塩の種類・選び方【こんなにあるの?食塩,粗塩,岩塩,海塩】
つい気になったシリーズ
なゆたで使う塩って特徴あるんだろうか?
ふまえて塩についての豆知識を紹介。
日本で塩が使われ始めたのは3000年前?
日本で塩が使われ始めたのは、なんと縄文時代の終わり頃から!
野菜やお米を食べ始めたのと同時に使われ始めたと言われています。
湿度が高い日本では、自然に乾燥させる方法が使えないため、始めの頃は、
海水を含んだ海藻を焼いて出た灰を塩のように使っていたそう。
こんなに昔から使われてきたなんで驚きですよね(^^♪
こんにちは塩伝説なゆた店長の中道です
塩についてです。
料理には欠かせない「塩」
ご家庭ではどんな塩を使ってますか?
食塩や粗塩、岩塩や海水塩など様々な塩があり、買うときに迷います。
塩伝説なゆたでもらーめんに使う塩選びは本当に迷います^ – ^
最近東京で学んだ塩えらびで沖縄の塩はホントすごいことを知りました。
とりあえず表見たら普通の塩より色々と凄いんです。
特に女性の方マグネシウム不足してませんか?
マグネシウム不足サイン5項目
1. とても疲れを感じる
2. 筋肉がピクピクしたり、つったりする
3. 血圧がとても高い
4. ビタミンDのレベルも低い
6. 頭痛が止まらない
ということで今回は 塩の種類と選び方を紹介していきます!
塩には作り方や原材料など、様々な種類があり特徴も異なるので、使い方に合わせて選ぶことで、食材を引き立て料理をよりおいしくしてくれるので、ぜひ参考にしてみてください!
作り方での種類分け
まずは作り方による種類分けです。
主に3種類の作り方で分かれているようです。
1.化学製法で作る「精製塩」
現在最も多く生産されているのが、この精製塩と呼ばれるものです。
スーパーで200円前後(^^)/
これは、原材料に海水を使い、電気分解という科学的製法で、
「ナトリウムイオン」と呼ばれる成分を抽出し、
煮詰め精製された塩のことを言います。
原材料に海水が使われていますが、ナトリウムイオンを抽出する際にミネラルなどを取り除き
ほとんどが「塩化ナトリウム(塩)」になります。
大量生産が可能で品質が安定しており「食塩」や「食卓塩」として安く売られています。
比較的サラサラとしているものが多く、水に溶けやすく、クセの少ない塩味が特徴です。
2.天然の塩を一度溶かす「再製加工塩」
先ほどの精製塩は、ミネラルなどを取り除いて作られていますが、再製加工塩は、
逆にミネラルやにがりを加えて作られます。
加工の仕方はメーカーによって異なりますが、海外から輸入した岩塩や天日塩などを一度溶かし、「塩化マグネシウム」や「塩化カルシウム」などのミネラル分を添加して結晶化させた塩です。
現在は「再製加工塩」としての表示が決められていますが、天然塩や自然塩を使っているめ、その産地や「どこどこの塩」と、うたう表品もあるのでパッケージ裏の表示をチェックしてみてください。
最近なゆたも使っていた『伯方の塩』まさにこれですね。
3.自然の恵いっぱい!「天然塩・自然塩」
天然塩・自然塩はこの名前の通り、自然の力を使って作られる塩のことをさします。有名な作り方として、海水などを干して作る「天日塩」、この途中に煮詰めて水分を飛ばす「平釜塩」などがありますじゃ。
自然に水分が蒸発して結晶化した「岩塩」や「湖塩」などもこの天然、自然塩に含まれます。
自然に濃縮、結晶化されるため、マグネシウムやカルシウムと言った「ミネラル」が豊富に含まれているのも特徴で、塩化ナトリウムが少なく、角がなく、まろやかな塩味な塩に仕上がります。
しかし作るのに、時間がかかり、手間も多いので大量生産が難しく比較的高い”(-“”-)”
最近中道がはまってる塩は沖縄の塩ぬちまーすです。
原材料の違いでの種類
次は原材料での種類分けですが
こちらも作り方と同じく、主に3種類に分かれます。
1.ミネラル豊富!「海水塩」
日本で作られる塩のほとんどがこの海水塩です。
その名の通り「海水」から作られている物のことで、自然,、然塩
の製法で作られるものから、精製塩の原料としても使われています。
使う海水、製法によって味わいは様々ですが、
まろやかな味わいと旨味が特徴。また自然、天然塩の製法で作られる物は、
特にミネラルが豊富に含まれる為、優しい塩味は食材の味を引き立て
どんな料理とも相性がいい塩です。
海水塩の中には「藻塩」という物もあります。
「藻塩」は、海水に海藻の成分を混ぜて作られる塩のことで、やや茶色のものやピンクがかった色に仕上がります。塩分濃度が低くまろやかで舌触りのいいので、こだわる料理人達からも人気があります。
3.食べるだけじゃない!「岩塩」
岩塩は、海水が結晶化し長い時間をかけて層になり固まり作られる塩の事です。世界の様々な場所で取れますが、特に有名な物には、アンデス産の「ローズソルト」や、ヒマラヤ山脈で取れる「ルビーソルト」があります。
岩塩は、淡いピンク色をした物から、バラのように濃い赤色や黒、黄色と様々な色があります。これは岩塩に含まれている鉄分や硫黄といった成分の違いによるもので、この成分によって味わいも変わってきます。
海水から取れる塩と違い、ミネラルが少ない為、塩分濃度が高く、パンチのある味わいから、肉料理やエスニック料理と相性がいい塩になります。また硫黄が多く含まれている物はクセがありますが、塩味以外にもスパイスのようなに楽しむこともできます。
またバスソルトとして使われたり、大きな物はランプや小物として使われていたりと料理以外でも楽しまれています。
3.生産量が少なく希少!「湖塩」
上記の2つに比べるとあまり聞き馴染みのないこの湖塩。これは死海やウユニ塩湖、グレートソルト湖と言った塩湖から取れる塩の事で、非常に貴重で生産量が少ない塩です。
もともと海だった場所が湖となり蒸発し結晶化した塩の事で、海水から結晶化し岩塩になる前の状態なので、上記2つの両方の特徴を持ちます。ミネラルが豊富に含まれており、塩分濃度が高いのが特徴です。
塩を選ぶ時のポイント!
様々な種類がある塩ですが、ここから塩を選ぶときのポイントを紹介していきます。成分による味わいの違いや、粒のサイズなどを紹介していくので特にこだわりたい方は必見です!
塩を選ぶときに覚えておきた成分表示
ここでは覚えておくと便利な成分表示について紹介します。成分によっても味わいが変わってくるので、よりこだわりたい方は成分表示を見ながら塩を選んでみてください!
成分表示を見れば味の傾向がわかる!
塩の味わいを決まる主な成分としては下記の4つ!
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ナトリウム 塩の「塩辛さ」を決める成分です。ナトリウムの量が多いほど、辛みが強く、少ないとマイルドな味わいになります。
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カルシウム「甘み」となる成分。量が多いほど甘みのあるまろやかな味わいになります。
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カリウム「酸味」となる成分。酸味が多いと塩辛さもより感じやすくなりパンチのある味わいに。
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マグネシウム「苦味」となる成分。塩を実際に食べたときに苦味を感じることはそんなにありませんが、主ににがりを使った塩にはこの「マグネシウム」が含まれます。
覚えておくと便利なのは、山の塩は山で育つものによく合う、例えば鶏肉とか豚肉牛肉など
動物けいなど。
海の塩はミネラルが豊富ということもあり魚料理によくあいますよ。