
面白いんだったら見してって思ったから

すごい… 今 だから再放送してくれたら
すごいうれしいです。

そしたら 私も もう次から
手ぇたたいて笑っちゃうかも。

何か本当に ドラマとかも もともとは

ちょっと前まで 再放送枠っていうのが
民放も結構あって。

朝10時からとか夕方からの再放送枠が
あったはずが

いつの間にか それが
なくなってっちゃったんですよね。

なので 何か そういうのが…。

結局 今 オンデマンドにあるものは
まあ オンデマンドで見れるけど

見れない ちょっと前のドラマとか

もっと再放送してくれてもいいなと
思うし。

で したことによって
何て言うんですかね

仕事量が減っていけば
働き方改革みたいなことも含めて

やっぱり テレビ局員さんって
すっごく みんな忙しく仕事してるし。

再放送を活用することで
コンテンツ数自体を ちょっと間引いて

それぞれの質を高めるみたいな
作り方ができたら

本当は いいのかなという気も
しないでもないですよね。

これを機に そういうことが
できないのかしらっていう気はします。

ただ それは やっぱり今っていうところを
踏まえた上で 照射する形で

総集編というか… みたいなものを作って。

やっぱり 今ってものを意識した上での
総集編を やっぱりやってほしいな。

ただ 要するに なんとか こう…
つないでるだけっていうか

傑作集だけでやってるのは
僕は やっぱり納得いかないっていうか

それは テレビじゃないんじゃないかって
気がしますね。

何か ジャストアイデアなんですけど

「テラスハウス」って 副音声で
YOUさんとか山ちゃんとかが

「いや そこでチューはありえないでしょ」
とか言ってるじゃないですか。

あれ 好きな人もいるし
好きじゃない人もいるんですけど。

私は 例えば
「逃げ恥」は一回 全部見てるんですよ。

だから 大体 覚えてるじゃないですか。
ここで こうなるなとか。

…っていう時に
副音声で 何かもう一回

「えっ そこで そうなるの?」とかって

いちいちツッコミが入ってたりとか
したら また2度楽しいじゃないですか。

何か そういう ちょっと
プチ再編集みたいな… とかもあったら

より面白いんじゃないか。

僕のSNSに
僕がやってる深夜バラエティーが

ストックが尽きたのもあって 3週は
総集編を作りますっていうふうに言って

この企画 ほかに希望した時に

僕と作家の副音声を入れてくれ
っていうの 大量に来たんですよ。

めっちゃ面白いと思う。
これが 僕らも その視点なかったので

制作者の副音声を入れて
バラエティー見たいっていう声が

すごいあったのに驚きました。

めっちゃいいと思った。
その… 何か制作者の 何だろう…

新作を どうしても やっぱり 生みたいな
って思ってる制作者の意図と

もう一回 あの名作を見せてくれっていう
視聴者の意見と… っていうのが

どっちも 何か… どっちも歩み寄った
アイデアかなと思った。

再編集 再放送に
副音声を入れるっていうのは。

だから すごい…
めっちゃ… やばい 私 出たい!

私の副音声も のせてほしい。
(笑い声)

フワちゃんが 昔のバラエティーとか見て
それを副音声するっていうの

めっちゃ面白そう。
えっ めっちゃいい!

「スーパーJOCKEY」とか見て。

一緒に 猿岩石のヒッチハイクを見る。
え~! めっちゃいい!

「有吉 細い!」とか言える…。
(笑い声)

有吉のデビュー戦だからね。
あ~ めっちゃいい!

EXITの兼近君が
最近 「Mー1」を初めて見始めて

「フットボールアワー
超つまんないっすよ」って言ってた。

(笑い声)
ひどっ! 言ってましたね。

それが どんどん面白くなるんですよって
言ってたんで。

あと 千鳥を若者の悪ふざけって
言ってました。              (笑い声)

そういうことっすよね。
そういう意味で言うと

今 照らすと面白い素材っていうのは
たくさんあると思うんですよね。

でも 出てる当事者からしたら
当時の そのままのものを

今 引っ張り出されてツッコまれるって
結構 人によっては ちょっと…。

メンタルやられるやつ…。
確かに。

何か 今回
再放送見てて思ったんですけど

ドラマが放送できなかったりで 再放送が
めちゃくちゃ多いじゃないですか。

実際 その再放送が 結構 数字…
視聴率取っちゃったりとかして。

…っていうことは
テレビの やっぱり利点っていうのは

膨大なアーカイブと
過去のテレビマンが作り上げた

本当にすばらしいクオリティーの作品が
財産だと思うんですよね。

…なんですけど 今 聞きかじった情報
なんですけど 打ち合わせで。

再放送するには
全員 出演者さんに許可をとって

それをクリアにしてからじゃないと
放送できないみたいな

めちゃくちゃ手続きが大変なので

再放送へのゴーが出しにくい
っていうことを聞いて。

その肖像権の行き先を
すごくクリアにして

どんどん どんどん アーカイブを
ネット上で気楽に見れる…

もしかしたら 有料かもしれないですけど。

という時代…
もう5Gも始まることですし。

…が今っぽいんじゃないかなと
思うんですけどね。

実際 そうやって
再放送に数字が取れてるわけですし。

ダイジェスト版や
総集編が放送されたドラマ。

再放送に対する考え方が
見直されています。

日本テレビ系で放送された
「野ブタ。をプロデュース 特別編」は

SNSを中心に大きな話題を呼びました。

ドラマの再放送について
どう思いますか? フワちゃん。

えっ ドラマの再放送…
めちゃくちゃ いいです。

何だろうな… 例えば
「野ブタ。をプロデュース」だったら

「えっ あのカリスマの山Pが
こんな役やってたの!? 昔」って思う

若い人たちもいるし うちらからしたら

「うわっ これで 山P 好きに
なったんだよな」とかいう感じもあって

何か めっちゃ よくない?
分かる。      (笑い声)

何か でも すごい
「野ブタ。」をチョイスしてきたのは…

やっぱり ちょっと最近のものは
やっぱ まあ ものすごく記憶があるけど

「野ブタ。」って そういえば
あれっきり見てないなっていうところで。

あと 堀北真希ちゃん
久しぶりに見れるとか

そういう新鮮味はありましたね。
ありました。

あと ちょうど
戸田恵梨香さんが

「スカーレット」終わった
直後だったのもあって

だから 本当に
考え抜かれた

再放送って感じが
しましたね。

なるほど。 じゃあ 再放送するにも
タイミングとか…。 はい。

きっと だから
みんなの心に残ってるっていうことが

やっぱり あって
それが久しぶりに見れるよっていう…

何か その 今とつながっている何か
みたいなものがあった時に

やっぱり 響くっていうか。
確かに。 何か将棋みたいだね 再放送って。

将棋?
違うだろ。

DJの方が近いだろ?
DJ… 確かに。

(笑い声)         うまい!
随分違うな。

でも まあ そういう何か
チョイスするセンスみたいなものも

今後のテレビ局の編成には

求められてくるのかもしれないと
思いますね アーカイブの。

うん。
どうリミックスして…。

でも あと ちょっと価値観の問題は
やっぱり あるよなっていうのはあって。

当時の価値観と今の価値観って やっぱり
だいぶ変わってしまってるものとかを

そのまま流した時に 果たして 今
それが そのまま見れるのかとか

引っ掛かりなく… 昔のものは
昔のものとして見ればいいといえば

いいんですけど
その辺が ちょっと作品にもよるかな

という気はしますけどね。
間違いなくありますね。

ジェンダーだったり
パワハラだったりとか。

その辺り 疋田さん どう思いますか?

何か 最近のディズニーの映画って
もう基本的に

プリンセスが助けられる役じゃない
じゃないですか。

ということを考えると
やっぱ 昔のドラマで

女の子は貧乏な暮らしをしててとか
何か分かんないけど

何か御曹子の誰かが みたいなのとかが

ちょっと難しいかも…
助けられる側? 女の人が みたいなのは

ちょっと あんまり今…
人をエンパワーメントしないというか

勇気づけないかもしれないな
っていう感じはしてますね。

だから やっぱ チョイスは すごく…

本当 それ!
(笑い声)

恥ずかしい。

ちょっとノリきれなかった ごめん。

ポロッとこぼしたひと言が
こんなに受け入れられなかったの初めて。

逆にDJの方がよかったから
DJが すごくよかったからさ。

しっくりきちゃったから ごめん。

ちなみに 野木さんが 例えば 今
再放送してもらいたいドラマって

何かありますか?
あ~ 何か そうですね

難しいんですけど
何か でも 今 みんなで見るとしたら

何か悲しくないものとか
楽しいものって思うと

やっぱり… まあ全然
私 全く関係ない作品ですけど

フジの三谷幸喜さんの
「王様のレストラン」とか

あと「HR」とか。

もう本当に
こうね 何て言うんですか

「HR」なんか もう
30分で一発撮りの

香取慎吾さん主演で
やってたやつなんですけど

毎回 その
何て言うんですかね

何か もっともな教えが
あるわけでも何でもなくて

単純に30分面白い
っていうだけのものとかが

何か 今 楽しそうだなとは
思うんですよね。

「王様のレストラン」
なんかも

非常に
何て言うんですかね

そんなに深刻にもならず

いいあんばいに全部楽しい
っていうのがあって。

でも 何か
今の この状況で

ああいう すてきな
小さなレストラン
とかも

まあ どんどん
苦しい状況に

なっているんだよな
って思うと

何か
そういう意味でも

みんなが
そういうところに

何て言うんですか
こういうお店が
なくなってほしくないな

っていう気持ちも込めて

今 そういうのを
再放送したら
何か こう

中小の飲食とかも
大変だと思うんで

そういう思いをのせて
見られるかな
という気は

ちょっとしましたけど。
確かに。

まあ YouTubeとの境界がなくなって

それは 多分いいことだと思うし
別に それは どっちでもいいっていうか

テレビとYouTubeとか
ネットっていうのは

別に区分けがなくていいと思うんだけど

今こそ 要するに
クリエーティブって 一体 何?

エンターテインメントが やっぱり
今こそ果たさなきゃいけないこと

文化であったり芸能であったりすることが
やっぱり この世界の中で

みんなが やっぱり
しゅんとしちゃってるというか

みんなが疑心暗鬼になっちゃってるとか
いう時に

やっぱり 勇気だったり 連帯だったり
いろんなものが…

それって やっぱり
エンターテインメントだと思うから

今こそ それをやるべき時なんだろうな
っていうのは すごく思いますね。

そう 僕もそう思うんですけど
勇気とか連帯とかを

誰しもが見れるテレビが
説くべきなんですけど

でも実際 今 テレビがやってることは
コロナが こんなに怖いとか

こんなに経済にダメージがあって
ダメージがあった人にインタビューして

暗い顔を映して で
コメンテーターが暗い顔して お話しする。

もちろん 外出自粛のために
こうなるから出るなっていうふうに

抑制力はあるとは思うんですけど
けど 先ほどおっしゃったような

そういった希望とかを伝えてるテレビって
結構少なくて 逆に その

YouTubeとかの方が 何か いろんな…

僕は テレビ局っていうのが
足かせになってる

というふうに
勝手に思ってるんですけど。

ヒャダインさんの発言から
「今 問われるテレビの役割」の話に。

テレビは 本当にもう
ガンガン流してくるんで

しかも ちょっとSEとかを
怖めなのつけて流してきたり

ちょっと演出してくるんで。
それはありますね。

ネガティブが
入り過ぎちゃう時があるんで

コロナうつ的なものにもなりかけたので
ちょっと その…

だから それは
もう要するに何て言うの…

コロナ前の
今までのテレビだと思うんだよね。

今は やっぱり こういう状態の…
人類がっていうか

近代 あったことのないところに
いるわけだから

そこにテレビがあるんだから
テレビは そこで やっぱり

今の役割をしなきゃいけない。
全部見直して…。

僕 今回のコロナの この状況の中で

今回は 等しく
みんな日常を奪われているから

ちょっと変わらないものというか。

僕 例えば レギュラーのラジオ
持ってるんですけど

毎週 普通にやってくれることの方が
うれしいって意見が

めちゃくちゃ来るんですよ。
へえ~。

で バラエティー番組
震災の時は 日常を奪われた人がいて

そうじゃない人もいて
だから くだらないことに関する

すごく批判とか くだらないこととか

笑えるものを提示していくことに関しては
ちょっと慎重になったんですけど

今は 全員同じぐらい奪われてるから
何か 日常を。

だから日常感を感じさせてくれる
変わらないものの方が

見たいっていうふうに 僕の感覚で言うと
届いてくるっていうか。

僕は多分ね 何か
コロナっていう未曽有のものがあって

それに全員戸惑ってる状態が
まだあると思うんですよ。

これが やっぱり その
これから長丁場でやっていくって時に

テレビが じゃあ 何を果たすのか
みたいなことが これから問われてて

逆に言うと 今までと…

やっぱり必然的に変わんないと

それは やっぱり
ず~っとやってきたテレビではない。

テレビは やっぱり今だから
っていうふうに僕は思うけどな。

野木さん… お二人の意見聞いて
どう思いますか?

いや 何か 両方もっともだなと思いつつ
ただ なかなか やっぱりテレビって

なかなか 本当に変わらないなと
よくない意味で すごく思っていて

さっき ヒャダインさんが
扇情的なSEをつけたりっていうことを

おっしゃってたんですけど それって実は
でも 3.11の東北の震災…

東日本大震災の時ですら言われていた。

あった。 本当 嫌だった。
あの時も… そうなんですよ。

そういう…
なぜ そういうSEをつけるのか。

ちょっと扇情的な音楽をつける
みたいなことを

結局 ず~っと
やってきているわけですよね。

それで本当に じゃあ 今回
コロナを機に変わるかっていったら

何か 「本当に変わるのかな?」って気も
ちょっとしてしまうし

何か正直 まだ… その議論がなされていて
まだ それをやってるというのは

すごく不思議だなと
ちょっと 一視聴者の視点としては

すごく思うんですよね。
根本問題として…

僕は正直 民放だけど
民放のワイドショーは見ないよね 怖くて。

同じくです 本当に。
NHKの定時ニュースしか もう。

何か でも 私
逆に 最近ちょっと つけたりとかして

ふだん 今までは
あんまり仕事中とかも 昼間も

テレビ ほとんど つけなかったんですけど
むしろ今 大丈夫なのかについて

そういう意味で 何て言うんですか
情報が正しいというか…

ずっとつけていて。 何でかっていうと

やっぱり うちの母親世代とか
そう ネットを見ない人…。

いや ネットが もちろん
全て正しいわけじゃないんですけど

本当にテレビの言ってることを
全部信じちゃうんですよね。

そういう何か
コメンテーターさんに限らないですけど

割と その場しのぎの
本当か うそか分かんないような

言説みたいなものを
そのままストレートに

テレビで言ってたって
本当に信じてしまうところがあって

やっぱ そういうのが怖いし。
う~ん。

何か 私は テレビの力を
すごく信じてるというか

テレビの方と お仕事とか結構してて
すごい 情報の裏取りだったりとか

こう チェックが
確実に正しい情報なのかっていう

ファクトチェックっていうものを すごい
しっかりとされてるなと思ってて

ワイドショーで
何かおっしゃった方のコメントは

発言者に責任が帰するんじゃなくて

ワイドショーの発言者の
ファクトチェックすらもして

テロップとかで「これはソースはどこで

厚労省が出してるデータで」というふうに
がっつり出してくれる

もしくは間違ってたら
そこを使わないとか

「これは間違ってます」って むしろ上から
かぶせちゃうとかぐらいして

何が正しくて
何が正しくないかっていうのを

きちんとテレビだからっていうか
テレビこそ やってほしいっていうか

それが すごく重要かな。

それをちゃんと
チェックするっていうことが

日常的に ちゃんとやらないと。
だから すごい…

…ってことを もう一回
考えなきゃいけないと思うんですよね。

やっぱりニュースとか…
その中で言うと例えば

うちの「news every.」の藤井がね

非常に
リアリティーのある

例えば
呼びかけというか

っていう言葉が
話題になったりとか

そういう 何て言うか

本当に 一緒に 例えば
闘っているというか

一緒に 大変なことを
乗り越えていこうと

してるっていうことが
テレビに求められている…。

フワちゃん どうですか? 今まで。
今のところ

皆さんの話聞いてて
何か思うことありますか?

本当に何か みんな自分の意見があって
すごいって思った。

(笑い声)
フワちゃんもあるでしょう?

(笑い声)
でも やっぱ そうかもしれない。

何か私は 楽しい 楽しくないとか
興味ある 興味ないだけで見てたけど

何か そういう
うその情報にだまされるとか

何か 見ることによって自分の気分が
こうなっていくとか

何か 人によっての感じ方が
すごい いろんな方向にあるから

無責任に
「楽しいから いいっしょ!」だけが

テレビじゃないなっていうのは
改めて思ったけど

だから その分 楽しいこともできるし
そういう情報性のあることもできるし

全部 人々が欲しい いろんな要素を
兼ね備えているのがテレビだから

何か 本当に全部頑張ったら
最高の五角形が出来て

いいなって… 思いました。
ねえ マジ無理! 苦手!

(笑い声)
すごい。

大丈夫 しゃべれてるよ。

思ったより できてる できてる。 大丈夫。

最後は 今後
必ず向き合わなくてはいけないこと。

コロナが収束したあとの世界で

メディアの表現や視聴者の捉え方に

変化はあるのでしょうか?

野木さん 例えば ドラマの描き方って
どうですか 変化ありそうですか?

いや~ すごく
これがまあ難しいなというところが

もう既にあって
ただ できるだけ変わらない体で

やっていこうと思うんですけど 今後
この1年ぐらい作るドラマに関しても

じゃあ その… コロナウイルスの話に
全く触れないとなると

もう それを じゃあ… それが…
じゃあ 年度は いつなんだと。

過去時制のドラマなのか
現在進行形だとすると

じゃあ コロナウイルス騒動を描くのか。
描かないのなら じゃあ それは もう

パラレルワールドになってしまうよね
っていうところが

なかなか これが難しいなと思っています。

あと やっぱりキスシーン一つとっても

やっぱり その瞬間に見てる方も
「あっ 感染する」って思っちゃうと

もう その時点で心が離れるというか
雑念が入ってしまうな

というところがあって なかなか
そういう意味でも難しいなとは

思っています。
そうですね。

3.11の時も 前と後で
やっぱりドラマ表現も

ちょっと変わったところってあると思うし
ただ 3.11の時も

直後は なかなか
やりづらいところがあって

まあ 徐々にやっていったみたいなことが
あるんですけど。

何か 私自身は 結構 その3.11のことに
震災のことに関しても いまだに

今のドラマで なるべく個人的には
入れたいなっていうところがあって

それは やっぱり…

結局 そこで いまだに
おうちに帰れない人がいたりとか

やっぱり いまだに それを引きずってる
人がいるっていう状況があって

誰かが やっぱり何かしら 忘れないように
まだ苦しんでる人がいるっていうのを

忘れないように やっていかなきゃ
いけないなとは思ってるんですけど。

なので 今回のコロナウイルスに関しても
このあと どれだけ大きくなって

状況が どうなるかは
ちょっと分からないんですけども

やっぱり今の思いみたいなことは いずれ
やっていかなきゃいけないというか。

やっぱり それを踏まえた表現を
私たちの記憶として 記録として

何かしらの形で残していかなきゃなとは
やっぱり思ってはいます。

これ
バラエティー番組の表現や演出方法も

変わってきますかね? 佐久間さん。

タレントバラエティーに関しては

そこまで変わらないなっていうふうには
思うんですよ。

ソーシャルディスタンスのとり方とかで

新しい表現も探せるなと思うんですけど

特に テレビ東京に多い…

それと 街録というものに関しては
不特定多数の人に

どんどん制作者が絡んでいく
っていうことに関する…。

取材される側の気持ちもあるし

そこの部分のバランスは
まだ すぐには見つからないと思いますね。

まっ うちで言うと
「Youは何しに」とか。

成田空港で
待ってるっていう。

いきなりね。
はい。 それが もう…。

そこで ドキドキ
しちゃうもんね。

そうなんです。
そことかのバランスが

非常に難しくなってくる
っていうのは間違いないですね。

あの フワちゃんは出る側として
どういうふうに感じますか?

えっと 何か やっぱり ちょっと
あの 純粋で笑ってほしくて

あの… やってることに
密なんじゃないかっていうのとか

そういうのって 本当に 何か ちょっと

あんまり 来てほしくない感情だなとは
思ってるんですけど

どうやって表現していくのかな
っていうのは

本当に手探りで これから
やっていかなきゃいけないんですけど

私も やっぱり 何か 知らない外国人に
インタビューする動画とかが

私の得意分野だから

本当に 1個 得意な表現ができなくなる
もどかしさは すごくある。

歯がゆいです。 だから 何か
どうなってくんだろうな これから

何か マジで 何か あの う~ん…。

スペイン風邪の時 どうやったんだろう?
みんな。

ねえ。
さすがに 誰も生きてないですね。

分かんないし とっても 何か 心の中で
どうなっちゃうんだろうなって

思ってるところもあります。

ねえ 嫌だ 本当に だって 私
上島竜兵のキス これからも見たいよ。

ハハハ 本当だ。 見たい!

竜ちゃん 見たい。

でも 何か 今の時代でよかったなと
思いますけどね。

やっぱ
スペイン風邪の頃と決定的に違うのは

ネットがあるということで。
確かに。

今 こうやって
こういうことができてるって

すごい 何か いい時代だなと
ちょっと思いますね。

フワちゃんが言ってた 心のひっかかり
っていうのが すごいあるなと思って…。

そうなんですよ。
竜ちゃんを見たいと思っても

みんな 何かしら 引っ掛かって
見ちゃうんですよね。

なんで それが みんなの中に

デフォルトの引っ掛かりとして
あるとしたら

ちょっと表現が変わってくるなと
思っちゃいますね。

疋田さん いかがでしょうか?

はい えっと
ニュースを出してる身からすると

いろんな時点で
いろんなニュースの動画を

作って出してっていう感じなんですけど

そのニュースが起こった時の映像が…

じゃあ どなたか大臣の方が
何か発言した動画を作るとして

その時に
マスクをつけていなかっただけで

ツイッター上で
「何で マスクつけてないんだ?」って

すごい盛り上がっちゃったり
するんですよ そこで。

だから 監視社会みたいなのが
ますます強化されてて

「何で こいつはマスクしてない?」
「何で これ 外で とれたの?」とか

すごいあって
だから ドキュメンタリーとかも

結構 作りだめてたのが
あったりとかしたんですけど

そういうのも
もう出せないコンテンツというか

お蔵入りするコンテンツが
ものすごく 今あって…。

何か こう…

ちょっと分かんなくなってる
っていうところですね。

だから 今後のメディアの形は
もちろん変わるし

視聴者の見方も変わってくるっていうのは
そうなんですけど

いつ
本当に心から密を楽しめるかみたいな。

目の前で
ひな壇の100人のパ~ンみたいなのを

超楽しめるかみたいなのが
想像できないことが 怖い。

何か こんなにマインドセットが
一気に この1か月で変わっちゃう

2か月で変わっちゃったっていうのが
メディア業界は 大きすぎて

何か 想定できないっていう感じです。
そうですね。

土屋さん 皆さんのお話聞いて
いかがですか?

あの~ う~ん… だから やっぱり

何十年の 今までの
パラダイムシフトみたいなのが

起きるというか…
っていうタイミングだと思うし

そのことを やっぱり感じるためには
その渦中の中にいないと

多分 分からないと思うんですよね。

だから やっぱり その…
僕は ずっと同じことを 結局言ってんだ。

テレビが やっぱり 今を感じて
で 今の中で

見ている人たちと一緒に 何かすれば

その次にするべきことが
見えてくるような気がするし

そこで やっぱり
何か 逃げちゃうというか。

そしたらば 多分 分からなくて

違う 何か 新しい座組の中に
テレビは入らない 入れない

っていうことが起きるんじゃないか
っていう感じがするかな。

まあ でも
そもそも 今までテレビがやってきた

例えば 100人ひな壇にいるみたいな
さっき おっしゃったようなことが

じゃあ それが 本当に
面白かったのかどうかみたいなことをね。

身も蓋もない。
ハハ。

いや 結局 何か
よく番宣番組とかでもね

何か 100人出してみたいな時とかも

見てる方は 自分の好きな俳優さんとかを
見たいんだけど

100人いると ほとんど映らないとか。

でも
それを ずっと見なきゃいけないのが

じゃあ
どこまで楽しめるかみたいなこととか

何か その あと
毎朝のワイドショー的なことでも

本当に そんだけ コメンテーターを並べて
みたいなことが

本当に それがいいのかみたいなことを

結局 今まで
ずっと惰性でやってきたことを

何か これを機に考え直すっていうのは
何か あるんじゃないかなという。

いい意味で。 すごく いい意味に
捉えてできるんじゃないかなという。

やっぱり こういうことでもなければ
変わらないと思うんですよね。

やってきたことって。
確かに。

こんなに リモート会議 みんなやるの
早いと思いませんでしたもんね。

(一同)うん。

まあ 結局… 何ですかね?
結局 まあ… まあ…

変わらない 何か 志みたいなものとか

さっきから 土屋さんが ずっと
「テレビは今だから」みたいなことを…

「テレビは今だから」って
言ってらっしゃいますけど

そういう やっぱ 個々人の中で
やっぱり 変わらないものは変わらずに

残り続けるんだろうし やっぱり…

何か 割と はた目には 結構
テレビ局とかで区切られがちですけど

結局は その中の一個一個の番組の

プロデューサーなり ディレクターなり
とかっていう

結局 個人の仕事で
出来ていってるものなので

個人が それぞれ大切に思っていることを
守りながら

何か 変えるべきところは 変えていけば
いいんじゃないかなと思いますけどね。

佐久間さん いかがですか?

はい。 え~っと
僕は 自分の番組だけじゃなくて

この仕事をやってる時に テレビの中での
バラエティー番組の役割っていうのは

何でも笑い話になるとか
そうやって取り戻せるものがあるとか

そういうものが
すごく大事だなっていうか

笑い話にならないことなんてない
っていうのが

僕の番組作りの中の
ポリシーの一つなんですね。

今も この時期も
家にいるからこそ面白い話

多分 きっと たくさんあると思うんで

それを 今度 また すくい上げて

家にある あの時期 みんな大変だったけど
でも こんな面白いこともあったよね

みたいな番組を作ってみたいなって
気持ちがありますね。

最高じゃん。
すげえ褒めてくれたな。

(笑い声)

いい間で入ったね。

最高すぎるよ。

お墨付きも頂きましたが。

フワちゃん どうですか?

皆さんの話聞いて
何か思うことありますか?

すごい 何か やっぱ 今 コロナのせいで
こうなっちゃったこととか

何か あの コロナがなかったら
こうできたのにみたいなことを

1人になると やっぱり考えがちだけど
みんなで こうやって会議すると

新しい可能性が生まれたり

知らなかった こんなことが生まれたり
みたいな感じで

マジで だから 本当に 私
ことわざって正しいなって思ったのが

「三人寄れば文殊の知恵」って言うじゃん。

マジで 今日 本当 7人寄ったから
文殊以上の知恵 出たよ~。

(笑い声)

明るくなるな~。

超いい!
めっちゃいいです。

すごいな~。
フワちゃんのパワー すごいな~。

すごいもらいますね。
パワースポットみたいですね 本当に。

楽しい。 また 今度
この7人で Zoom飲みしようよ。

あれだよね 本当
リモートぐらいで ちょうどいいよ。

そうなんですか?
一緒に2時間 一緒に飲むのは つらい。

Zoom飲みもいいですけど
いつか 本当に収束したら

じかに飲み会したくないですか?
それはしたいですね。

それは すごい思いますよね。
対面の飲み会したいですよね。

その時は 私も呼んで下さいね。

「あたらしいテレビ」
今日はここまで。

それでは
また 皆さん お会いしましょう!

バイバ~イ。

(一同)ありがとうございました。


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