前回は、2019年11月16日(土)開催のレースを題材に解説致しましたが、今回はG1をサンプルに致します。
下は、2019年11月17日(日)に行われたジャパンカップの得票率グラフです。
ビジュアル馬券術は、得票率グラフから単勝過剰・複勝過剰・馬連過剰を見つけることでした。
如何ですか?
一目見て、矢印で示した2頭がピックアップされますね。
5番は、単勝と複勝の両方が過剰です。1番は、馬連が過剰です。
馬連得票率15%を超える馬は除外しますのでお忘れなく。
狙い馬は決まりました。さて、どちらを軸にしましょうか。
過剰の程度が同じくらいで、どちらでも良い状況です。
基本的に、馬主なら一口クラブや吉田さん系列・岡田さん系列の馬は、軸にしないのが私のポリシーと言いました。
幸い2頭ともそれには該当しません。
従って、5番でも1番でも、好きな方を軸にして構いません。
私は、人気下位を優先するのがパターンですので、1番から買いましたが、これは好みと感覚の問題です。
相手としては、得票率5%程度以上の馬になります。
このレースの結果は次の通りです。
狙い馬2頭のワンツーですから、ビジュアル馬券術炸裂です。
相手としては、得票率5%程度以上の馬になりますが、1-5を厚く買うことは可能でしょう。
次は、2019年11月10日(日)に行われたエリザベス女王杯です。
グラフを見た瞬間、狙い馬が見つかったことでしょう。
そうです。6番の馬連過剰です。他にはこれ程の過剰は見つかりません。
馬主にも問題はありませんので、軸に決定です。
馬主については、JRAオフィシャルページや「Stage One」のデータでご確認ください。
このレースの結果は、次の通りです。
こんな簡単な方法で、的中出来てしまうのです。
次は、2019年11月17日(日)に行われたマイルチャンピオンシップです。
これは、少し迷うケースです。
単勝・複勝の過剰は、ありません。差の棒グラフで、馬連過剰を見るのですが・・・・
棒グラフが上に長い馬をピックアップすると、5番・7番・12番あたりになるでしょう。
基本的、一番長い馬を狙えば良いのですが、5番・7番の馬連過剰が同じ程度です。
どちらかを軸にするのですが、どちらも一口クラブの馬なのです。
従って、私のポリシーにより、このレースは見送りしました。
もちろん、前回言った通り、一口クラブの馬を軸にしてはいけないと言っている訳ではありません。
皆さんは、ご自由にと言うことです。
このレースの結果は、次の通りです。
軸候補の2頭が馬券に絡んできましたが、これはこれで納得の結果です。
次は、2019年10月20日(日)に行われた菊花賞です。
これも、迷うケースです。
単勝・複勝の過剰は、ありません。2番がほんの少し単勝過剰ですが、程度が低すぎます。
差の棒グラフで、馬連過剰を見るのですが・・・・
如何ですか?
棒グラフが上に長い馬では、1番・12番・14番がピックアップされるでしょう。
基本的、一番長い馬を狙えば良いので、14番となりますが、最初は難しく感じるかも知れませんね。
私は、20年間グラフを眺めていますので・・・・・・・。
14番はサトノですから問題はありませんが、念のため、1番と12番の馬主を見てみましょう。
1番がキャロット、12番がレッド(東京HR)で、軸にはできません。
これも14番を軸にする補強材料となっています。
このレースの結果は、次の通りです。
最後に、2019年10月27日(日)に行われた天皇賞です。
これは、ビジュアル馬券術適用外のレースです。
ビジュアル馬券術では、馬連得票率が30%を超える馬があるレースは対象にしません。
「Stage One」ユーザーの皆さんは、ご自身のデータで確認してください。
次回は、前回解説した2019年11月16日の週の続きを解説する予定です。
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